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2001年11月21日 (水)

第82回 日本馬は地の利を生かせるかJC&JCD

 ジャパンカップは外国馬のスピード指数が計算できないので、本来、予想の上では苦労するところ。しかし92年以来9年連続、日本馬が地の利を生かして連対を続けてきた。その日本馬の連対条件が比較的はっきりとしていたため、外国馬の指数がなくても当てやすいレースだった。
 日本馬の地の利とは、何よりも速くて軽い、東京の馬場に対応する適性である。ヨーロッパもアメリカも、芝のレースは深くて重いコースで行われている。必要な能力はスピードよりもスタミナであることが多く、当然、よりスタミナに優れた馬がJCに参戦してきた。日本はスタミナよりスピードに優れた馬たちが活躍できる馬場であり、その馬場を克服したスピードのある馬たちが日本を代表してきた。
 JCが東京の馬場で行われる以上、日本馬の優位は当然だろう。その日本馬の連対条件も明確にあった。まず、100を越す高いスピード指数は欠かせない条件だ。3歳牝馬のファビラスラフインを除けば、日本馬の全ての連対馬は過去2走内に100を越すスピード指数を示しており、調整値でのA馬が連対の軸になってきた。これまでJCが比較的簡単に的中できてきたのは単純にA馬から買っていれば当てられたからなのだろう。
 さらに、10以上の先行指数を示し、あわせて2桁の上がり指数も示せる馬でなければならない。日本馬を中心にするなら、厳しいペースに対応するスタミナを持ち、直線の叩き合いでもスピードを失わない、総合力が必要だった。軽いスピードのいる馬場が特徴であっても、日本馬に必要なのはスピードだけではない。日本馬にはむしろスタミナが問われるのだ。
 しかし、今年の日本馬を見ると、条件を備え、これと推せる馬が見つからない。時間をかけて成績を見続けたが、せいぜいテイエムオペラオーとトゥザヴィクトリー、ジャングルポケットが気になる程度だ。特に今年のメンバーは、前走スローペースの馬ばかりで、このペースでは(昨年こそ超スローペースだったが)例年ハイペース必至のJCを乗り越えることは出来ないのではないか。
 今年の外国馬のレベルは例年より低いというのが巷間の評価のようだが、東京の馬場に適性の高いスピードのある馬がいればと思い、各馬のコース状態を調べてみた。
 イギリスのゴーランはやはりというかスタミナに片寄っている。ところが今年のブリーダーズカップを逃げて3着に粘ったティンボロア、またサンタアニタを走ったホワイトハート、キャグニーなど、アメリカ馬たちのコースがスピードを必要とするものだった。そのコース状態はマイナス15程度であり、東京の馬場指数に換算するとプラス5程度に収まる。これなら十分に勝負になるのではないか。いや、むしろ日本馬よりもスタミナがあってスピードもあるという点で、日本馬よりもまさっているのではないか。今の段階でどの馬を本命に推すか、決めかねるところもあるが、私はアメリカ馬を中心に外国馬のボックスを考えたいと思っている。

◎ティンボロア
○キャグニー
×ホワイトハート
▲ゴーラン
△トゥザヴィクトリー
△テイエムオペラオー
△ジャングルポケット
△パオリニ
 
 JCダートはリドパレスが速いが、もともとスピードのでやすいアメリカのダートでのこと。力のいるダートならクロフネで勝負になるはずだ。

◎クロフネ
○リドパレス
×ウイングアロー
▲ジェネラスロッシ
△ディグフォーイット
△ミラクルオペラ
△アエスクラップ
△ノボトゥルー
△レギュラーメンバー

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