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2002年5月22日 (水)

第145回 ノーリーズンで祝杯をあげたい

 今年の3歳世代は能力が高いのではないかと思っている。特に、皐月賞が厳しいレースになり、全体のレベルを押し上げることになった。勝ったノーリーズンの先行指数は14、スピード指数も96。上位に入線した馬たちも90台の指数で、今年のダービー出走予定馬の平均レベルは90になった。過去6年の平均レベルと比較しても最高にある。しかも1頭だけ抜けて強いのではなく、上位陣の能力は拮抗し、全体にレベルが高い世代のようだ。前哨戦となった各ステップレースの勝ち馬がそれぞれ違うということも、その表れなのだろう。
 過去のダービーの結果から、まず目に付くのが1番人気馬の強さ。過去10年で1番人気馬が連対できなかったのはメジロブライトの1度だけ。さらに皐月賞で上位に入線した馬たちも10年間で14頭が連対している。皐月賞で上位に入線し、1番人気に支持された馬は、先のメジロブライトを除き全て連対を果たしている。皐月賞組以外では前走2000メートル以上の距離で勝っていることが連対条件だ。そういう点で、今年人気を集めそうなタニノギムレット、ノーリーズンが中心を占めることになるのかもしれない。
 しかし、先に述べたように今年のレベルは全体に高いことが特徴。抜けた能力を持つ馬はいないだけに、展開やペース、当日の調子の善し悪しなどが波乱を産む要因になるかもしれない。
 今年の有力馬はノーリーズン、タニノギムレット、タイガーカフェ、ダイタクフラッグ、メガスターダム、テレグノシス、アドマイヤドン、シンボリクリスエス、サスガなど。逃げるのはサンヴァレーだろう。とするとペースは少しゆるむ。他の馬たちの先行指数の高さから考えると、前でレースを進める有力馬にとっては楽なペースになり、先行馬有利の流れになるはず。ただ、過去の連対馬の特徴から、ペースに関わらず2000以上の距離で高い瞬発力を示した実績は絶対必要。先行力と瞬発力という指標からノーリーズン、タイガーカフェ、ダイタクフラッグ、メガスターダムなどがピックアップされる。
 中心にはノーリーズンを取りたい。前走、強い勝ち方で皐月賞を制したが、多少幸運が作用したことも確か。しかし、その幸運を除いたとしても96の指数、4戦3勝は実力の証だし、厳しいペースになった皐月賞での瞬発力は評価が高い。先行しようと思えばできそうだし、どこからでも動ける確実な末脚は、距離が伸びてより力を発揮するだろう。
 タニノギムレットは追って届かず、不運が続いているものの、それ以上に気になるのが2000以上のレースでまだ勝ち星がないこと。瞬発力頼みで後方からのレースが多く、もう少し前でレースができないと苦しいのではないか。それでも再び武豊騎手の手綱で巻き返しもあるかもしれないと2番手に取り上げた。加えて先行力と瞬発力にいいものが見えるタイガーカフェ、ダイタクフラッグ、メガスターダムを相手の本線に考えている。他ではテレグノシスの瞬発力は魅力だが2000の経験すらないのは減点材料。シンボリクリスエスはこれまでの相手が弱すぎ、ここで通用するかどうか。
 ダービーは世代の頂点を決定すると同時に、世代そのものの能力も表す指標のレースであり、本当にこの世代が強いかどうかを問う意味で、スペシャルウィーク以来、久々に100を突破するスピード指数を示せるかどうか、楽しみにしている。

◎ノーリーズン
○タニノギムレット
×タイガーカフェ
▲ダイタクフラッグ
△メガスターダム
△テレグノシス
△アドマイヤドン
△シンボリクリスエス
△サスガ

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