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2001年10月10日 (水)

第65回 ドリーム秋華賞になれば

 5年間で4回の万馬券決着。高配当で波乱になる秋華賞が今週のG�T。調子の波が大きい3歳牝馬のレースだけにその結果も当然と思わないでもない。
 しかし、ペースや、展開など偶然的な要素はあるにしても、過去の出馬表を丹念に見ていくと、勝った馬や、2着になった馬にはちゃんとした理由、能力の裏付けがあることが分かる。
 前走についてみていくと、まず芝の1800以上の距離で、スローペースでないレースの上がり指数がプラス5以上あること。そして、前走がスローペースのレースなら勝っていることが条件(過去5年、7頭該当)。それ以外の連対馬3頭はすべて、前走に平均先行指数以上ある馬。
 休み明けで連対したのは、抜けた高い先行指数を示していたファビラスラフインだけで、順調さは重要な要素だ。といってもこの5年、AB馬の連対はなく、ランク馬の中ではX馬の3連対が目立つ程度。
 過去の指数との関係を見ていくと、前走がその馬の最高指数だった馬は99年の2着馬クロックワークだけ。他の馬たちは前走よりも過去に高い指数を示しており、余力を持って前走を勝った馬や、前走で復調のきっかけをつかんだ馬たちのレースだと考えたほうがいいのかもしれない。
 あとひとつ、特徴的なことはスタミナのいる馬場状態で高い指数を示している馬たちが多く連対してきたということ。力のいる馬場状態で勝っているか、プラスの上がり指数を示したかは判断の材料になる。(例外は96年2着エリモシックのみ)
 京都の内回りは道中に坂がなく、直線が短い。また開幕2週目の開催で馬場状態も良く、本来なら先行馬有利のレースなのだが、過去のラップを見ると意外とハイペースが多い。それだけ、エネルギーの消耗が激しいレースであり、それを乗り切るだけのスタミナがあるかどうか、さらに最後の直線での瞬発力があるかどうかが問われる。
 今年の出走馬の特徴は前走にスローペースのレースが多かったこと。前年までの連対馬の条件である「前走、スローペースでないレースでプラス5以上の上がり指数を示した馬」はいないし、「スローペースで勝った馬」はレディパステルだけ。過去にさかのぼってみても、スローでないレースでプラス5以上の上がり指数を示した馬はテイエムオーシャン、ドリームカムカム、レディパステル、ムーンライトタンゴ、サクセスストレインの5頭にすぎない。一方スタミナに優れた馬はダイワルージュくらいしか見あたらない。
 平均先行指数もマイナス7.5を示しており、過去最低。普通のレースならスローペースになるはずだが、ここは格にあったペースになるはずで、能力以上にペースは上がる。とすると、先行して残れるのはスタミナの土台がある馬、他の先行馬は直線で脚をなくす。そして、追い込み馬たちが瞬発力で襲いかかる。
 馬連の軸馬ならダイワルージュ。馬場状態の悪かったアネモネ賞を先行して83の指数で勝ったスタミナは評価できる。ただ、2着候補であっても、勝つのはこの馬ではないだろう。勝つのは瞬発力のある馬だ。瞬発力上位はドリームカムカム、ショウナンバーキン、テイエムオーシャン。加えてレディパステルまで。ショウナンはスタミナに欠け、テイエムは休み明け。ここは速い馬場で適性を示してきたドリームカムカムの瞬発力に期待したい。

◎ドリームカムカム
○ダイワルージュ
×レディパステル
▲テイエムオーシャン
△ショウナンバーキン
△ローズバド
△ムーンライトタンゴ
△ノブレスオブリッジ

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