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2000年5月 3日 (水)

第24回 マチカネホクシンに勝機

 ニュージーランドTの勝ち馬で3歳王者のエイシンプレストン、きさらぎ賞、毎日杯の勝ち馬シルヴァコクピットのリタイアで混戦になった今年のNHKマイルカップ。
 
 ただ、スピード指数から見るとニュージーランドT組が上位にあるのは明らか。そのレースで2、3着を占めたマチカネホクシン、アグネスデジタルはレースの中心を構成する馬と考えて良いはず。芝のレースで80以上の指数を記録しているのはこの2頭だけだし、近走、芝のレースでの勝鞍がないとはいえ、指数の伸びと安定感は他の馬たちよりは信頼できる。
 
 通常、マイル戦はスピードもスタミナも必要とされる距離だが、先週までのCからA1にコースが替わることも頭に入れておく必要がある。先週のCコースの馬場状態がマイナス8だったことから考えると、内ラチを使うA1コースはより一層スピードが求められることになりそう。力のいるマイルというより、スピード上位の戦いになるはずだ。  

 ということは、先行指数より上がり指数が問題。実際、過去の同レースを分析すると、前走の上がり指数上位馬の台頭が目立つ。今年のメンバーで上がり指数を評価できる馬はマチカネホクシン、イーグルカフェ、トーヨーデヘア、アグネスデジタル、ピサノガルボなどだが、過去の4年の上がり指数のレベルから見て、本当に評価できるのはプラス10の上がり指数を持つマチカネホクシンだけだ。  

 速い馬場に対応できるスピード能力はどうか。マチカネホクシンとアグネスデジタルを比べると、上がりの脚の鋭さからマチカネホクシンのほうが軽いスピードがありそう。他に上がりの脚に自信を持てそうな馬が見あたらないだけに、距離、馬場の適性ともに高いマチカネホクシン中心で良いのではないか。ただ、後方からしかレースが出来ないため、追って届かずという取りこぼしが心配といえば心配だが。  

 一方、アグネスデジタルは先行力はあるが、スタミナ上位で切れる脚がない。本質的に距離がのびだほうがいいはずだ。当日の馬場状態がスピード上位だとすると、スピードという点でマチカネホクシンに一歩譲る格好。マイル戦でペースがゆるむことは考えにくいから、前々でレースを進めた結果、坂の上で瞬発力勝負になったとき、脚が止まってしまうこともあるのではないか。  

 イーグルカフェも人気のようだが、スローペースになれきってしまって、今のところペースが上がったときの対応が出来ていない気がする。それならまだ、トーヨーデヘアのほうが上位に食い込む可能性が高いのではないか。  

 いずれにせよ、例年のレベルと比較すると、かなりレベルが低いメンバー。
 上位の4、5頭をのぞけば、抽選待ちのエイシンデントン、ミスターサウスポー、ネオポリスなどのほうが良いところがありそうで、連下は混戦だ。

 ◎マチカネホクシン、○アグネスデジタル、×トーヨーデヘア、▲イーグルカフェ、△スイートオーキッド、ノボジャック、ラヴィエベル、マイネルブライアン、ユウマ。抽選組ではエイシンデントン、ミスターサウスポー、ネオポリス。

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