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2001年11月 7日 (水)

第76回 荒れる気配のエリザベス女王杯

 荒れると思ったレースが堅く、堅いといわれたレースが大荒れ。今年のG�T戦線は混沌の中にあるようだ。
 今週のエリザベス女王杯はどうだろうか。今年の特徴は強い3歳馬たちがこぞって出走している点にある。確かに過去このレースに出走した3歳馬と比較すると格段に能力が高いし、古馬に混じっても遜色なく、勝ち負けできる指数だ。テイエムオーシャン、レディパステル、ローズバドの3歳3強が人気を集めることになるとは思うが、期待通りの活躍ができるだろうか。
 牝馬ナンバーワンを決定するレースとして生まれ変わった過去5年のレースから、連対馬の条件を絞り込んでいくと、スピード指数上いくつかの特徴が見える。
 まず過去5年、全てのレースで連対を果たしている平均ランクのAB馬が圧倒的に強いということ。
そして、平均ランク上位馬以外でも調整値の上位のABCD、あるいはXYZといったスピード指数上ランクされる馬たちがレースの主役になり、連対を果たしている。ランク外で連対したのは99年の2着馬フサイチエアデールだけだ。
 難しい牝馬のレースといっても、エリザベス女王杯に限っては、スピード指数で上位にある馬たちを中心に馬券をまとめていけばよいことになる。
 さらに重要なのは、牝馬のレースであることを考慮し、スローペースのチェックをマイナス10と設定したとき、過去連対した全ての馬は、例外なく5走内に1800メートル以上の距離でプラス5以上の上がり指数を発揮したことがあったということだろう。このことは秋の天皇賞の原稿でも書いたことだが、芝の中距離のレースでは「スローペースでないレースで、上がり指数がプラスであること」は非常に重要なポイントになっており、エリザベス女王杯でもその条件は生きていたことになる。
 今年の出走予定馬から上記の「5走内に1800メートル以上の距離でプラス5以上の上がり指数を発揮したことがあった馬」をピックアップすると、マルカキャンディ、ローズバド、スリーローマンの3頭だけになってしまう。テイエムオーシャン、ティコティコタック、トゥザヴィクトリーはプラス5以上の上がり指数はあるが全て1600メートルのもので、条件に合わない。
 「平均ランクAB」の条件をあわせると、軸馬は平均ランクでB馬にあたるマルカキャンディということになる。また、ABCXYZといった他のランク馬の強さも条件に加えると、ランク外のスリーローマンが消え、馬券はマルカキャンディと調整値Bのローズバドとの1点しか残らない。
 マルカキャンディは巷間、マイルから1800くらいの馬とみられて人気がない。しかし、下級条件とはいえ2000で2勝しているし、女王杯は例年スローペース、逃げ馬も4着以内に粘ることが多く、距離の適性よりも、上がりの脚の方が重要な意味をもっているのだ。また、過去の連対馬を見ると府中牝馬ステークスで上位にあった馬たちの活躍はめざましいところ。そういう点でも今年の府中牝馬を勝ったマルカキャンディは必要な能力を備えており、中心に取ってもいいのではないか。
 馬券はマルカキャンディ、ローズバド、スリーローマンにテイエムオーシャン、レディパステル、トゥザヴィクトリーをからめてボックスにしたい。

◎マルカキャンディ
○ローズバド
×スリーローマン
▲テイエムオーシャン
△レディパステル
△トゥザヴィクトリー
△ティコティコタック
△ヤマカツスズラン

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