« 第51回 新世紀ダービーはジャングルPに一票 | トップページ | 第53回 オペラオーは強いけど、買わない »

2001年5月30日 (水)

第52回 瞬発力でテスタロッサ

安田記念は数あるG�Tの中でも毎年レベルが安定したメンバーが集まる。 それは、日本のレース体系がスピードを必要とする中距離にあり、 必然的に1600から2000前後に適性を持つ馬が多く、 全体のレベルを押し上げているからなのだろう。 今年のメンバーを見ても、スティンガー、トロットスター、メイショウオウドウ、 ブラックホークなど、かなりの実力派が揃った。 

過去の連対馬の特徴を見ていく。まず、先行指数には全く特徴はない。 先行指数があっても、なくても、連対条件にはならない。 マイルのレースは展開不問、ということか。

しかし、前走スローペースだった馬の連対は過去5年、グラスワンダーだけ。 厳しいペースが基本となるマイルのG�Tでは、ペースに対する対応力がなくてはならないはずだ。 当然、前走スローペースでないレースで、プラスの上がり指数を示していることは必要条件になる。 グラスワンダーも前走はスローペースだったとはいえ、勝っているし、スピード指数も99、 前々走にはきっちりと上がりの脚を示していた。 97年の2着馬ジェニュインだけはとらえどころがないが、 2走前にG�Tマイルチャンピオンシップを勝っているのだから、 もともとマイルの適性は高かったはず。

マイルの適性という点でも検証してみたが、確かに過去全体で見ると前5走内で、 マイル戦での高いスピード指数が必要だということもできるが、 近年はマイルの実績がなくても連対は可能。

問題なのは瞬発力だった。

過去の勝ち馬はデータのないフェアリーキングプローンを除いて全て、 前走に高い瞬発力を示してきた馬たちだった。 この瞬発力は馬場状態と上がりの脚との関係で計ることができるが、 芝の短距離では一瞬の切れ味が勝負を決するだけに、 非常に重要な指標になるのではないかと思っている。

今年のメンバーではテスタロッサ、スティンガー、アグネスデジタルが瞬発力の上位3頭だ。 マイル戦であっても短距離並みの瞬発力が求められるということは、マイルのG�Tでは、 それほどスピードに優れていなければならないことの証だろう。 いずれにせよ、勝つのはこの3頭のどれかのはずだ。

中心にはオーストラリアのテスタロッサを取りたいと思っている。 前走の京王杯は最後方から一気の脚で5着。 目標は京王杯ではなく、この安田記念で、当然余裕残しの作りだったはずだし、 レースもスティンガーの後ろから追ったものの直線水をあけられる内容。 「無理せず」上がりだけ追ってみたという印象のレースだった。 オーストラリアでは1400に適性を示してきた馬だが、 オーストラリアの芝は非常に深く、力もいる。 スピード上位の東京の芝なら1600に伸びても十分に戦えるはずだ。 スローペースだとつらいが、ハイペース必至の安田記念だからこその馬ではないか。

相手はスティンガーとアグネスデジタルが本線。 ともに休み明け京王杯を戦った馬だが、マイルの適性は高いし、 先に述べたように東京コースに必要な瞬発力も上位だ。 ただ、スティンガーは牝馬だけに安定感で一抹の不安も。 他ではジョウテンブレーヴ、エイシンプレストンがいい。

荒れることも多いレースだが、馬券は上位のボックスでまとめられたらと思っている。

◎テスタロッサ
○スティンガー
×アグネスデジタル
▲ジョウテンブレーヴ
△エイシンプレストン
△メイショウオウドウ
△フェアリーキングプローン
△ブラックホーク
△トロットスター

|

« 第51回 新世紀ダービーはジャングルPに一票 | トップページ | 第53回 オペラオーは強いけど、買わない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/10736468

この記事へのトラックバック一覧です: 第52回 瞬発力でテスタロッサ:

« 第51回 新世紀ダービーはジャングルPに一票 | トップページ | 第53回 オペラオーは強いけど、買わない »