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2001年11月28日 (水)

第85回 ヒボタンVSコスモのキセキ対決

毎年、ジャパンカップが終わると、いつの間にか季節が変わってしまっていることに気がつく。12月がすぐそこまで迫り、中央競馬も残り4週。
 それにしてもクロフネは強いレースをみせてくれた。スピード指数も前走並みの114を記録し、まだ余力を感じる走りっぷり。当分の間、ダート王はクロフネの代名詞になるだろう。
今週は阪神ジュベナイルフィリーズとかいう、日本人には何とも発音しにくい、覚えにくい名前のレース。2歳牝馬のマイル戦だ。
 過去のデータを見ていても、ABCXYZというスピード指数のランク馬たちが圧倒的に強いという傾向もなく、指数上はなかなかとらえにくい難解なレース。成長過程にある2歳馬、しかもレース経験の少ない馬たちだけに、基礎能力と適性を見極める難しさがついて回る。
 例年このレースに出走する馬の多くは1400までのレース経験しかないが、本来1400と1600は必要とされる能力、適性が微妙に違う。スピードだけで押し切れる1400と比較して、マイルはスタミナの要素も必要になってくる。過去のデータを見ても連対できなかったA馬たちは、ほとんどが馬場状態の良い軽い芝の1400戦で高い指数を示してきた馬たちで、彼女たちのほとんどが惨敗を喫している。
 問題は距離が伸びてどうかということ。軽いスピードだけではなく、スタミナの核を持っているかどうかということなのだ。
 過去の連対馬の条件を絞り込んでいくと、その現実的な意味もよく分かる。
 まず、2走内に平均先行指数があること。
 そして2走内に1600戦で勝っているか、または連勝していること。
 スタミナ系の指標である先行指数の高さ、距離実績、連勝できるほどの他を圧倒する基礎能力。阪神ジュベナイルフィリーズは牝馬のレースとはいえ、意外とタフなレースなのだ。
 今年先行指数でピックアップできるのはアローキャリー、オースミコスモ、カネトシディザイア、キタサンヒボタン、シェーンクライト、マイネヴィータ、メイセイプリマ。1600勝ちはオースミコスモ。連勝中はオースミコスモ、キタサンヒボタン、シェーンクライト。
 結局、過去のデータから連対条件を満たすのはアローキャリー、オースミコスモ、カネトシディザイア、キタサンヒボタン、シェーンクライト、マイネヴィータ、メイセイプリマの6頭。
 中でも、マイル戦を連勝、先行指数も高いオースミコスモと、デビュー以来負け知らず、4連勝中のキタサンヒボタンが最有力だろう。
 人気はキタサンヒボタンが集めるはず。4連勝の中身を見ても、先行して抜け出す安定したレースぶりにくわえ、指数の高さ、先行指数の高さ、上がりの脚の鋭さ、どれを取ってもレベル以上の水準にあることは確かだ。1400までしかレース経験がないが、この3戦は力のいる馬場でのレースをこなしており、距離ももつだろう。
 オースミコスモはまだ2戦。軽い芝の京都では後方一気の差しきり勝ち、重馬場の東京では先行抜けだしの勝利と、潜在能力の高さはかなりのものがありそう。過去のデータから距離経験が比較的モノをいうレースだけに、未知の魅力で中心に推したい。

◎オースミコスモ
○キタサンヒボタン
×マイネヴィータ
▲ツルマルグラマー
△ヘルスウォール
△ブライアンズイブ
△シェーンクライト
△メイセイプリマ
△アローキャリー

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