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2004年9月 9日 (木)

第180回求む野球狂オーナー

 もうひとつの合併はなかった。来期はセリーグ6球団、パリーグは5球団でペナントレースが行われる。しかし、それがベストな状態だとは誰も思っていないだろう。にもかかわらず、決定権を持つ球団の最高責任者が揃っていながら、プロ野球活性化のための新しいアイデアも、提案も、決定もなかったということか。結局、当面の課題を過渡的に処理をしただけのことで、問題を先送りしただけにみえる。いずれ、来期、同じ問題でまたもめるのだろう。
 野球は魅力あるコンテンツであり、それをどう生かすかが、どう育てるのかが、経営のテーマであるはずだ。そういう点で球団オーナーには国民から負託された社会的責任や使命もあるのではないか。その気概がなければ球団を持つべきではないし、オーナーはファン以上に熱い野球狂であってほしいと願う。
 プロ野球の行方も気になるが、競馬界も安閑とはしていられない。
 地方競馬はもとより、中央競馬も売り上げの下落に歯止めがかからないし、競馬場にもウインズにも、かつてのにぎわいはない。3連単の発売もどこまで効果があるのがいまは疑問に思う。3連単のテスト発売が行われた札幌競馬も、後半になるにつれ、3連単の売り上げが落ちていった。いくら高配当が出るといっても、3連単は当たらないし、当たらなければ続けられないのはものの道理。結局、ファンの多くは馬連に戻っていくのではないか。よほど景気が良くなり、個人に余裕ができるか、全く新しい魅力的な番組を提供するか、新しいファン層を拡大するかしか、いまのところ方法はない。
 昨夜、久々に北海道から帰ってきた米田氏から電話があった。(テレビ東京のとある番組に出演していたときの米田氏の肩書きがホースコーディネーターになっていたので、これからはハゲの博労改めホースコーディネーターと呼ばせてもらいます)。知り合いの牧場オーナーが自殺したことだとか、馬産地の経済的苦境など、暗い話ばかりだった。われわれの気がつかないところで、競馬の現場では精神的にも縮小のスパイラルに落ち込みつつあるのかもしれない。
 競馬界も熱狂的なビジネス・リーダーが待望されているのではないか。

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