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2000年1月10日 (月)

第10回 成人の日

 朝方の雨も上がって、凛とした冬の青空が仕事場の窓に広がっている。

 30年も前の成人式の日、私は何をしてたのだろう。地元の名古屋にいたから小学校で行われた成人式には出席した記憶があるが、その時どんな行事があったのか、終わった後皆と何をしてたのかまでは思い出せない。長髪にジーンズ。それが時代のスタイルだったが、その日は親に買ってもらった新調の紺のスーツに窮屈な思いをしたことを思い出す。  

 学生運動のまっただ中の二十歳だった。全てが心地よい思い出ではない。ともに学生時代を過ごした同世代の仲間に会っても、その時代のことを語ることはあまりない。50を過ぎた今も、自分の中に収拾のつかない混乱の魂が存在しているせいかもしれない。自分の無知や弱さ、卑怯さをいやというほどさらけ出され、地べたを引きずられるような憂愁の時代だった。思い出したくない、他人に語りたくない自分の青春って、いったい何だったのだろう。  

 あわただしく正月競馬が終わって、きょうは成人の日。つい懐かしくもあり、つらくもあった自分の二十歳の日々を思い出す一日だった。ときおり、その頃好きだった女の子のことは思い出すが、青春時代といっても、思い出したくないような時間があるのはやっぱりやるせない。  

 事務所にも今年成人式を迎えるスタッフが3人いる。せめて精一杯、好きなことだけを好きなように、生きてほしい。どうか、頑張りすぎないように。自分が一番自分らしく生きられるように、リラックスして、ゆっくりと、自分の運を信じて、人生を楽しんでほしいと願っている。  
 成人の日、おめでとう。  

 9日、中山のダート重賞・ガーネットステークスは明け5歳のトロットスターに期待したが、11着と大敗。素直にダートの実力馬セレクトグリーンから入る手だった。トロットスターは近走、スワンS、富士S、スプリンターズSと芝の短距離で古馬に混じって好走、スピード指数も90を越すところまで上昇していただけに、ダート適性さえあればここでも戦えるはずだと思い本命に推した。デビューから5戦ダートを使って(2201)の成績が示すとおり、案外芝よりも適性が高いかもしれない。不安があるとしたらパワーのいるダート戦にも関わらず先行指数がなく、レースの流れについていけないという点だったが、結果その不安が当たってしまった。

 レース後、「芝の部分はよかったが、久々のダートに戸惑っていた」と藤原騎手はコメントしているが、多分そうなのだろう。3コーナーからもうペースについていけず、ずるずる下がる一方だった。たぶん力のいるダートを乗り切るだけのスタミナ系の筋肉のトレーニングがまだ不十分だったのだろう。今のところ軽いスピードを生かすレースをした方が持ち味が生きるのではないか。
 

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