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2001年10月27日 (土)

第73回 10月28日の単勝有力馬

 クロフネには驚いた。ダートの経験がなかったから、軽視してしまったが、あれほど強いとは思わなかった。芝のレースと違って、見違えるような行きっぷりの良さ、加えて直線でのスピード、どこをとっても完璧な強さのように見えた。土曜日のダートの馬場指数をざっと計算して、クロフネのスピード指数を出してみたら楽々110を越えた。芝よりもダートに適性がありそうで、ダートに路線を移せば、たいていのレースは勝ってしまうのではないか。現役最強のダート馬が誕生するかもしれない。さて、さて、芝の現役最強馬、テイエムオペラオーの天皇賞はどうでしょうか。

東京11R 天皇賞
 1番 ロサード
 2番 メイショウドトウ
11番 ダイワテキサス

芝の中距離戦では通常スピードもスタミナも求められる。これをスピード指数上の特徴で言い表すと「スローペースでないレースで高い上がり指数を示してきた馬」たちのレース。過去6年、天皇賞の全ての連対馬は5走内に95以上のスピード指数で走り、その時の上がり指数がプラス5以上あった。今年のメンバーから該当する馬をピックアップするとテイエムオペラオー、メイショウドトウ、ダイワテキサス、ロサード、メイショウオウドウ、アグネスデジタルの6頭。アグネスデジタルとメイショウオウドウはマイルがベストの距離で今回は少し距離が長いだろう。メイショウドトウは休み明けの不利を抱えている。実績、適性からテイエムオペラオーがもっとも勝利に近いようだが、前走の内容は昨年の勢いを感じさせるものではなかった。ダイワテキサスは2000でも好走がないわけではないが、本質的にスピード上位の馬。消去法で考えていくと残るのはロサード。飛び抜けて高い指数はないが、東京での上がり指数の高さからコースの適性もあるはず。毎日王冠2着はもっと評価されるべきだし、好調さを買いたい。2番手にはメイショウドトウを取り上げたが、休み明けの不利を除けば、スピードもスタミナも備えたこの馬が一番勝利に近いと思っている。ダイワテキサスは軽い馬場が合う馬で、スタミナの点では不満が残るが、いまの軽い東京の馬場なら切れが鈍ることはないだろう。オペラオーとはずっと相性が悪いためか、あまり好きになれず、単候補には上げなかった。

京都11R 京洛ステークス
 4番 アイティースワロー
13番 エイシンコジーン
 8番 メイショウタツジン

スピード指数からはアイティースワロー、エイシンコジーンが抜けた存在。距離を考えるとエイシンコジーンは1000のスペシャリスト。荒れ始めた京都の芝1200ならアイティースワローが上だろう。人気のないメイショウタツジンを3番手に取り上げたが、アイティースワローがとばしすぎて直線脚が止まったとき。

福島11R 福島民友カップ
 1番 ディヴァインライト
 5番 ジョンカラノテガミ
14番 カルストンライトオ

ディヴァインライト、ジョンカラノテガミの戦い。今週から始まった福島だが、芝は少し力がいりそうで、軽い瞬発力、スピード上位のジョンカラノテガミより、スタミナの核があるディヴァインライトに向く馬場状態。

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2001年10月26日 (金)

第72回 10月27日の単勝有力馬

 寒くなって少し風邪気味。体が熱っぽい。ここ2週間ほど、夜に飲み歩くこともなく、静かに過ごしていたのに。
 早く帰宅していまは、ビデオで古いアメリカ映画を見ている。何かのテレビ番組で、アメリカ映画のベスト200を取り上げていて、その上位をメモしておいたものを順に観ているのだが、「市民ケーン」、「ゴッドファーザー」、「アラビアのロレンス」、「ET」など、観たものがあっても改めて観直すと新しい発見があったりして、秋の夜はそれなりに楽しい。
 アメリカ映画のベスト1として紹介されていたのは「市民ケーン」だったが、秋華賞で人気になったローズバドという名前はその映画の中で最大のキーワードとして登場する言葉だった。オーナーも映画の記憶があって、そこから名づけたのではないか。なかなかの映画ファンなのかもしれない。

東京11R 武蔵野ステークス
 4番 トーホウダイオー
 8番 エンゲルグレーセ
 3番 スターリングローズ

芝のレースならクロフネが強いが、ダートの能力は未知数。ダート戦に必要なスタミナの指標が見えない。ダートに能力のあるプリエミネンス、マチカネワラウカドなども休み明けで信頼はいまいち。近走好調なのはトーホウダイオー、エンゲルグレーセ、スターリングローズなど。ここは平均ペースで、先行馬有利の流れ。とすると直線の余力と差し脚で勝ち馬は決まる。東京の軽いダートでトーホウダイオーの脚が切れる

京都11R スワンステークス
12番 タイキトレジャー
 8番 ダイタクヤマト
10番 ビハインドザマスク

徐々に荒れてきた京都の芝は少し力のいる状態。軽い瞬発力だけならビハインドザマスク、ダイタクヤマトだが、短距離戦とはいえ行き過ぎれば後半脚が上がるし、軽いスピードだけの馬は追っても届かない。スタミナとスピードを備えたタイキトレジャーに向いた馬場状態だ。

福島11R 渡利特別
 8番 スリーフォーナイナ
 6番 スーパーアフリート
 4番 コスモスクランブル

順当なら安定した指数で上位にあるスリーフォーナイナとスーパーアフリートの戦い。ダートに必要なスタミナもあり、追い込む脚も上位。穴なら2走前、名古屋のダート交流競走を勝った3歳馬コスモスクランブル。

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2001年10月24日 (水)

第71回 ロサードの適性に懸ける天皇賞

 先週の菊花賞はスローペースにないた3強が連にもからめず、大波乱になった。勝ったマンハッタンカフェ、逃げ粘ったマイネルデスポットはともに平均先行指数を持った馬で、長距離戦での先行指数の意味を改めて考えさせられるレースだった。悔しくてその夜は朝方まで眠れなかった。
 気を取り直して、秋の天皇賞に向かおうと、過去6年分の出馬表を丸2日、眺め続けていた。それでもなかなか傾向をつかめないままでいた。分かったことはABCやXYZというランク馬が比較的よく連対しているということ。連対馬のスピード指数は最低でも95は必要だということ。高い先行指数も必要だし、上がり指数もポイントになっていること等々。
 ただ、どれも全てではない。
 先行指数が高いだけでは勝てないし、上がり指数が高いだけでも勝てない。
 東京の芝2000メートルは、中距離のカテゴリーのレースであり、通常スピードもスタミナも求められる。芝の中距離をスピード指数上の特徴で表すと「スローペースでないときに、高い上がり指数を示している馬」たちのレースである。
 その原点に気がついたのが昨日の深夜だった。
 早速、過去6年分の連対馬のデータを見直すと、全ての連対馬が過去5走内に95以上のスピード指数で走り、そして、その95以上の指数がスローペースでなく、かつ、そのレースでの上がり指数がプラス5以上あった。
 秋の天皇賞は中距離の王者を決定するレースであり、例年、ペースも比較的厳しいレースになる。だからこそ平均以上のペースで、レースが進められ、かつ直線に脚を残していなければならないのだ。
 そういう馬たちのスピード指数は当然、高いものであるはずだが、スピード指数は高くてもスピードやスタミナに大きく片寄った馬では秋の天皇賞を征することはできない。スピードとスタミナをバランスよく備えていなければならないのだ。
 菊花賞がスタミナ系の先行指数の生きるレースなら、高いスピード指数に加え、スローペースではないレースでの高い上がり指数こそが、中距離戦を征するために必要な最大の能力的特徴。短距離戦は瞬発力が基本になるはずだ。
 距離によって必要な能力が違うことに、もっともっと注意をはらい、意識すべきなのだろう。
 今年のメンバーから上記の条件に該当する馬をピックアップすると、テイエムオペラオー、メイショウドトウ、ダイワテキサス、ロサード、メイショウオウドウ、アグネスデジタルの6頭。
 アグネスデジタルとメイショウオウドウはマイルくらいがベストの距離で、今回は少し距離が長いのではないか。メイショウドトウは休み明けの不利を抱えている。とすると中心はテイエムオペラオー、ダイワテキサス、ロサードにまで絞れる。
実績、距離、適性、レース内容からするとテイエムオペラオーがもっとも勝利に近いようだが、前走、休み明けとはいえ何かもたもたとしたレースぶりで、昨年の勢いにないように見える。ダイワテキサスは2000でも好走がないわけではないが、本質的にスピード上位の馬。消去法で考えていくと残るのはロサード。マイルの馬と思われているが2000でも戦える力はあるし、条件も備えている。ただ、馬券は上位に上げた馬たちのボックスが安全かも。

◎ロサード
○テイエムオペラオー
×ダイワテキサス
▲メイショウドトウ
△メイショウオウドウ
△アグネスデジタル
△ジョウテンブレーヴ
△トーホウドリーム

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2001年10月21日 (日)

第70回 10月21日の単勝有力馬

東京11R テレビ静岡賞
 8番 アッパレイモン
 6番 アレグラール
 2番 バクシンヒーロー

ダートの準オープンのレースで、しかもペースは速くなりそう。まともには収まりそうもなく、瞬発力のある馬たちを上位に取った。アッパレイモンはスローペースとはいえ、梅田Sの上がり指数が光る。アレグラール、バクシンヒーローは力のいる馬場でも確実に差し脚を伸ばせる馬で要注意。また、目としてはとりあげなかったものの、ダイワメインも前走の指数、瞬発力を再現できれば大穴も。

京都11R 菊花賞
11番 ダンツフレーム
13番 ジャングルポケット
 8番 エアエミネム

他の馬たちとは指数差もあって、3強の牙城は崩れそうもない。長距離は騎手のペース判断が重要な要素になるだけに、単勝の妙味は武豊騎手に手が戻るダンツフレーム。エアエミネムは直線切れる馬だけに、3000の距離はもたないのではないか。

新潟11R 鏑矢特別
 7番 スペシャルエイジ
 2番 ニシノマリア
15番 バーデンフォンテン

直線1000メートル戦。経験と実績ならスペシャルエイジ、ニシノマリア。2頭に指数に差はないが、安定感でスペシャルエイジを上位に取った。バーデンフォンテンはテンからとばしすぎるのが欠点。行きたい馬が多く、前半は控えて、後半勝負に持ち込めれば。

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2001年10月19日 (金)

第69回 10月20日の単勝有力馬

東京11R 富士ステークス
12番 グラスエイコウオー
14番 クリスザブレイヴ
11番 マグナーテン

使われた順調さならクリスザブレイヴ、マグナーテン。マイル戦に必要な瞬発力も高く、 馬場の良い東京なら勝負になるだろう。ただ、気になるのがグラスエイコウオー。この 春のNHKマイルでは逃げて逃げてクロフネに2分の1馬身差の2着。自分で作ったペ ースだけに、能力をうかがわせる内容だった。そのときのスピード指数が93なら、成 長分を考えればここでも十分戦えるはず。

京都11R オパールステークス
 3番 エイシンスペンサー
 4番 オースミブライト
 8番 ミヤギロドリゴ

ハンデ戦らしく一長一短のメンバーだが、京都新聞杯2着の3歳馬エイシンスペンサー は斤量も軽く、ここをステップに飛躍がのぞめる。武豊騎手が騎乗するオースミブライ トも2000メートルは3勝しており、平均ランクも上位。前走、掛かってしまったミ ヤギロドリゴも折り合えば瞬発力は上位。新潟記念での差し脚はここにはいっても充分 買える。

新潟11R カブトヤマ記念
 8番 バンブーマリアッチ
 2番 マルタカファイスウ
 7番 マルブツグローバル

力の接近したメンバーで混戦。叩き2戦目のバンブーマリアッチを狙う。前走、新潟の 軽い芝に対応するスピードでも高い能力があることを証明。ハイペースになりそうなメ ンバーで直線の差し脚を生かせる流れは有利。マルタカファイスウは瞬発力に見所があ り、流れが向きそうなのも好材料。マルブツグローバルは瞬発力で2頭に劣るが、前走 のハイペースの経験が生きれば斤量も軽く面白い。

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2001年10月17日 (水)

第68回 菊花賞は3強の戦い

 今週は牡馬の3冠の最終戦・菊花賞。
 いくらスピードのでやすい軽い馬場の京都といっても、3000メートルの距離をこなすにはスタミナの核がなければならない。スピードとスタミナの適性を意識して過去の菊花賞を分析していくと、そういう結論になる。マチカネフクキタルが33秒9の上がりタイムで勝った97年の菊花賞も、ナリタトップロードが34秒0の上がりタイムで勝った菊花賞も、出走馬の中でよりスタミナに優れた馬たちが毎年、勝利を収めている。ステイヤーの血を残すレースとして多少の疑問はあるにしても、結果的にその世代を代表するステイヤーの戦いに違いはなかった。
 過去の菊花賞の連対馬の条件はまず、ベスト4指数馬(3走内の高い指数上位)であること。過去6年、ベスト4指数馬以外で連対したのは97年のダイワオーシュウだけ。また、平均ランクで上位にある馬が必ず連対していることも特徴のひとつで、それもC馬までに限られる。
 ということはまず、同世代の中で高い指数を示した実績があり、かつ安定して高い指数を出す能力がなければ菊花賞を勝つことはできないということ。展開やアクシデントなどで指数を上下させる馬や、近走、同じ世代との戦いで大きく負けた馬の巻き返しは考えにくいレースだ。 
 過去の連対馬は前記に述べたような指数上の特徴を備えた馬たちだが、もう少し踏み込んでスピードとスタミナの部分で検証してみよう。
 まず、該当するベスト指数が2000以上の距離でのものであること。そして、その中でも勝ち馬についてはエネルギー消耗の激しい馬場状態で高い指数を示していることを付け加えておかなければならない。
 馬場状態がプラスであれば良いが、そういう馬場状態がない年であっても、2000以上の距離で、ベスト4指数の中でもっとも馬場が悪い(エネルギー消耗が激しい)状態の時の指数上位馬たちが中心を占めてきた。
 今年の出走馬で見ていくと、ベスト4指数該当馬は91以上の指数を示したジャングルポケット、ダンツフレーム、エアエミネム、サンライズペガサスまで。平均ランクのABCもジャングルポケット、ダンツフレーム、エアエミネム。ともに距離の問題はなく、今年の菊花賞は人気になりそうなこの3頭が主力になりそう。
 スタミナのいる馬場状態で、高い指数を示しているかというフィルターでは、ジャングルポケット、ダンツフレームは問題なくクリアする。エアエミネムは2頭と比較すると少し分が悪いものの、他の馬たちとの比較では上位。サンライズペガサスはスタミナの指標で3強に水をあけられ遅れをとる。
 スピードとスタミナの点で見ていくと、今年の菊花賞はジャングルポケット、ダンツフレーム、エアエミネムが3強を形成。彼らについては他の馬たちとは、ひとつレベルが違うように思える。
 3強に能力差はないものの、スタミナの指標を重視すると、馬券はジャングルポケット、ダンツフレームの1点。
 ただ、スローになるレースの流れから考えると、レースを征するのは、後方一気のジャングルポケットより、前走、前々でレースを進めてきたダンツフレームに有利ではないか。

◎ダンツフレーム
○ジャングルポケット
×エアエミネム
▲サンライズペガサス
△ダービーレグノ
△テンザンセイザ
△ビッグゴールド
△アグネスゴールド

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2001年10月13日 (土)

第67回 10月14日の単勝有力馬

 うちのスタッフとしてがんばってくれているY君は、過去5年の秋華賞のうち、メジロドーベル、キョウエイマーチで決まって360円しかつかなかった年を除いて、他の4回の万馬券を全て的中させてきた自他共に認める「牝馬王」である。人でも馬でも「牝」の種族にはめっぽう強い。おまけに根っからの穴党で、荒れる秋華賞には特に力が入るらしい。
「今年はどう買うつもりなの」
「言ったとたんに当たらなくなりそうですよ」
と言いながらも、次の馬をピックアップしてくれたので、ご紹介しておきます。
「ドリームカムカム、ノブレスオブリッジ、レディパステル、アドマイヤハッピー。あと一頭は秘密だけど、5頭のボックスにします」
 参考までに。
 (内輪ネタになってしまって申し訳ないが、人でも馬でも「牝」の種族にはからっきし弱いスタッフもおりますので、ご安心ください。)

 東京11レース 府中牝馬ステークス
 9番 ヤマカツスズラン
10番 タイキポーラ
 6番 ティコティコタック

エリザベス女王杯に向けての一戦だが、今年はやや寂しい顔ぶれ。ヤマカツスズランは溜め逃げして味のあるタイプではないから、ここでも2桁の先行指数で逃げるはず。府中も馬場が良いので、逃げ切る可能性が大きい。ただし人気の逃げ馬なのでマークもきつくなるから、これを差すとしたらマーメイドSで実際にヤマカツを差しきっているタイキポーラと、末脚が強烈で府中向きのティコティコタック。

 京都11レース 秋華賞
14番 ドリームカムカム
 6番 レディパステル
13番 ダイワルージュ

レベルが低いメンバーだけに、ペースが落ち着くならスタミナの裏付けがあるダイワルージュやテイエムオーシャンという手もあるが、能力以上のハイペースになって、結局、先行集団が総崩れになるのではないか。後方からの一気、瞬発力に懸ける馬たちの出番だ。瞬発力上位はドリームカムカム。距離延長はマイナス材料だが、3走前、新潟の上がりの脚は京都でしか再現できない。乱ペースを征する一気の脚で勝ちを狙う。次いでレディパステル。また、候補には上げなかったが、ショウナンバーキンも瞬発力で上位にあり、少し気になる存在。

 新潟11レース 姫川特別
 7番 ノーザンカピタン
 6番 エリモコンコルド
 5番 コスモブレイザー

9頭と少ない頭数になった新潟メイン。極端なスローにはならないメンバーで、指数上位馬3頭が強いのではないか。ノーザンカピタンは夏の福島で出した指数が光る。スタミナの核もあり、瞬発力もある。休み明けの影響がなければ、ここは勝てるのではないか。エリモコンコルドもそれほど差はなくこれに続く。コスモブレイザーは重賞で入着したときの出来に戻っているかどうかがカギ。

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2001年10月12日 (金)

第66回 10月13日の単勝有力馬

 馬券の売り上げ低迷にあわせるように、競馬の話題がスポーツ紙の一面を飾ることがめっきり少なくなった。それがきょう、田原調教師の銃刀法、覚醒剤取締法違反容疑の事件をトップに取り上げたスポーツ紙が目立った。ばかばかしく、怒りを通り越して、悲しいだけの事件であった。思い上がったわがまま調教師の非常識な事件が競馬社会にもたらすであろう影響は決して小さくない。本格的なG�Tシーズンを迎えようとしているいま、売り上げの減少傾向に歯止めがきかず、多くの関係者の努力が続く中、こういう形でスポーツ紙をにぎわすのは関係者たちにとって百害あって一利なし、怒り心頭の事件だっただろう。競馬を健全なレジャーとして成り立たせるためには、競馬サークル自身が健全な精神を持っていなければならないはず。バカ調教師2号が出ないことを祈るばかりである。


 東京11レース アイルランドトロフィー
 1番 ゴッドオブチャンス
 9番 キクカグロリアス
 5番 タイキプレジデント

これまで追い込み一手だったゴッドオブチャンス。前走は厳しいペースを先行して4馬身差の圧勝。大きな変わり身をみせた。3歳馬としてはかなり高い能力にあるし、まだ成長余力もあるはずだ。きょうのメンバーのペースなら追走も楽になるはずで、前走のように先行して差しきるレースができれば勝てるはず。他ではキクカグロリアス、タイキプレジデントの瞬発力が光る。

 京都11レース デイリー杯2歳ステークス
 6番 ダイワファルコン
15番 ホーマンウイナー
 3番 スターエルドラード

スピード指数の上位はホーマンウイナー、スターエルドラード、ツルマルカチドキなど。ただ、指数は少し低くてもダイワファルコンが余力で連勝しており、秘めた能力では魅力十分。逃げても、差しても勝てる自在性は、この時期の2歳馬としては特筆ものだ。

 新潟11レース 塩沢特別
 2番 ケイアイミリオン
12番 フウモンジョー
 9番 トーセントモサン

新潟のダートは意外と力がいる。スタミナの支えがあって、直線抜け出せる脚がなければなかなか勝てない。人気のフウモンジョー、トーセントモサンは指数も高く、瞬発力もいいものを持ってはいるが、スタミナの点で欠ける気がする。ケイアイミリオンは3歳馬ながら、パワーもあり今後順調にいけば、ダートの新星になるかもしれない。

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2001年10月10日 (水)

第65回 ドリーム秋華賞になれば

 5年間で4回の万馬券決着。高配当で波乱になる秋華賞が今週のG�T。調子の波が大きい3歳牝馬のレースだけにその結果も当然と思わないでもない。
 しかし、ペースや、展開など偶然的な要素はあるにしても、過去の出馬表を丹念に見ていくと、勝った馬や、2着になった馬にはちゃんとした理由、能力の裏付けがあることが分かる。
 前走についてみていくと、まず芝の1800以上の距離で、スローペースでないレースの上がり指数がプラス5以上あること。そして、前走がスローペースのレースなら勝っていることが条件(過去5年、7頭該当)。それ以外の連対馬3頭はすべて、前走に平均先行指数以上ある馬。
 休み明けで連対したのは、抜けた高い先行指数を示していたファビラスラフインだけで、順調さは重要な要素だ。といってもこの5年、AB馬の連対はなく、ランク馬の中ではX馬の3連対が目立つ程度。
 過去の指数との関係を見ていくと、前走がその馬の最高指数だった馬は99年の2着馬クロックワークだけ。他の馬たちは前走よりも過去に高い指数を示しており、余力を持って前走を勝った馬や、前走で復調のきっかけをつかんだ馬たちのレースだと考えたほうがいいのかもしれない。
 あとひとつ、特徴的なことはスタミナのいる馬場状態で高い指数を示している馬たちが多く連対してきたということ。力のいる馬場状態で勝っているか、プラスの上がり指数を示したかは判断の材料になる。(例外は96年2着エリモシックのみ)
 京都の内回りは道中に坂がなく、直線が短い。また開幕2週目の開催で馬場状態も良く、本来なら先行馬有利のレースなのだが、過去のラップを見ると意外とハイペースが多い。それだけ、エネルギーの消耗が激しいレースであり、それを乗り切るだけのスタミナがあるかどうか、さらに最後の直線での瞬発力があるかどうかが問われる。
 今年の出走馬の特徴は前走にスローペースのレースが多かったこと。前年までの連対馬の条件である「前走、スローペースでないレースでプラス5以上の上がり指数を示した馬」はいないし、「スローペースで勝った馬」はレディパステルだけ。過去にさかのぼってみても、スローでないレースでプラス5以上の上がり指数を示した馬はテイエムオーシャン、ドリームカムカム、レディパステル、ムーンライトタンゴ、サクセスストレインの5頭にすぎない。一方スタミナに優れた馬はダイワルージュくらいしか見あたらない。
 平均先行指数もマイナス7.5を示しており、過去最低。普通のレースならスローペースになるはずだが、ここは格にあったペースになるはずで、能力以上にペースは上がる。とすると、先行して残れるのはスタミナの土台がある馬、他の先行馬は直線で脚をなくす。そして、追い込み馬たちが瞬発力で襲いかかる。
 馬連の軸馬ならダイワルージュ。馬場状態の悪かったアネモネ賞を先行して83の指数で勝ったスタミナは評価できる。ただ、2着候補であっても、勝つのはこの馬ではないだろう。勝つのは瞬発力のある馬だ。瞬発力上位はドリームカムカム、ショウナンバーキン、テイエムオーシャン。加えてレディパステルまで。ショウナンはスタミナに欠け、テイエムは休み明け。ここは速い馬場で適性を示してきたドリームカムカムの瞬発力に期待したい。

◎ドリームカムカム
○ダイワルージュ
×レディパステル
▲テイエムオーシャン
△ショウナンバーキン
△ローズバド
△ムーンライトタンゴ
△ノブレスオブリッジ

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2001年10月 6日 (土)

第64回 10月7日の単勝有力馬

 今週、開幕を迎えた東京、土曜日の馬場状態は芝でマイナス18前後。京都もマイナ ス15前後で、やはりかなり速い。
 一般的にサラブレッドは季節的によって運動能力が変化する。春はスタミナの生きる レースが多いが、秋競馬の特色は基本的にスピード。サラブレッドの運動能力は一年を 通して、秋にもっともスピードが出やすくなるものらしい。そういう点で、秋競馬は持 ち前のスピードが重要であり、先行指数よりも上がりの脚、瞬発力の勝負になることが 多い。

 東京11レース 毎日王冠
10番 ジョウテンブレーヴ
 9番 マグナーテン
 7番 メイショウオウドウ
毎年ハイペースになるレースだが、それでも前が残るのが毎日王冠のレベルの高さ。今 年もサイレントハンターの逃げでハイペース必至。スタミナの支えがあり、瞬発力に優 れた馬ならジョウテンブレーヴだろう。元気のなかった安田記念を除けば、確実に10 0近い指数を示してきたし、中距離の実績、安定感は信頼に足る。ただ、気の悪さのあ る馬だけに、当日の気配に注意はいるだろう。馬場の軽さを生かして粘り込みを計るマ グナーテン、休み明けながら瞬発力に見どころのあるメイショウオウドウも気になる存 在。

 京都11レース 京都大賞典
 5番 テイエムオペラオー
 6番 ステイゴールド
 2番 スエヒロコマンダー
これまでの対戦成績を考えると勝負付けのすんだメンバーばかり。ここはテイエムオペ ラオーを力で押さえ込める馬はいないだろう。逆転の可能性があるとしたら瞬発力でオ ペラオーをしのぐステイゴールド、加えてスエヒロコマンダーの大逃げ。

 新潟11レース 轟ステークス
 5番 アイティースワロー
 6番 タックン
 7番 エイシンコジーン
指数上位の馬たちが瞬発力でも上位。新潟1000メートルは瞬発力勝負といっても、 1600万条件のレースだけに、ある程度のスタミナの核がいる。その点で前走のレー ス内容の光るアイティースワローが中心。小差でタックン。エイシンコジーンの瞬発力 も魅力だが、スタミナに欠ける。

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2001年10月 5日 (金)

第63回 10月6日の単勝有力馬

 今週から、東京と京都に開催が替わり、秋競馬もいよいよ本番。
 先週のG�T第一弾、スプリンターズステークスはトロットスターが勝って、このコラムで推したメジロダーリングは惜しくも2着。馬連の30倍は悪くはなかったが、欲を言えば単勝を取りたかった。先週のスポニチのコラムでは中山9レース、浦安特別の18830円の万馬券を的中。調子も出てきたようですから、今週もがんばりますよ。

 東京11レース オクトーバーステークス
 1番 ブラザータイクーン
 5番 ウインマーベラス
 6番 オースミタイカン

開幕週の東京。芝は速いタイムの決着になるはず。ただ、スローペースにはならないメンバーで、ある程度のスタミナの核は必要。そういう点で人気になっているロードフォレスターは危ない。中心はブラザータイクーン。先行して粘る脚は一番。マイルに実績がある馬だが、馬場状態を考えれば距離は1800でももつはずだ。次いでウインマーベラス、オースミタイカン。ともにスタミナに支えられた瞬発力で上位にある。フサイチドラゴンも気にはなる。馬場がよほど軽ければすっ飛んでくる可能性もあるが、基本的にスタミナの核が少ないだろう。

 京都11レース 大原ステークス
 3番 クロッサンドラ
 7番 スターリングローズ
10番 ロッキーアピール

京都のダートは軽く、特に1400はスピード勝負になりがち。ダートとはいえ短距離の差し馬の出番だ。中心はクロッサンドラ、スターリングローズ、ロッキーアピール。3頭の指数、瞬発力に大きな差はないが、他の馬たちとは瞬発力で抜けた存在。勝つのはこの3頭のどれか。

 新潟11レース 平ヶ岳特別
14番 デリキット
17番 マイマリアーナ
 2番 マイネルジェイソン

なんだか、難しいレース。夏の開催に比べればいくらか時計がかかるようになってきたとはいえ、速さが優先の馬場に変化はない。目下1200戦を2連勝と、勢いに乗るデリキットを一番手に取り上げた。本来スタミナに見どころのある馬だが、その持ち味を生かして逃げて勝つことを覚えた。スタミナという点で距離が1400になるのは好材料だし、ここは単騎逃げができるメンバー。マイペースで3連勝を目指す。軽い差し馬ならマイマリアーナとマイネルジェイソンが上位。ワンダフルミッキーは1600がベスト、今回は距離が足りないだろう。



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