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2004年8月26日 (木)

第178回ゴールドラッシュ

 相変わらずオリンピックに深夜まで熱い。思いもかけないメダルラッシュについ力が入る。それにつけても期待通りにメダルを取ることの難しさを思う。期待通りの結果が残せなかった選手の悔しさを思う。本当は帰りたくないだろうな。誰にも会いたくないのかもしれない。回りが、十分がんばったのだからと慰め励ましても、きっと、あそこで、あと一歩、あと一息の自責の念が離れることはないだろう。そんな想いを一生背負うのだろうか。つらいだろうな。もし私だったら、非情にも突き出されたマイクに言葉をうしなったまま、逃げ出してしまうかもしれない。
 スポーツのゲームに勝ち負けはついてまわるが、敗者があっての勝者であり、勝者があっての敗者である。ともに同じ舞台をつくる者たちなのだ。敗者なくして勝者も無し。
 敗者にこそ栄光あれ。
 気がつけば夏も終わりに向かっている。肌を刺す、ちりちりする日差しも少し和らいできたし、雲の高さも変わった。風も少し冷ややかに流れる。
 オリンピックのあとは、野球のペナントレースと、イチローの安打記録。競馬も3連単がテスト発売されているが、今ひとつ気持ちが乗ってこない。そう、慌てることはない。いまは静かに、確実に、必ずやってくるチャンスを待とう。
 私のゴールドラッシュは9月11日からだ。

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2004年8月19日 (木)

第177回北島選手の眼光

 先週木曜日、「ダビンチ・コード」を読み終わった。推理小説には違いないが、展開や描写がいかにもアメリカ映画を観ているような絵的な本。8月13日の金曜日は神宮でヤクルト・中日戦を観戦。中日は逆転されてもあきらめず、追い上げたが反撃も届かなかった。土曜日、お金を預けて頼んでおいた3連単は2レースとも負け。ようように他のレースで取り戻した元金も、日曜日には暑さに溶けてしまった。しぁない。それでも、命がある限り誰にも明日はある。たぶん私にも明日があるはずと思いなおす。
 月曜日はいつものTちゃんと電話で、ひとしきり3連単の話で盛り上がるが、勝てなかったせいか、お互い話に勢いがない。
 今週はオリンピックのテレビ観戦で眠い毎日。それでも、日本選手の活躍は嬉しいし、見逃せない。私は集中しているときの選手の眼が好きだが、水泳で2つの金メダルを取った北島選手の全てを貫き通すようなエネルギーに満ちた眼光は、世界のトップに君臨する者の輝きがあった。テレビの画面を通してさえ伝わるあの眼の勢いは、怖いと思えるほどにすごい。
 しかしながら我が身を振り返ってみると、毎週の競馬に感動も集中力もなく、決断力もなく、右往左往しながらの36レース。バラバラ買い続けるだけのアホ馬券。どう考えてみても、1日中、36レースものレースに集中できるわけがないのに、と反省しきり。
 今週は、レースを絞って集中すること。
 ガンバレ、ニッポン。
 ガンバレ、ドラゴンズ。
 ガンバレ、イチロー。
 ガンバレ、ニシダ。
 あれれ。


追記
 以前、よく通った歌舞伎町のジャズバーのマスターが6月になくなったことは、人づてには聞いていたが、きょう追悼ライブの案内が来た。競馬と酒が好きで、行けば必ず競馬の話になった。ジャズバンド華やかな時代にボーカリスト、ドラマーとして身を置いた人で、その破天荒な生き様や、楽屋話を聞くのが楽しかった。62歳だった。

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2004年8月12日 (木)

第176回3連単と熱い夏

 今年の夏はただでさえ暑い。高校野球にオリンピック、優勝を目指すドラゴンズ、イチローに松井、加えて競馬の3連単。どれもこれも気になって、気持ちも熱い熱い夏だ。
 テスト販売とはいえ、今週からいよいよ3連単の発売が始まる。どういう配当が飛び出すのか、期待は膨らむ。
 今年のG1、3連単の仮想払い戻しは天皇賞で497万、皐月賞で39万、オークスで35万、最も安いフェブラリーSでも6680円、NHKマイルカップで8290円の配当になるらしい。他のレースは1番人気が勝った桜花賞、ダービー、宝塚記念でも、全て万馬券だ。首尾良く天皇賞を当てられれば100円が500万。1000円で5000万。1000円で家が買える。うーん、これはすごい。宝くじよりは当たる気がする。
 2002年から始まった大井競馬の3連単の平均配当は8万5430円(スポニチ8月10日号)ということだが、出走頭数が多く、能力も接近した中央競馬なら、平均配当はもっと高くなるだろう。
 私はこれまで馬単を中心に買ってきた。3連複は人気馬が3着までに残る確率が高く、リスクに見合う配当にならないことこともあり、あまり買う気にならなかった。しかし、3連単は違う。人気馬が3着なら、確実に高配当が期待できる。大井の3連単平均配当が8万円を越えるというデータの結果からすると、人気馬をからめても高配当になるということの証明であり、この際「人気馬だから」という理由だけで嫌ってきた私自身のスタンスも変えなければならない。
 しかし、仮にあるレースで3連単の馬券が5億円売れたとして、配当に回るのは4億、その10分の1以上をひとりで占めるのは、快感には違いないが、それにはかなりの幸運を必要とする。おまけにひとりで1000円ももっていたら、それだけで自ら配当を下げることにもなる。
 現実的に考えると、狙って取れる馬券の多くは配当が100万円までの馬券かもしれない。そこで如何に効率よく高配当を手にするかが腕の見せ所になるのだろう。
 以前、ダートでの勝率や連対率を調べたことがあったが、古馬ダートのレースで狙って面白そうなのが、平均のA馬(勝率23%、3着内率49%)、次いで平均のB馬(勝率16%、3着内率41%)。1番人気の勝率33%には及ばないが、人気薄の平均AB馬が穴をあけることも多く、3連単の軸馬として注意をしていきたいと思っている。

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2004年8月 5日 (木)

第175回ウインズ汐留

 関屋記念の日曜日、久しぶりにウインズ汐留に行った。
 いつもはウインズ後楽園でうろうろしているが、座る場所もなく、圧迫感のある低い天井、床一面に捨てられた外れ馬券や新聞、階段や床に座り込む人たちの疲れ切った顔。どれも好きな光景ではないし、この日は体調があまりよくなかったこともあって、半日もの時間、後楽園で過ごす気になれなかった。
 西武新宿線から大江戸線を乗り継いで、ウインズ汐留に着いたのは昼過ぎ。まだ指定席が空いているかもしれないと思ったが、1階の入り口に「指定席は9時57分に売り切れ」の案内が出ていた。ウインズ汐留も100円単位の馬券を発売するようになって、来場者が増えたのかもしれない。
 2階のレストランで少し甘すぎる味噌カツ丼を食べ、5階のフロアにあがる。
 新潟の7レースから馬券を買ったが、その後は3場全てのレースに手を出す。ま、いつものことだけど。
 結果は勝ったり負けたり。関屋記念はA馬の1番人気ブルーイレヴンがスローペースでも決め手のあるところを見せつけ、あっさり勝ってしまったが、ブレイクタイムの1着流しの馬券を買っていた私はあっさりと負け。 新潟、小倉の最終レースが終わって収支はトントンだった。
 外れ馬券を捨てようと思ったとき、あらためて自分の足下のフロアがきれいなことに気がついた。まわりを見ても、ゴミひとつ落ちていない。後楽園の馬券売場を見慣れた人間にとって、このゴミの落ちていないフロアは驚きだった。たしかオープン当時にきたときもこうだったはずだ。そのときは、人も少ないし、いまだけのことだろうと思っていた。
 いまいちど、まわりをよく見てみると、掛かりの人が絶えずゴミを回収してゴミ箱に捨てているし、フロアに新聞を敷いて座り込んでいる人も、ひとりとして見かけない。
 誰でも、きれいなフロアにゴミを捨てる人間にはなりたくない。私もそうだ。私はポケットの外れ馬券をそっとゴミ箱に捨てた。たぶん、みんな自然とそういう気持ちになるはずだ。それが抑止力になっているのだろう。
 もちろん、椅子がいっぱい用意されているので、新聞などで占有しなくてもすむから、フロアに座り込むこともないし、書記台やカウンターの側にはゴミ箱がかならずあり、数も多いので、自然とゴミ箱に捨てるようになる。ウインズだからといって、馬券を買ってすぐに帰る人ばかりではない。むしろ一定の時間、滞在する人のほうが多いはずで、どのウインズでもそういう人を意識したサービスを心がけてほしいと思う。それにはまず、椅子を十分に用意することと、ゴミ箱を増やして清潔な環境を提供することが第一歩ではないか。
 函館はくぼの最終12レース、5番人気のメジログリーンに入れ込んで負けた。
 ウインズ汐留のフロアは、最終レースが終わってもきれいだった。

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