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2000年10月11日 (水)

第33回 秋華賞

 今年の秋華賞も荒れるのだろうか。スピード指数の出馬表を眺めながら、まず、そんな印象にとらわれる。秋華賞として実施された過去4年のうち、3回が万馬券では固く考えるなどできない。もともと牝馬のレースは難しいものだし、成長途上にある4歳限定のレースなら、荒れても不思議ではない。

 例年同様、秋華賞は今年も難解なレースだ。今年は芝の最高指数が77と いうメンバー構成で、今年の4歳牝馬世代は相当レベルが低い。

 人気上位はオークス馬シルクプリマドンナ、桜花賞馬チアズグレイス、ロ ーズSの勝ち馬ニホンピロスワンなど。

 京都の内回り2000メートルは先行馬有利というのが定説だが、それは スローペースが前提でのこと。これまでの4年間、秋華賞当日の馬場指数と ラップタイムを比較してみると、4年とも明らかにハイペースだったことが 分かる。過去にその厳しいペースを先行して連対したのはファビラスラフイン、キョウエイマーチだけだったが、両頭のその後の活躍を裏付けるデータ であるともいえる。結果的に毎年、後方からの一気の追い込みが鮮やかに決まってしまうというのが秋華賞の展開である。今年のメンバーの平均先行指数とレベル、馬場状態を合わせて考えると、今年もハイペースの傾向は変わらないのではないかと思える。

 とすると、どんな馬が有力になるのだろう。まず何よりも直線での瞬発力がある馬でなければならないはずだ。近走の上がり指数上位はティコティコ タックの13、シルクプリマドンナ、グランパドドゥの12、チアズグレイスの11などだが、どれもスローぺーのものだけに信頼はできない。スローペースでないレース(ペース指数−10)での上がり指数上位はニホンピロスワンの5、トーワトレジャー、マターラミツル、ポンデローザの1などだ。

 過去4年、勝ち馬のすべてが近3走内に、スローペースでないレースでプラスの上がり指数をもっていたことを考えると、今年の有力馬も同じ条件をクリアできるニホンピロスワン、トーワトレジャー、マターラミツル、ポンデローザに絞り込めるのではないか。

 合わせて、ハイペースという展開上、中段から後ろに位置できる馬で能力のある馬を探すとすると、ニホンピロスワンがもっとも有力馬として浮上してくる。

 ニホンピロスワンはハイペースで持ち味の直線での切れが生きそうな馬。この夏、古馬との対戦を経て、ここにきてようやく本格化してきた印象がある。距離も平均ペース以上なら2000メートル前後が合うのではないか。前走、ローズステークスはシルクプリマドンナやチアズグレイスなどクラシック組が休み明けで本調子になかったとはいえ、最後方からの追い込みは見事だった。京都の軽いスピードに対応できる切れはシルクプリマドンナやチアズグレイスよりも上なのではないかと思っている。

 ◎ニホンピロスワン、○ジェミードレス、×トーワトレジャー、▲マターラミツル、△シルクプリマドンナ、ポンテローザ、マルターズスパーブ、 チアズグレイス。(西田)

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