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2001年5月 2日 (水)

第49回 NHKマイルは堂々クロフネ

昨年まで外国産馬はダービーに出走できなかったが、 今年から外国産馬のダービー出走が認められることになって、 NHKマイルカップも外国産馬たちの出走権をかけた戦いの舞台になった。

いつものように過去5年、NHKマイルカップ連対馬の特徴をチェックする。

しかし、それは単にスピード指数の高低ではなかった。先行指数が生きるレースでもなかった。 もちろん、単純に上がり指数が問題になるわけでもない。過去の5年の出馬表を 丸2日眺め続けても、NHKマイルカップの連対馬に共通した条件を見いだせなかった。 それでもいくつかの条件はある。

マイル戦は厳しいレースである。特にNHKマイルカップは前半速いだけでなく、 決め手となる後半の上がりの脚がなくてはならない。 行くだけ行って力で押し切るタイプや、早熟タイプはここで振り落とされる。 どんなにスピード指数が高くても前走1200を使った馬の連対はない。

またABCとXYZを比較するとABCの方が連対率が良く、単独のXYZの連対はない。 前走が自己最高指数であることや、この3戦でスピード指数を上げてきていることも 連対馬の要素である。その意味で、前走の指数が比較的重要で、順調に能力を伸ばし、 成長をしていることが重要なのだろう。クロフネを筆頭にスティーマー、シャワーパーティー、 ゴッドオブチャンス、スマッシュキングなどがこの条件をクリアする。

加えて、何よりも必要なのは直線の瞬発力だ。もちろん重い馬場の瞬発力ではない。 それは軽くスピードの出やすい良馬場での瞬発力でなければならない。 上がり指数と馬場指数の関係で瞬発力をはかると、 その高い順に着順が決定されているわけではないものの、 軽い瞬発力で上位にあることは必要な要件になっている。

NHKマイルカップはどうしてもハイペースになりがちで、逃げ馬の連対はないし、 先行馬も連対しにくい。それだけに瞬発力は重要な武器になるのだろう。 ただ、今年のメンバーと過去5年のメンバーとでは平均先行指数に大きな違いがある。 今年は例年より10近く先行指数が低い。 とはいえNHKマイルカップがスローペースになるとは思えず、 例年のようなペースで行ってしまったら先行馬は総崩れで、後方一気の差し脚、 瞬発力の戦いになってしまうのではないか。

こうして、いろいろな条件で出走馬たちをふるいにかけても、必ず残ってくるのがクロフネ。

前走の毎日杯は2番手につけ、直線抜けだすとあっという間に5馬身差で圧勝。 スピード指数も92を示した。クロフネはダービーを意識してか、 これまで2000メートルを中心に戦ってきた。当然スローペースが多かったが、 それでも着実にスピード指数を伸ばしてきたし、今回のメンバーなら上がり指数でも最上位。 不足はない。前走の指数92は皐月賞でも2着に食い込めるもの。 今回他の馬たちとはあらゆる指標で上位にあり、中心はこの馬以外に取りようがない。 デビュー当時からダービー出走を目指してきた馬だけに、 ここはすんなりと勝ってダービーに臨みたいところだろう。

相手は瞬発力で上位にあるスティーマー、シャワーパーティー、キタサンチャンネル、 ネイティヴハート、エアヴァルジャンなどをとったが、他に伏兵も多く、連下は混戦とみたい。

◎クロフネ
○スティーマー
×シャワーパーティー
▲キタサンチャンネル
△ネイティヴハート
△エアヴァルジャン
△メジロキルデア
△スマッシュキング
△エイシンスペンサー

 

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