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2004年7月 8日 (木)

第171回スポーツの楽しみ

 梅雨はどうしたんだ、と思うような暑さが続く。こんな日はナイター観戦がいい。今年は2回、神宮球場に応援に行ったが、わが愛する中日ドラゴンズはしばらく名古屋に陣取り、次に上京するのは8月のお盆の頃のヤクルト戦。そのころまで、首位でいてくれると良いが。
 ところでプロ野球は、近鉄、オリックスの合併にとどまらず、1リーグに向けての大きな流れができたようだ。ただ、1リーグで10チームもあると、消化試合も増えるわけで、後半の盛り上げ方も何か考えなければならないし、日本シリーズに変わるイベントも必要になるだろう。もちろん変わることは悪くない。ただ、ファンが納得する変化であって欲しい。
 このところ競馬も人気が落ちており、売り上げの減少に歯止めがかからない。ひとごとではない。今年前半もっとも話題をあつめたのが「高知競馬場でハルウララに騎乗した武豊」ではつらい。これまでも競馬の人気回復にむけて、競馬界もいろいろ手を打ってきたはずだが、あまり効果はみえない。このところ景気も少しづつ回復基調にあるよだが、だからといって、すぐに競馬に目が向くわけでもない。この夏から発売が始まる新馬券の3連単が人気回復の決定打になるとも思えない。
 競馬場やウインズに行くと、馬券を買ってくれるファンをお客様として扱っていないことを目の当たりにすることが多すぎる。馬券はパソコンでも買える時代。だからこそ、ウインズや競馬場に出向いてくれるファンを大切にして欲しい。競馬場やウインズでしか手にできない、感動を演出して欲しい。それがファンを大事にすることではないか。
 先週までウインブルドンの中継を楽しんで見ていた。なんといっても17歳で優勝したシャラボアの愛らしさが印象的だった。勝負どころでポイントを上げると、遠慮がちに左手で握りこぶしをつくり、頭を少し前につきだすポーズが気に入ってしまった。
 再来週からはゴルフのジ・オープンの中継も楽しみだ。一流のゴルファーがコースと風に悪戦苦闘する必死なドラマがみたくて、毎年テレビの前に釘付けになる。
 私はゴルフもテニスもやらないが、その私がこんなに面白く楽しめるのは、スーパープレイもさることながら、一打一打にプレイヤーのドラマを感じるからだろうか。
 真剣なスポーツはテレビで見ていても面白いが、どういうわけか日本の競馬中継は全く面白くない。楽しくもない。たぶん競馬をやらない人、馬券を買っていない人はほとんど見ないだろう。感動を伝えようという意識も、楽しんでもらおうという演出も見えず、ただ映像をたれ流しているだけ。そんな画面に感動などありはしない。(馬券を当てた感動は別だけど。)
 今週は宮部みゆき「ICOイコー霧の城ー」を読んだ。あいかわらずうまい。読者を楽しませることができる人だな。

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