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2001年4月 4日 (水)

第46回 良馬場なら中心はテイエムオーシャン

先週は春の雪に驚かされたが、春先の天気のように、あてにしづらいのが牝馬のレース。 過去のデータを見ると桜花賞も堅く収まることの少ないレースだ。

桜花賞を難しくしている要因は「あてにしづらい牝馬」のレースという理由だけではない。 キャリアの浅い3歳ということもあるが、むしろ一番の要因はペースにあるのではないか。

過去10年、桜花賞の前半の平均タイムは34秒81で、上がりタイムの平均は36秒84。前半が相当速く、圧倒的なハイペースが桜花賞のペースだといえる。これは桜花賞だけの傾向ではない。阪神の1600メートル戦はスタートから3コーナーまできついカーブがなく、前半スピードに乗りやすいコースの形態に起因しているのだろう。とすると、今年の桜花賞もハイペースを前提に考えなければならない。ハイペースなら追い込みがきく。瞬発力の勝負だ。ただ過去の桜花賞は先行指数の平均でマイナスになることが多かったため、先行馬が総崩れのレースも多かったが、今年は比較的ペースの厳しいレースを耐えてきた馬が多いのが特徴。
同じハイペースでも、今年の場合は少し前でレースができることが必要になるかもしれない。

今年の出走予定馬の直前指数上位は83のダイワルージュ、83リワードアンセル、77テイエムオーシャンなど。直前の指数のレベルを73まで、少し下げてみるとサクセスストレイン、ネームヴァリュー、ハッピーパス、ムーンライトタンゴも候補になる。もちろん過去に高い指数を出したことのあるタシロスプリング、テンザンデザートも要注意だ。

しかし、指数が高いだけではハイペースの桜花賞を勝てない。問題は直線の瞬発力だ。

瞬発力の上位はムーンライトタンゴ、テイエムオーシャン、サクセスストレイン、ダイワルージュ、ハッピーパス、フィールドサンデー、タケイチイチホース、リワードアンセルなどだが、スローペースのものを除くと、瞬発力はテイエムオーシャン、サクセスストレイン、ハッピーパス、フィールドサンデーの4頭が上位。

それぞれのレース内容を考えると、今年の桜花賞の中心はテイエムオーシャンだろう。

テイエムオーシャンは5戦4勝。唯一の一敗は札幌3歳Sでのもの。まだ同世代の牝馬には負けたことがない。厳しいペースの経験はないが、瞬発力は切れがあり、今のところ距離は1600がベスト。休み明けの前走チューリップ賞も、2、3番手につけ直線で後続を4馬身突き放す文句ない勝ち方だった。2歳の8月にすでに77の指数を示していた馬、前走は77の指数にとどまったが、自然成長分を考えれば、まだ相当の余力を秘めているのではないか。

相手は瞬発力にいいものがあるサクセスストレインとハッピーパスを上位に取る。単穴ならスローぺースとはいえ、前走、初芝で抜群の切れを見せたムーンライトタンゴ。

しかし、上位に取り上げた馬たちはともに平均先行指数がなく、馬場が渋ったときは不安もでてきそう。稍重程度ならテイエムオーシャンでいいが、重馬場になったらダイワルージュとリワードアンセル、ネームヴァリューなどが浮上しそう。特にダイワルージュとリワードアンセルは前走の指数も高く、馬場状態に関わらず、ここからはいる手もありそう。

◎テイエムオーシャン
○サクセスストレイン
×ハッピーパス
▲ムーンライトタンゴ
△ダイワルージュ
△リワードアンセル
△フィールドサンデー
△タケイチイチホース
△ネームヴァリュー

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