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2001年11月23日 (金)

第83回 11月24日の単勝有力馬

 今週の火曜日だったか。スポーツニッポンの編集部から、「ジャパンカップの外国馬のスピード指数を計算できませんかね」と電話がかかってきた。
「それは、データがないし、今のところ難しいんです」
「完全なものでなくてもいいんだけど、目安になるような数値は考えられませんか」
 「そういわれても」と思ったが、ジャパンカップの外国馬については一応、毎年計算してきたものはあるにはあった。
 勝ち馬がG1ならG1の水準にあったという前提で、1着馬とのタイム差、負担重量から指数差を計算するもので、馬場指数とペースについては一切考慮されていないから、スピード指数というものではないが、1着馬との指数差はスピード指数と同じように計算ができる。1着馬の指数の置き方が難しいが、各クラスの標準指数にあったと考えれば、大きな間違いにはならないと思い、これまでは個人的に使ってきたものだ。ただ、外国の芝のレースはタイムがかかるのが普通で、それが馬場状態によるものなのか、ペースの問題なのかは判断できず、日本のレース体系から生まれたいまの西田式スピード指数と同水準に比較するのは難しい。
「それでも掲載したい」という編集部に押し切られる形で、今年は外国馬の「スピード指数とはいえないけど、それにちかいもの」を掲載することになった。
 スポニチを見て、「なんじゃ、こりゃ」と考え込まないでいただきたい。あくまでその程度のものですから。
 外国馬の能力を考える上で重要なのはむしろ、日本の速くスピードの出やすい馬場に対応できるかという適性のはず。そのことはまた、明日にでも。


東京11R ジャパンカップダート
 9番 クロフネ
 8番 ウイングアロー
12番 アエスクラップ

 世界のダートは堅く締まった赤土のコースで、芝よりもスピードが速いのが普通。日本のダートはさらさらとした砂コース。スピードよりスタミナの戦いであり、求められる能力はまるで違う。今年JCダートに参戦してきた外国馬の中ではリドパレスの速さに注目が集まるが、日本の平均的ダートのタイムに比べると指数上57も速く、速すぎることで逆にスタミナに疑問が残る。7センチの砂の厚さに脚をとられ、持ち前のスピードを生かし切れないのではないか。外国馬で砂コースに適性がありそうなのは案外、アエスクラップのように深い芝を使ってきた馬かもしれない。
 ともあれJCダートはコース適性の高い日本馬に有利のはずで、前走レコードタイムを記録、115という抜けたスピード指数で圧倒的強さをみせたクロフネの中心は揺るがないだろう。もちろんクロフネも2100という距離に不安がないわけではない。前走のレコードタイムも馬場状態がマイナス20でのもの。スタミナが不足していたとしても、スピードだけで乗り越えられるもので、まだ、真にスタミナを問われるレースをしていないのではないかという不安は拭いきれない。
 実績のあるところでは距離、馬場とも昨年の勝ち馬ウイングアローの適性が高い。

京都11R 京阪杯
17番 ザカリヤ
 6番 エイシンスペンサー
 4番 アドマイヤカイザー

 今週、京都の馬場状態はちょうど0くらいだろう。出走メンバーの平均先行指数がプラス11ならペースがゆるむこともないはず。とすると、そのペースで行って、最後の差し脚をのばせる馬でなければならない。10以上の先行指数を示し、同時に上がり指数がプラスの馬。ザカリヤ、エイシンスペンサー、アドマイヤカイザー中心。

中京11R 伊吹山特別
12番 ラブイズウイナー
 5番 ロクコーピロウイナ
 8番 キシュウファンタジ

 開幕初日の中京。逃げるゴールドディスク、キシュウファンタジともに、ハナを譲れないタイプ。馬場状態が良いとはいっても2頭がやり合えばペースが速くなるのは当然。このメンバーの中でも能力はあるほうだから、どちらかは逃げ残るかもしれないが、中心には瞬発力のあるラブイズウイナー、ロクコーピロウイナを取りたい。

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