« 第136回 4月28日の単勝有力馬 | トップページ | 第138回 5月3日の単勝有力馬 »

2002年5月 1日 (水)

第137回 迷っているけどメジャーカフェで

 スピードとスタミナ。そのどちらが欠けてもマイル戦を征することはむつかしい。特に、マイルの重賞であれば、3歳戦であってもスローペースにはなりにくく、厳しいペースに対応できるスタミナと、直線の叩き合いから抜け出す最後のスピードが求められる。
 過去のマイルカップを振り返ってみても、ペースは厳しく、それでいて上がりタイムは34秒台でまとめる能力がいることを示している。
 軽いスピードだけでも戦える1200や1400の実績よりも、1600や2000の実績を重視するレースだろう。
 スピード指数上はAX、AY、CYといった複合ランクを有する馬が存在する年は軸馬になることが多いようだが、ランク馬が絶対強いともいえない。過去6年でランク以外の馬が6頭(平均ランクを除く)連対しており、伏兵の台頭も多いレースに見える。それはペースが厳しい分、そのペースに刺激され、素質を引き出される馬がいることを表しているのではないか。
 今年のNHKマイルカップは前哨戦が比較的厳しいペースになったため、スピード指数を90台に乗せた馬たちが競うレースになった。ここ2、3年と比較するとレベルは高い。特にスプリングステークス、ニュージーランドトロフィー、皐月賞組のレベルが高かった。
 今年のNHKマイルカップもペースは厳しくなるはずだ。スタミナがあってスピードもある、マイルの適性も高い馬をピックアップすると、タイキリオン、メジャーカフェ、タニノギムレット、シベリアンメドウ、オースミエルスト、テレグノシスなど。
 中でもタイキリオン、メジャーカフェは前走、ニュージーランドトロフィーでみせた瞬発力はペースの厳しさを考えると、ここでも十分に主役を務められる内容だ。そのレースで5、7着と敗れたオースミエルスト、シベリアンメドウも出走メンバーの中で瞬発力で上位にある。
 タニノギムレットは前走、皐月賞では後方から追い込んだものの3着。四位騎手が直線の脚を過信しすぎて、位置取りを間違えたことも敗因になったのではないか。しかし、タニノギムレットの過去の瞬発力からは超A級の瞬発力とはいいにくい。過去の瞬発力の最高値はアーリントンカップの65で、スローペース時のもの。それ以降のレースでもスプリングステークスの55が最高で、前走も54。瞬発力の上限はそのあたりだろう。とすると最後方からでは勝ちきるまでの瞬発力はない。勝つためには中団より前でレースを進めることではないか。しかし、今回は乗り役が武豊に戻る。「最近は後ろからの競馬になっているが、本来はマイル戦でも好位でレースができる馬」と武豊騎手がコメントしていることから、今回は中団でレースを進めることになりそうで、それなら勝てるかもしれない。
 メジャーカフェ、タイキリオン、タニノギムレットが3強と見ているが、中心に何を据えるか、まだ迷っている。今は上昇の余地がありそうなメジャーカフェを取りたいと思っている。前走のレースでは力んで先行、直線でも手前を変えずにこの指数と着順なら上出来だし、岡部騎手の「もう少し力を抜いて走っていれは」というコメント通りなら、まだ上積みも考えられる。高く安定した瞬発力は中山よりも東京でこそ開花するのではないか。

◎メジャーカフェ
○タイキリオン
×タニノギムレット
▲テレグノシス
△シベリアンメドウ
△オースミエルスト
△スターエルドラード
△カフェボストニアン

|

« 第136回 4月28日の単勝有力馬 | トップページ | 第138回 5月3日の単勝有力馬 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/10736232

この記事へのトラックバック一覧です: 第137回 迷っているけどメジャーカフェで:

« 第136回 4月28日の単勝有力馬 | トップページ | 第138回 5月3日の単勝有力馬 »