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2001年12月19日 (水)

第93回 2001年グランプリ有馬記念

 今年も残り少なくなった。長引く不景気風にあおられ、テロに心痛め、喜びの少ない2001年だった。せめて最後のG�T・有馬記念をガツンと当て、ハッピーな気持ちで新年を迎えたいと思う。
 今年の有馬記念のポイントは馬場状態とペースにある。今シーズンの中山の芝は馬場状態が良く、速いタイムが出ている。先週の馬場指数は−12で、有馬当日も大きく変わることはないだろう。とすると、平均ペースで流れた場合、勝ち馬のタイムは2分31秒7前後。この走破タイムは過去の有馬記念の勝ちタイムとしてはダイユウサクの30秒6、トウカイテイオーの30秒9に次ぐものであり、かなり速いものだ。例年、有馬記念はペースの読み方が難しいレースだが、仮に、ペースがゆるんでスローペースになったとしても、最終的には32秒台の決着になるはずで、このタイムでも速いことに変わりはない。
 過去の有馬記念を勝ちタイムの速い年の傾向で拾ってみると、勝ちタイムが速ければ速いほど瞬発力の勝負になること。しかもそれが馬場状態の良さに助けられたものであるとき(93年)顕著に現れる。タイムは速くても、馬場状態の助けがないとき(95年)はスタミナの指標としての先行指数が生きるし、馬場状態が悪いとき(97年)も先行指数が生きやすい。馬場状態が平均的であっても、超スローペースになると(99年)先行指数と瞬発力がともに必要になってくる。
 この傾向から、馬場状態の良い今年、必要な能力、脚質はたとえスローになったとしても、瞬発力が重要であることに変わりはない。
 瞬発力は上がり3ハロンの絶対的スピードの指標で、速い馬場状態で高い上がり指数を示せる馬を上位にとるが、有馬記念の過去の傾向から、瞬発力といっても2000メートル以上の距離でのものでなければならない。
 今年、その瞬発力で上位にあるのはテイエムオペラオー、トゥザヴィクトリー、ナリタトップロード、テイエムオーシャン、メイショウドトウなど。
 2走内でベスト4の指数を出している馬の連対率も70%と高いが、それ以外の馬で連対した馬は98年のグラスワンダーを除き全て瞬発力で上位にあった馬だった。馬券の組立としては2走内にベスト4指数のある馬と瞬発力上位馬の組み合わせになる。
 今年、その連対条件を備えているのはベスト4該当馬のテイエムオペラオー、ナリタトップロード、イブキガバメント、メイショウドトウ、トウカイオーザに加え、瞬発力上位のトゥザヴィクトリー、テイエムオーシャンまでではないか。
 今年はテイエムオーシャンが逃げる気配をみせているがペースはそこそこ。超スローにはならないだろう。馬場状態がよいとはいえ、前でレースを進める馬たちにとっては意外と厳しい展開になるかもしれない。中段以降に位置してじっくり構え、直線一気を狙う馬にも十分チャンスはありそうだ。
 結論を急ごう。私はトゥザヴィクトリーを狙いたいと思っている。前走のジャパンカップではかかってしまって大敗したが、原因は明らかなだけに、巻き返しも可能。エリザベス女王杯での切れがあるのなら、今回はじっくり構えた方が良い。ペースの判断が出来る武豊騎手への乗り変わりはプラスに働くだろう。超スローペースになればトウカイオーザ、オペラオー、ドトウの先行力に注意がいる。

◎トゥザヴィクトリー
○ナリタトップロード
×テイエムオペラオー
▲トウカイオーザ
△テイエムオーシャン
△メイショウドトウ
△イブキガバメント
△メイショウオウドウ
     

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