« 第120回 3月17日の単勝有力馬 | トップページ | 第122回 3月23日の単勝有力馬 »

2002年3月20日 (水)

第121回 リキアイタイカンの適性を買う

 中京競馬場の芝は他の競馬場に比べると、重く、パワーがいるのが特徴。高松宮記念が中京競馬場で行われる以上、この馬場適性を無視することはできない。高松宮記念を勝ち取るために必要な能力は軽いスピードと瞬発力ではなく、スタミナを土台とした直線の脚でなければならない。先週の中京の馬場状態はマイナス2程度。他の競馬場の現在の馬場状態と比較してもパワーがいるし、また、昨年よりも相当に力がいる状態(前年比でプラス12程度)にある。当日が良馬場であったとしても、軽いスピードだけでは乗り切れないだろうし、軽い馬場で高い瞬発力を発揮してこのレースに臨む馬たちにとっては、厳しい結果が待っているのではないか。
 ペースのカギを握っているのはショウナンカンプとメジロダーリング。どちらが逃げるにしてもペースはかなり速いだろう。しかし、ショウナンカンプは軽い馬場での逃げ馬だし、メジロダーリングはスタミナはあるが、前走の香港参戦からの立ち直りができていないだけに、馬場状態を考えると逃げ残るのはかなり難しいはずだ。とすると、直線に入って先行集団を追走した馬たちは脚をなくし、後方からの脚でも届く展開が見えてくる。アドマイヤコジーンは重馬場もこなせる馬だが、基本的に前走の阪急杯のような軽い馬場の方が合うだろう。前に行く馬だけに、このレースでは追走にエネルギーを消耗してしまう可能性もあり、そうすると自慢の瞬発力も不発に終わる。
 中団以降の勝負所に位置するのはトロットスター、リキアイタイカン、トキオパーフェクト、スティンガー、ジョンカラノテガミなどだ。
 トロットスターは前走シルクロードSで1番人気に支持されたものの6着に負けた。しかし59.5キロを背負ってのもので、指数は96。十分な内容だったし、瞬発力でも高いレベルをしめした。当日は意外と力のいる馬場にあり、そういう馬場でも確実に高い瞬発力を示したことの意味は大きい。当然トロットスターを高松宮記念の中心に据えなればならないだろうと思うが、ただ、本当の意味でスタミナが十分かというと疑問はある。基本的には軽い馬場での瞬発力に頼るタイプのスピード馬であり、昨年よりも馬場状態が重い現在の中京の馬場には合わないような気がしてならない。
 現在の中京の馬場状態に最も合うのはリキアイタイカンだろう。前走は出遅れて見どころもなく9着に大敗したものの、2走前は中京で行われたCBC賞を後方から一気の瞬発力で快勝。当日の馬場は現在の状態と同一レベルにあり、同じ馬場状態、同じ距離で力を出し切る条件は揃っている。指数上はまだ少し物足りなさを感じるが、まだ成長過程にある4歳馬だけに、このレースで大きく飛躍、世代交代の主役にのし上がるのではないか。
 他では、トキオパーフェクト、ジョンカラノテガミ、トウショウリープなどがスタミナに優れ、瞬発力も高い馬たち。ともに人気はないが、適性では上位にあると思っている。
 軽い馬場での瞬発力上位、アドマイヤコジーン、テネシーガール、スティンガー、ゲイリーフラッシュなどは馬場が合わないと評価を下げた。いずれにせよ私の馬券はスタミナのベースのあるリキアイタイカン、トロットスター、トキオパーフェクト、ジョンカラノテガミ、トウショウリープの5頭を中心に考えたいと思っている。

◎リキアイタイカン
○トロットスター
×トキオパーフェクト
▲ジョンカラノテガミ
△アドマイヤコジーン
△トウショウリープ
△ショウナンカンプ
△メジロダーリング
△ディヴァインライト

|

« 第120回 3月17日の単勝有力馬 | トップページ | 第122回 3月23日の単勝有力馬 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/10736248

この記事へのトラックバック一覧です: 第121回 リキアイタイカンの適性を買う:

« 第120回 3月17日の単勝有力馬 | トップページ | 第122回 3月23日の単勝有力馬 »