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2001年3月21日 (水)

第45回 高松宮記念は3強の戦い

短距離戦は何があっても不思議ではないと思ってしまう。
どんなに堅い本命馬でも、短距離戦ではあてにしずらい。配当も長距離より短距離の方が高配当が多い。それは速度と時間の関係によるのではないか。レース中に起こる出来事、要素に対応できる時間的な余裕があるかどうか。長距離戦なら立て直す時間的余裕があるが、高速でレースが進む短距離はその余裕をもてない。短距離戦ではほんのわずかな要素が結果として大きな違いをもたらす。

今週のGI・高松宮記念も電撃の1200m戦。

1200mを中心にスピード指数上位馬をピックアップしていくと、トロットスター、ブラックホーク、ダイタクヤマトの3頭が抜けた存在。安定して100を越す指数を叩き出せるのはこの3頭しかいない。ちなみに指数を95まで下げたとしても、他にピックアップできるのはダイワカーリアンとタイキトレジャーのみ。ここは3強と他の馬たちとは指数差が大きく、巷の噂通り、3強の戦いと見るのが妥当だろう。

ただ、3強の比較では、指数差は1前後しかないし、指数の安定感でもほとんど差は見えない。結局、脚質の違いが結果を左右するのではないか。

ダイタクヤマトは3頭の中では一番先行力が高い。位置取りも2、3番手につけ直線抜け出すレースが定着している。軽い瞬発力では3強の中では分が悪いが、馬場状態が悪くなれば、スタミナの先行力が生きる。

ブラックホークは中段に位置して、機をうかがうタイプ。先行力もあるのだが、その分瞬発力が中途半端で、追っても届かず、近走は取りこぼしが多い。

トロットスターは先行指数も低く、3強の中では一番後方からのレース。持ち味は軽い瞬発力で、目下3連勝中。瞬発力は3強の中でも最も高い。前走指数が98に下がったが、直線前の壁をさばくのに多少時間がかかったためで、問題はない。ただ、脚質が後方一気のため、同じような不利を受けやすいのも確か。また、力のいる荒れた馬場は減点材料。

こうしてみていくと、スローペースならダイタクヤマト中心。ハイペースならトロットスター。平均ペースならブラックホーク中心と見て良いのではないか。先行指数の平均値から考えるとペースは平均より少しスロー気味に推移しそうだが、G�Tだけにペースはもっと上がるはず。とすると、ペースはトロットスターに有利に働く。3強で軸馬を決めるならトロットスターだろう。

いずれにせよ、3強が共倒れになることは考えにくいが、3強で決まるともいえない。前述したとおり、魔のスプリント電撃戦。必ず何かが突っ込んでくるのではないか。

伏兵を、ということになると瞬発力のあるタイキトレジャー、ビハインドザマスク、ワシントンカラー、ビーマイナカヤマ、メジロダーリング、シンボリスウォード。前残りでダイワカーリアン。

中でも休み明けビハインドザマスクの瞬発力は要注意。馬場状態が良ければ単も狙える。また、近走適性のないレースでいいところがないビーマイナカヤマも芝の短距離で瞬発力がいきるかもしれない。

中京の馬場は先週からBコースにコース替わり、土曜日こそマイナス7と良好だったものの、日曜日はプラス5と荒れ馬場に一変。今週どこまで回復するか気にかかるが、ある程度のスタミナは求められる馬場なのではないか。

◎トロットスター
○ブラックホーク
×ダイタクヤマト
▲タイキトレジャー
△ビハインドザマスク
△ワシントンカラー
△ビーマイナカヤマ
△ダイワカーリアン
△シンボリスウォード

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