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2002年4月24日 (水)

第134回 新王者にジャングルポケットを

 古馬ステイヤーの頂上決戦が春の天皇賞だが、競馬の番組がスピード重視の短距離にシフトされつつある中、3200の距離で戦うことにどの程度意味があるのだろう。正直疑問を持たざるを得ない。本来ステイヤーがステイヤーとしての血を競うということに意味があるはずのレースだが、現実的には中距離馬の戦いになってはいないだろうか。
 とはいえ、過去の天皇賞馬の指数は100を越えるのが普通。テイエムオペラオーもスペシャルウィークも、マヤノトップガンもサクラローレルも天皇賞馬としてふさわしいスピード指数を示してきた。ということは、3200とはいえ天皇賞に限っては意外と厳しいペースのレースが多かったことになる。実際過去6年でスローペースになったのは2000年と1998年だけだ。いろいろいわれる天皇賞であったとしても、それなりに厳しさはあった。
 その2年の平均先行指数を見ると他の年より低く、平均先行指数がペースを読むカギになる。今年のメンバーの平均先行指数はマイナス2。過去6年、平均先行指数がマイナスになったことはなかったし、昨年は20を示していた。となれば今年、スローペースは必至。「超」のつくスローペースもあるのではないか。
 過去6年から勝ち馬、連対馬の条件を絞ってみると、まず、3着以内に入線した馬すべてが、前2走内に20以上の先行指数か、または15以上の上がり指数を示している。今年、その条件を満たす該当馬は前走16の上がり指数を示しているサンライズペガサスだけだ。
 また、連対馬のエネルギー値をESを参考に調べてみると、過去の連対馬は全て春の天皇賞に必要な76以上のエネルギー値を3走内に記録している馬たちだった。今年のメンバーでこの条件をクリアするのは、アクティブバイオ、エリモブライアンだけであり、先の先行指数と上がり指数の指標からも、ESの指標からも、今年は例年よりレベルが低く、スタミナを生かしたレースにはならないと考えたほうがいいだろう。
 しかし、スロー必至といっても、それでもスタミナの核は必要になるはずだ。軽いスピードだけでは春の天皇賞は勝てないだろう。前5走にまで幅を広げて、先行指数の上位、ESの上位を取っていくと、比較的厳しいレースをしてきた馬たちとしてジャングルポケットやナリタトップロード、エリモブライアン、アクティブバイオがピックアップできる。
 中でも春天の最有力候補として私はジャングルポケットを指名したいと思っている。重馬場で行われたダービーの勝利は、スタミナの核がなければできなかったはずだし、力のいる馬場でも上がり指数を11にまとめることができた。ハイペースになったジャパンカップの勝利もしかりだ。前走の阪神大賞典はナリタトップロードの2着だったが、休み明けとしては納得のレースだったはず。
 相手の筆頭はナリタトップロード。3度目の春天挑戦になるが、近走は先行して押し切るレースで、内容も安定。ようやくこの馬の形ができてきた。スタミナの点では若干疑問があって、対抗にとどめたが、充実度、実績なら一番手だろう。
 スタミナに良いものがあるエリモブライアンとアクティブバイオを3番手にとったが、人気の一角マンハッタンカフェはスタミナに見るものがなく、評価を下げざるをえなかった。


◎ジャングルポケット
○ナリタトップロード
×エリモブライアン
▲アクティブバイオ
△サンライズペガサス
△ボーンキング
△マンハッタンカフェ
△キングザファクト

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