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2001年5月16日 (水)

第50回 オークスはカンタン?

スピード指数で見ると93年以降8年間、オークスでは必ずAB馬が連対を果たしている。 また、スローペースのチェックをマイナス10としたとき、前走がスローペースでないこと、 スローペースに該当する場合2000メートルのレースで勝っていること、 という条件を満たしている。

これだけを見るとオークスは簡単に見える。 AB馬を軸に、スローペースで勝てなかった馬を除外して、残る馬たちに流せばよい。 今年のAB馬はサマーキャンドル、アスクコマンダー。スローペースのチェックで残るのは、 アデレードシチー、オイワケヒカリ、テイエムオーシャン、ネームヴァリュー、 ブライアンハニー、ポイントフラッグ、モットヒカリヲの7頭だ。 強いといわれるテイエムオーシャンからAB馬のサマーキャンドルと アスクコマンダーの2頭に流せばいいのかもしれない。

今年も簡単に決まってしまうのだろうか。

オークスは番組の編成上どの馬も2400メートルが初体験で、 過去のレースから距離適性を推し計るのが難しいことにある。 主力馬たちがローテーションとして選択する桜花賞は1600であり、スピードと瞬発力の勝負。 そこからいきなり2400に距離が伸び、スタミナをベースにしたスピードが問われるわけで、 過去10年間、桜花賞とオークスを連勝した馬は93年のベガただ一頭しかいない事実が示すとおり 桜花賞の勝ち馬とはいえカテゴリーの違うオークスをも勝つことは非常に難しい。 それは求められる能力が違うからだ。

過去の連対馬をチェックしてみても、ほとんどの馬たちがスタミナの指標で 平均以上の水準を確保している。力のいる馬場状態であっても確実に直線伸びる脚、 スタミナがなくてはならないのだ。過去連対してきたAB馬も同様である。

今年、スタミナの上位はダイワルージュ、シェリルウーマン、 テイエムオーシャン、ネームヴァリューなど。 A馬サマーキャンドル、B馬のアスクコマンダーはスタミナ指標が足りない。 そういう点で今年は単純にAB馬から、とはいかないだろう。

中心はやっぱり桜花賞馬テイエムオーシャン。 6戦5勝、唯一の敗北は牡馬との戦いになった札幌3歳だけ。 本質的にはマイラーのような気がするが、もちろんどの馬も距離の不安は抱えており、 そのことをあまり意識しないほうがいいかもしれない。 いずれにせよ、ペースはスローに落ち着くはず。 だとすると先行するテイエムオーシャンはレースがしやすいし、 折り合いさえつけば、距離の課題も克服できるはずだ。

相手の筆頭にはダイワルージュを取る。前々走、馬場状態の悪い中山のアネモネSを快勝。 スタミナの問題はない。桜花賞では出遅れて後方からのレース。 直線一気に追い込んだものの届かず3着に終わった。 本来先行馬であり、出遅れがなければチャンスもあったのではないか。

桜花賞2着のムーンライトタンゴはスタミナの指標で不満が残るが、切れのある上がりの脚、 瞬発力ではナンバーワン。超スローペースにでもなれば、チャンスも出てくる。

他ではシェリルウーマン、ブライアンハニー、オイワケヒカリなどが気になる。 人気の中心は桜花賞の上位馬に集中しそうで、連下に人気薄の馬が飛び込んできて、 配当的には楽しめるオークスになるのではないか。

◎テイエムオーシャン
○ダイワルージュ
×ムーンライトタンゴ
▲サマーキャンドル
△シェリルウーマン
△アスクコマンダー
△ブライアンハニー
△アデレードシチー
△オイワケヒカリ

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