« 2004年6月 | トップページ | 2004年8月 »

2004年7月29日 (木)

第174回馬券は先行馬から

 先週、3年ぶりに新しい携帯電話に買い換えた。携帯電話なのだから、話せて、メールができて、文字の表示が大きいものであればいいと思っていたが、結局カメラ付き、ナビ付きの最新モデルになった。いまだに使い方もわからないままにカチャカチャやっているけど、使いきれないほどに満載の機能の数々に、ただただ驚いているこの頃である。さてさて、この私にどこまで使いこなせるのだろう。
 今週もというか、最近いつも反省も含めて思うことは「馬券は先行馬から」という当たり前のことの大切さ。春競馬の不調の原因は、どうも追い込み馬を狙いすぎていたためかもしれないという反省もあって、最近は極力、先行馬を中心に考え組み立てるようにしている。特に、先行馬の中でも、差し脚や瞬発力に良いものがある馬を中心に取るようにしている。その成果か、少し持ち直してきたような気がする。
 通常のレースでは距離が長くなればなるほど、道中の絶対的スピードは遅くなり、ペースは落ち着く。息が入るペースなら、勝負は直線の叩き合いになる。とすると、瞬発力がなければ勝負にならないはずだと思って、こまではそういう馬を中心に組み立ててきた。しかし、上がりの脚はペースとの関係を抜きには語れないし、現実的に上がりの脚から条件を絞り込んでいくのは非常に難しい。いきおいボックス馬券にならざるを得ない。仮に1頭に絞り込んでも、往々にして追い込んで届かずのレースが多い。そんなレースが続くとストレスもたまる。調子も崩れる。
 全ての馬が同じ量のFT線維をもっていて、同じだけのエネルギーを発揮できるとしたら、ハイペースでない限り、どんな距離であっても、先行馬が有利になる。追い込み馬が有利なのは、先行馬が直線で止まるようなハイペースの場合だけだが、その場合でも先行馬には前半のアドバンテージがあり、勝てないまでも、ゴール前まで粘ることも可能だ。先行馬は追い込み馬に比べても道中の不利は少ないし、スムースなレースができれば、消耗も少なくてすむだろう。
 先行馬で、なおかつ差し脚のしっかりした馬を探す。それが私のいまのテーマ。奇をてらわず、素直にいこうと思うこの頃。
 携帯だけでなく、競馬のデータも使いこなすには時間と経験がいる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年7月23日 (金)

第173回暑いので、何も思いつかない

 先週から函館で「はくぼ」競馬が始まって、最後の2レースにチャンスをかけられるようになった。ギャンブル好きは、勝っていても、負けていても、賭けられるレースがあれば何にでも手を出したいもの。馬券の売り上げ増加には間違いなく寄与するだろう。
 しかし問題は、私にとってそれが良いことか、悪いことか。
 先週の「はくぼ」4レースは3勝1敗。わかりやすいレースが多かったことと、個人的には万馬券もヒットできたので、今のところはまずまずの結果。他場が終わった後の2レースで、比較的集中してレース検討ができたのが好結果をもたらしたのかもしれない。
 いずれにしても天国と地獄を分ける最終レースの延長戦。熱くなりすぎないようにしたいと思っている。
 そういえば、第1レースのスタートも1時間ほど遅くなったわけで、東京からでも無理なく、日帰りで函館競馬が楽しめるかもしれない。函館はまだ行ったことがないし、この夏のうちに行ってみようかと思っている。
 はあぁ、しかし、暑い。思考能力なし。きょうはここまで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年7月15日 (木)

第172回12年の重さ

 スピード指数を「競馬最強の法則」に連載をしていたのは、12年前のちょうど今頃だった。12年前も、今年の夏のように、ずいぶんと暑かった夏だったような気がする。クーラーもない部屋で、ひたすらワープロのキーボードを叩いていたことを思い出す。
 それでか、背中の腰の上あたりが痛くて、寝返りも打てない日が続いた。腎臓か何かが悪いかもしれないと、覚悟を決めて病院に行ったら、「背中の筋肉が固まっているだけです」といわれて、筋肉のこりを和らげる薬をもらって、すごすごと帰ってきたことを思い出す。カミさんにも、当時幼稚園に通っていた娘にも大笑いされたが、その娘もこの春に大学生になった。
 この間、スピード指数が競馬の予想法として12年も使われ続けたことは私自身にとっても驚異に値することだった。それだけの時間、多くのファンに検証され、試されてきたわけで、その上で尚、信頼できる競馬の予想法だという証であり、金メダルをもらった気分でもある。(金メダルをもらったことなどないので、その気分といつてもよくわからないけど)
 正直、12年もの間、多くのファンに支持されるとは思ってもみなかったが、支持され続けたのは、スピード指数が確かで競馬の重要な真実を含んでいたからではないか。そのもっとも重要な要素は、スピード指数が個々のサラブレッドの運動エネルギーに依拠したデータたった、ということではないかと思っている。
 ここで運動エネルギー論を展開するつもりはないが、たとえば最も重要なデータである馬場指数ひとつ取っても、明らかに運動エネルギーの多寡を示すデータに他ならないことがわかる。斤量の補正も同様に働く。
 したがって、スピード指数は個々のサラブレッドの個々のレースでの運動エネルギーの消費量を示しているといえる。指数が大きければ運動エネルギーの消費が大きかったことを表し、指数が小さければ運動エネルギーそのものが小さいと判断できる。
 スピード指数が運動エネルギーを表すデータだとすると、年齢によって、成長によって大きくなっていくことや、近走の指数の価値が高いことなども、自然と理解できる。当然、調子の善し悪しも指数の上下にあらわれる。
 ペース指数や上がり指数はその消費のパターンの違いを表しているわけで、前半にエネルギーを消費したレースか、後半までエネルギーを温存できたか、ということを問うためのデータだとわかる。この消費のパターンの違いに、サラブレッドの個性が見いだせるし、それらの見極めが現実のレースでは必要になってくる。
 スピード指数があらわしていたものは、競馬の原則にそった最も基本的なデータだった。だからこそ、12年も支持されたのだろう。
 なにはともあれ、これからも宜しく、お願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年7月 8日 (木)

第171回スポーツの楽しみ

 梅雨はどうしたんだ、と思うような暑さが続く。こんな日はナイター観戦がいい。今年は2回、神宮球場に応援に行ったが、わが愛する中日ドラゴンズはしばらく名古屋に陣取り、次に上京するのは8月のお盆の頃のヤクルト戦。そのころまで、首位でいてくれると良いが。
 ところでプロ野球は、近鉄、オリックスの合併にとどまらず、1リーグに向けての大きな流れができたようだ。ただ、1リーグで10チームもあると、消化試合も増えるわけで、後半の盛り上げ方も何か考えなければならないし、日本シリーズに変わるイベントも必要になるだろう。もちろん変わることは悪くない。ただ、ファンが納得する変化であって欲しい。
 このところ競馬も人気が落ちており、売り上げの減少に歯止めがかからない。ひとごとではない。今年前半もっとも話題をあつめたのが「高知競馬場でハルウララに騎乗した武豊」ではつらい。これまでも競馬の人気回復にむけて、競馬界もいろいろ手を打ってきたはずだが、あまり効果はみえない。このところ景気も少しづつ回復基調にあるよだが、だからといって、すぐに競馬に目が向くわけでもない。この夏から発売が始まる新馬券の3連単が人気回復の決定打になるとも思えない。
 競馬場やウインズに行くと、馬券を買ってくれるファンをお客様として扱っていないことを目の当たりにすることが多すぎる。馬券はパソコンでも買える時代。だからこそ、ウインズや競馬場に出向いてくれるファンを大切にして欲しい。競馬場やウインズでしか手にできない、感動を演出して欲しい。それがファンを大事にすることではないか。
 先週までウインブルドンの中継を楽しんで見ていた。なんといっても17歳で優勝したシャラボアの愛らしさが印象的だった。勝負どころでポイントを上げると、遠慮がちに左手で握りこぶしをつくり、頭を少し前につきだすポーズが気に入ってしまった。
 再来週からはゴルフのジ・オープンの中継も楽しみだ。一流のゴルファーがコースと風に悪戦苦闘する必死なドラマがみたくて、毎年テレビの前に釘付けになる。
 私はゴルフもテニスもやらないが、その私がこんなに面白く楽しめるのは、スーパープレイもさることながら、一打一打にプレイヤーのドラマを感じるからだろうか。
 真剣なスポーツはテレビで見ていても面白いが、どういうわけか日本の競馬中継は全く面白くない。楽しくもない。たぶん競馬をやらない人、馬券を買っていない人はほとんど見ないだろう。感動を伝えようという意識も、楽しんでもらおうという演出も見えず、ただ映像をたれ流しているだけ。そんな画面に感動などありはしない。(馬券を当てた感動は別だけど。)
 今週は宮部みゆき「ICOイコー霧の城ー」を読んだ。あいかわらずうまい。読者を楽しませることができる人だな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年7月 1日 (木)

第170回福島の名残

 先週の日曜日、朝早くの新幹線でN君と福島に行った。日焼けした顔と腕が、まだ少し赤い。毎年のことだけど、この時期の福島は、ホテルも競馬場の指定席も、なかなか取れない。身体は多少きつくても、最近はほとんどが日帰り。この日も東京駅から新幹線に乗ってすぐ、駅弁をかき込み、後はぐっすり寝てしまった。
 福島競馬馬場は、手を伸ばせば馬に手が届きそうなくらい観客席とコースが近い。ドドドドドという、サラブレッドが走り去る地響きのような蹄の音も、空気の振動を感じるくらいに近く、ライブならでは、福島ならではのもの。向こう正面の穏やかな稜線の連なりも「ああ福島に来たんだ」という気にさせくれる。
 雨の心配もないようなので、一般席のゴール前に陣取った。
 宝塚記念がこの日の勝負レースと心に決めていたものの、結局いつもの入れ込みぐせ、レースが行われているのに、馬券も買わずにただ見てはいられない困った性分は隠しようがなく、福島、阪神、函館の3場、買えるレースを全て、あわただしく買いに走る。
 が、全レース買っても、全体に配当が良ければいいが、この日は堅めなレースが多かったし、荒れたレースでは手を出しにくい馬が上位にきて、何とも消化不良な気分で、盛り上がりに欠ける結果になってしまった。大穴狙いか好きなN君も、荒れないレースに当たりが遠い。
 取ったり取られたりを続け、宝塚記念を迎える頃には、資金も心細くなって、結局、タップダンスシチーからの1着流しと、5頭ボックスの馬単を少額、買っただけだった。
 宝塚記念はタップダンスシチーが圧勝、2着にシルクフェイマスが入って、予想はズバリだったが、配当は馬単で31・9倍。乏しい資金での勝負では、予想は万全でも焼け石に水状態。前半セーブして宝塚記念に集中すれば良かったと思うものの、やっぱり性格が性格だから。自分でもよくわかっている。
 それにしても、タップダンスシチーは強かった。3角手前で逃げるローエングリンを交わすと、後はマイペースで突き放し、力で押し切ってしまった。後続馬たちはなす術もない。リンカーンもゼンノロブロイも、直線少し追い込んで、少しだけ見せ場はつくったものの、すでに勝負のついた後では、タップダンスシチーの引き立て役でしかなかった。
 月曜日に計算したら、タップダンスシチーのスピード指数は100を示していた。
 逃げても強かったミホノブルボン、サイレンスズカに続く線上に、遅咲きながらタップダンスシチーが登場したことで、スローペースばかりのレースも、少し変わるのかもしれない。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年6月 | トップページ | 2004年8月 »