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2001年10月17日 (水)

第68回 菊花賞は3強の戦い

 今週は牡馬の3冠の最終戦・菊花賞。
 いくらスピードのでやすい軽い馬場の京都といっても、3000メートルの距離をこなすにはスタミナの核がなければならない。スピードとスタミナの適性を意識して過去の菊花賞を分析していくと、そういう結論になる。マチカネフクキタルが33秒9の上がりタイムで勝った97年の菊花賞も、ナリタトップロードが34秒0の上がりタイムで勝った菊花賞も、出走馬の中でよりスタミナに優れた馬たちが毎年、勝利を収めている。ステイヤーの血を残すレースとして多少の疑問はあるにしても、結果的にその世代を代表するステイヤーの戦いに違いはなかった。
 過去の菊花賞の連対馬の条件はまず、ベスト4指数馬(3走内の高い指数上位)であること。過去6年、ベスト4指数馬以外で連対したのは97年のダイワオーシュウだけ。また、平均ランクで上位にある馬が必ず連対していることも特徴のひとつで、それもC馬までに限られる。
 ということはまず、同世代の中で高い指数を示した実績があり、かつ安定して高い指数を出す能力がなければ菊花賞を勝つことはできないということ。展開やアクシデントなどで指数を上下させる馬や、近走、同じ世代との戦いで大きく負けた馬の巻き返しは考えにくいレースだ。 
 過去の連対馬は前記に述べたような指数上の特徴を備えた馬たちだが、もう少し踏み込んでスピードとスタミナの部分で検証してみよう。
 まず、該当するベスト指数が2000以上の距離でのものであること。そして、その中でも勝ち馬についてはエネルギー消耗の激しい馬場状態で高い指数を示していることを付け加えておかなければならない。
 馬場状態がプラスであれば良いが、そういう馬場状態がない年であっても、2000以上の距離で、ベスト4指数の中でもっとも馬場が悪い(エネルギー消耗が激しい)状態の時の指数上位馬たちが中心を占めてきた。
 今年の出走馬で見ていくと、ベスト4指数該当馬は91以上の指数を示したジャングルポケット、ダンツフレーム、エアエミネム、サンライズペガサスまで。平均ランクのABCもジャングルポケット、ダンツフレーム、エアエミネム。ともに距離の問題はなく、今年の菊花賞は人気になりそうなこの3頭が主力になりそう。
 スタミナのいる馬場状態で、高い指数を示しているかというフィルターでは、ジャングルポケット、ダンツフレームは問題なくクリアする。エアエミネムは2頭と比較すると少し分が悪いものの、他の馬たちとの比較では上位。サンライズペガサスはスタミナの指標で3強に水をあけられ遅れをとる。
 スピードとスタミナの点で見ていくと、今年の菊花賞はジャングルポケット、ダンツフレーム、エアエミネムが3強を形成。彼らについては他の馬たちとは、ひとつレベルが違うように思える。
 3強に能力差はないものの、スタミナの指標を重視すると、馬券はジャングルポケット、ダンツフレームの1点。
 ただ、スローになるレースの流れから考えると、レースを征するのは、後方一気のジャングルポケットより、前走、前々でレースを進めてきたダンツフレームに有利ではないか。

◎ダンツフレーム
○ジャングルポケット
×エアエミネム
▲サンライズペガサス
△ダービーレグノ
△テンザンセイザ
△ビッグゴールド
△アグネスゴールド

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