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2002年2月13日 (水)

第110回 フェブラリーはノボトゥルーの適性上位

 クロフネの名がないのが残念だが、それでも今年のフェブラリーステークスにはアグネスデジタルをはじめ多くの有力馬が揃った。
東京のダート1600はスタートから60メートルは芝を走り、ダートコースに入ってからも2コーナーまで長い直線が続く。もともと東京のダートはスピードの出やすい砂質だけに、ダート戦といってもかなりスピード能力が求められる。通常、ダート戦は先行馬が圧倒的に有利で、逃げ馬の逃げ残りも多い。しかし、ことフェブラリーステークスに限っては、過去、逃げ馬の連対はなく、先行馬も成績は不振。もっとも多いのは後方から直線の長さを生かして一気に追い込む馬たちの活躍ぶりだ。このことはスピードの出やすいコース形態と無関係ではない。軽い馬場はハイペースを産みやすく、馬場の軽さと直線の長さがまた、追い込みを容易にする。
 とすると、東京のダート1600戦で必要な能力はスタミナではないはず。軽くてもスピード能力にすぐれ、直線に入って一気の瞬発力を爆発できる馬たちのレースなのだろう。
 東京の速いダートに対する適性の差が勝負を分けるとすると、軽い馬場(馬場指数がマイナス)で示された指数により価値があることになる。軽い馬場で95以上のスピード指数を示した馬たちをピックアップすると、ノボトゥルー、ウイングアロー、サウスヴィグラス、イーグルカフェ、リージェントブラフ、プリエミネンス、ゴールドティアラなどが上位だ。
問題は、直線で追い込む脚があるかどうか。
 スローペースを除くダート戦での上がり指数の上位はウイングアロー、ノボトゥルー、ゲイリーイグリット、ゴールドティアラ、プリエミネンスなど。
中でも軽い馬場での高い上がり指数ではウイングアローとノボトゥルーが優秀。両頭とも軽いスピードの出やすいダートを得意とし、直線の瞬発力でも優れた馬だという点で、ハイペースになりやすい東京ダート1600はもっとも条件に合う。距離適性という点で考えると、ウイングアローは1600から2000前後、ノボトゥルーの方は1200から1600が守備範囲に見える。ハイペースに対する適応力では、短いところを得意とするノボトゥルーに分があるだろう。
 総合的に判断して、中心に推すならノボトゥルーだ。前走の根岸ステークスでは地力で2着にまで追い込んだが、59キロという負担重量を考えると、好走といって良いレース内容。どんなレースでも確実に鋭い瞬発力で追い込める脚が魅力だ。今回、騎手も追えるペリエ騎手への乗り替わりで、その点でも心強い。
 あとひとつ、考えておかなければならないのがアグネスデジタルとトゥザヴィクトリーの適性だろう。正直、アグネスデジタルの強さはデータからは読みとれない。比較的力のいる芝での好走が多いので、ダートの速い馬場なら対応できるのかもしれないが、そうすると船橋や盛岡ダートの勝利をどう評価すべきなのか。どんな距離も、どんな馬場もこなせる化け物なのだろうか。そんなことはあり得ないのではないか。トゥザヴィクトリーはむしろダートのほうがいいだろう。切れる脚はないものの、先行して粘れるのはこの馬くらいだ。
軸馬を決めても、混戦に変わりはなく、相手は手が広がってしまいそう。

◎ノボトゥルー
○ウイングアロー
×サウスヴィグラス
▲トゥザヴィクトリー
△アグネスデジタル
△プリエミネンス
△ゴールドティアラ
△リージェントブラフ
△ワシントンカラー
△イーグルカフェ

   

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