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2004年7月 1日 (木)

第170回福島の名残

 先週の日曜日、朝早くの新幹線でN君と福島に行った。日焼けした顔と腕が、まだ少し赤い。毎年のことだけど、この時期の福島は、ホテルも競馬場の指定席も、なかなか取れない。身体は多少きつくても、最近はほとんどが日帰り。この日も東京駅から新幹線に乗ってすぐ、駅弁をかき込み、後はぐっすり寝てしまった。
 福島競馬馬場は、手を伸ばせば馬に手が届きそうなくらい観客席とコースが近い。ドドドドドという、サラブレッドが走り去る地響きのような蹄の音も、空気の振動を感じるくらいに近く、ライブならでは、福島ならではのもの。向こう正面の穏やかな稜線の連なりも「ああ福島に来たんだ」という気にさせくれる。
 雨の心配もないようなので、一般席のゴール前に陣取った。
 宝塚記念がこの日の勝負レースと心に決めていたものの、結局いつもの入れ込みぐせ、レースが行われているのに、馬券も買わずにただ見てはいられない困った性分は隠しようがなく、福島、阪神、函館の3場、買えるレースを全て、あわただしく買いに走る。
 が、全レース買っても、全体に配当が良ければいいが、この日は堅めなレースが多かったし、荒れたレースでは手を出しにくい馬が上位にきて、何とも消化不良な気分で、盛り上がりに欠ける結果になってしまった。大穴狙いか好きなN君も、荒れないレースに当たりが遠い。
 取ったり取られたりを続け、宝塚記念を迎える頃には、資金も心細くなって、結局、タップダンスシチーからの1着流しと、5頭ボックスの馬単を少額、買っただけだった。
 宝塚記念はタップダンスシチーが圧勝、2着にシルクフェイマスが入って、予想はズバリだったが、配当は馬単で31・9倍。乏しい資金での勝負では、予想は万全でも焼け石に水状態。前半セーブして宝塚記念に集中すれば良かったと思うものの、やっぱり性格が性格だから。自分でもよくわかっている。
 それにしても、タップダンスシチーは強かった。3角手前で逃げるローエングリンを交わすと、後はマイペースで突き放し、力で押し切ってしまった。後続馬たちはなす術もない。リンカーンもゼンノロブロイも、直線少し追い込んで、少しだけ見せ場はつくったものの、すでに勝負のついた後では、タップダンスシチーの引き立て役でしかなかった。
 月曜日に計算したら、タップダンスシチーのスピード指数は100を示していた。
 逃げても強かったミホノブルボン、サイレンスズカに続く線上に、遅咲きながらタップダンスシチーが登場したことで、スローペースばかりのレースも、少し変わるのかもしれない。
 

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