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2002年4月 3日 (水)

第126回 桜花賞はマイルの瞬発力勝負

 今年の桜花賞は抜けた馬が不在で大混戦の様子。本番までのステップレースで勝ち馬が次々に入れ替わった状況に、どの馬が勝っても不思議はないと思われている。確かに3連勝している馬はいない。連勝している馬も少ない。スピード指数上も抜けた馬は見えない。それでも今年の桜花賞馬は誕生する。混戦なら体調の善し悪し、わずかな適性の差が勝利を導くことになるのだろう。ここはより適性に注意を払って勝ち馬に迫りたい。
 マイルは意外と特殊な距離だ。マイル戦はどんなレースでも、それまでのマイルでの実績が反映されることが多い。過去の桜花賞の連対馬をみても、近走マイルで好走してきた馬たちが必ず連対を果たしている。マイルはマイルのスペシャリストの領域にあるレースだといってよい。
 マイル戦は基本的にスピードが主要な能力になるはずだが、1200や1400に求められる軽いスピードとは違う要素が必要になるからなのだろう。違う要素とはスタミナに他ならない。マイル戦はスピードとスタミナという、相反する能力をバランスよく持った馬たちのレースだと認識しておく必要がある。特に桜花賞はペースが上がりやすく、そのペースに対応できるスタミナの要素は欠くことができない。ペースが上がれば1200や1400で示した軽いスピード、瞬発力だけではレースにならないということであり、マイルの適性がより問題になるのだろう。
 過去の桜花賞の出馬表を見ていくと、マイル戦で好走し、高い瞬発力を示した馬が多く連対している。昨年のテイエムオーシャン、ムーンライトタンゴ、前年のチアズグレイス、マヤノメイビーも同様だ。しかしそれは1200や1400の指数の高さや瞬発力の高さではない。あくまで1600戦のものでなければならない。(瞬発力の数値については新しく公表した「ES」に基づくものです。詳しくはライトニックスのホームページをご参照ください。)
 今年の出走予定馬の中でマイル戦に好走実績があり、高い瞬発力を示した馬はシャイニンルビー、スマイルトゥモロー、タムロチェリー、カネトシディザイア、オースミコスモ、チャペルコンサート、オースミバーディーなど。
しかし、前に述べたように、軽いスピードだけではマイルの厳しさに耐えられないはず。スタミナのレベルにない馬は中心に推せない。スローペースだったレースや、スタミナを必要としない軽い馬場のレースを除いて、瞬発力の上位をピックアップすると、シャイニンルビー、オースミコスモ、チャペルコンサート、オースミバーディーに絞られていく。
 シャイニンルビーはデビューから2戦、スローペースとはいえ高い瞬発力を示し、非凡なスピード能力を示してきた。スタミナを必要とするレースの体験がなかったが、前走、厳しいペースにも耐えられるスタミナがあることを証明した。その厳しいペースで追走しても、直線の瞬発力は衰えず、マイルの適性の高さを感じる内容だった。
 オースミコスモはシャイニンルビーと比較すると瞬発力に劣る。スピードよりスタミナに特色がありそうで、もう少し距離が伸びた方がよいだろう。チャペルコンサートやヘルスウォール、スマイルトゥモロー、オースミバーディーの方がマイルの適性は高いのではないか。

◎シャイニンルビー
○チャペルコンサート
×ヘルスウォール
▲オースミコスモ
△スマイルトゥモロー
△オースミバーディー
△カネトシディザイア
△キョウワノコイビト
△サクセスビューティ
△アローキャリー

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