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2004年11月25日 (木)

第191回配当が読めない3連単

 先週の日曜日もみずほ銀行のオンラインは停止中だった。今回はぬかりなく、資金は前日におろしておいた。
 それにしても、東京競馬場がさみしい。競馬シーズンたけなわのはずなのに、あまり人が入っていない。東京競馬場はスタンドの改修工事中であること、なんたって給料日前ということ、G�Tといっても実際レースをやってるのは京都だった、というような理由があったかもしれない。馬券は買いやすくて良いのだけど。
 最近は3連単以外に買いたい馬券がなく、3連単の発売がない8レースまでは馬券を買わなくなってしまった。
 東京の9レースは外した。京都の9レースは1番人気のオレハマッテルゼが中心不動。同馬の1、2着流しで3連単馬券をまとめた。オレハマッテルゼは2着に追い込んで、結果、1番人気がらみのB−A−B馬券で3連単が5万3630円。何でそんなにつくの、と思ったほどの高配当。
 続く東京の10レースは、ナカヤマバスターの1、2着流しに期待したが、上がりの脚の良いスナークスズランも気になって、同馬の1着流しだけ押さえた。レース中はずっと後方から進むナカヤマバスターだけを目で追い続けていた。ナカヤマバスターは直線に入って少し追い込む気配を見せたがそこまで、坂下ではすでに力をなくしていた。ゴールまでナカヤマバスターを追い続けたが、結局、何着だっただろう。いずれにしても、だめだった。馬券にならない。そう思ってターフビジョンを見ると白い帽子の1番の馬をアップで追い続けている。え、1番。1番なら持っている。1番はスナークスズランだよ。ひっとして勝ったのはスナークスズランだったのか。
 あわててポケットに手を突っ込んで馬券を確認する。ほう、ほう、間違いなく1番からの1着流しだ。2着も9番のようで、その馬番もある。ただ、3着は12番ダイワレイダースと14番のヨイチサウスのきわどい写真判定になった。12番のダイワレイダースなら持っているが、14番のヨイチサウスは買っていない。写真判定はいつも長く感じるが、このときは意外に早く決まった。3着は幸運にも12番ダイワレイダースだった。
 そしてそのすぐあとに、もっと大きなラッキーがやってきた。なんと配当は41万3450円だった。2番人気がからんで8番、7番人気の組み合わせ、それで41万馬券になってしまう。幸運に文句は言うつもりはないし、素直に嬉しくて仕方がないのだが、どう考えてもつきすぎではないのか。
 マイルチャンピオンシップも圧倒的1番人気が勝って、2、3着に4番人気、5番人気で1万3280円もつくなんて、信じられない思いだった。
 それとは裏腹だったのが、東京のメイン霜月ステークスの結果。スピード指数からは買いにくい馬たちが上位を占め、人気でも6−3−9番人気。どのくらいの配当になるのか気になったが、13万4640円にすぎなかった。3連単の配当は発表になるまで、本当にわからない。

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2004年11月18日 (木)

第190回なぜと問う前に

 先週、エリザベス女王杯の過去のデータを調べていたら、古馬混合牝馬G�Tになった1996年以降、昨年の2003年までの8年間、前走指数の高いA馬かB馬が必ず連対していた。
  96年(1着)A(2着)−
  97年    B    A
  98年    B    D
  99年    A    −
  00年    A    X
  01年    X    B
  02年    A    A
  03年    B    A

 牝馬のレースは牡馬に比べると安定感に欠け、比較的波乱も多いというのが常識だ。ところが、ことエリザベス女王杯に限ってみると、前走の指数がもっとも大きなウェイトを占めており、スピード指数の指標からは、もっとも簡単なレースだったわけだ。
 なぜだろう。なぜA、B馬なのか。なぜ直前の指数が高い馬が有力なのか。牝馬のレースはスローペースになりがちだが、それでも尚、前走指数が高いことが意味を持つのはなぜか。
 あれこれ考え、わたしが買った馬券はスティルインラブとアドマイヤグルーヴの12−15の2頭軸のマルチと、スティルインラブとスイープトウショウ7−15の2頭軸マルチ馬券だった。
 今年のメンバーでA馬はアドマイヤグルーヴ、B馬はスイープトウショウだったが、アドマイヤグルーヴは天皇賞の激走の疲れが残っているかもしれない、スイープトウショウは初の古馬相手のレースで強い相手との対戦がなく、上がり指数も物足りないと、AB馬のマイナス材料ばかり探していたようだ。結局、上がりの脚でスティルインラブを軸にした馬券になってしまった。
 レースの結果はご承知の通り。A馬のアドマイヤグルーヴが直線堂々と抜け出して1着。2着にオースミハルカ、3着にエルノヴァが入って、3連単は5万3750円。
「なぜA、B馬なのか、なぜ直前の指数が高い馬が有力なのか」を問う前に、「わかっていながら、外れ馬券しか買ってないのはなぜなのか」を問いただした方がよいかもしれない。
 ちなみに今週のG�Tマイルチャンピオンシップは97年以降、必ずABCDのどれかが連対している。ことしはどうなるのでしょう。
                (1着)    (2着)    (勝ち馬)          (2着馬)
  93年    AX    B    シンコウラブリイ  イイデザオウ
  94年    BY    AX   ノースフライト   サクラバクシンオー
  95年    −     −    トロットサンダー  メイショウテゾロ
  96年    −     −    ジェニュイン    ショウリノメガミ
  97年    B     −    タイキシャトル   キョウエイマーチ
  98年    AX    Y    タイキシャトル   ビッグサンデー
  99年    AX    BY   エアジハード    キングヘイロー
  00年    −     C    アグネスデジタル  ダイタクリーヴァ
  01年    −     D    ゼンノエルシド   エイシンプレストン
  02年    −     D    トウカイポイント  エイシンプレストン
  03年    D     −    デュランダル    ファインモーション

登録段階のものですが、今年のランク馬は以下の通りです。
A  ファインモーション
B  ダンスインザムード
CZ プリサイスマシーン
D  ユートピア
 X サクラプレジデント 
 Y テレグノシス
 Z デュランダル

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2004年11月11日 (木)

第189回絵に描いたような

 先週の土曜日。
「きょう一番難しいレースは、福島のメインだね」
「でも、難しいと思うレースに限って、A−Bで高配当になったりして」
「そう、ある、ある」
「とすると、A馬はブルーベールで、B馬がトップパシコ、もう一頭のB馬がジェイケイベスト。これで行きますか」
 福島のメインは河北新報杯だが、芝1200メートルの1000万条件の短距離戦で、しかも16頭立てのハンデ戦だ。いかにも難解なレースだった。スピード指数で見ても抜けた馬はいない。
 わたしは予想の通り、ブルーベールを軸に1、2着流しで、3連単を100円ずつ買った。
 レースは人気のトーセンサニーが先手を取って逃げ、トップパシコとジェイケイベストが2、3番手で追走する展開。直線で逃げたトーセンサニーが力つき、下がって行く。なだれ込みをはかるトップパシコとジェイケイベストを、中団からコースの外に出して追い込んできたブルーベールがゴール寸前でとらえた。
 なんとなんと、1着A馬ブルーベール、2着B馬トップパシコ、3着B馬ジェイケイベストと入選したわけで、まったく絵に描いたような1、2、3着が実現してしまった。
「ははは、びっくりしたね。話してとおりになっちゃった」
「結構つきますよ」
「10万越えるかな」
「いや、惜しい。9万9千円くらい」
「でも、十分だよ。何たってA−B−Bだから、それだけで感激だよ」
 この日は福島のメインを手始めに、3場の11、12レースの3連単を買ったが、あたったのは福島、東京、京都のメインだけだった。12レースは全敗だったが、それでも福島メインの9万9850円の配当は、気持ちだけでなく資金的にも余裕のプラス計上になった。
 翌日、東京競馬場に行くつもりで、バスで荻窪に出る。荻窪で銀行によって、お金をおろして、中央線と武蔵野線を乗り継いで、競馬場に行くのがいつものコースだ。ところがなんていうことだろう。この日に限って、みずほ銀行は「システムの統合のために」一切の取引ができず、お金をおろせなくなっていた。合併してずいぶんになるはずなのに、一体いつまでシステムの統合をやっているのだろう。
 賭けるお金も無しに競馬場に行っても仕方ないので、しかたなく家に帰った。カミさんにその事情を話すと、「貸してあげるよ」といってくれたが、電話投票には昨日の余録があるし、今さら出かけるのもおっくうになっていたから、テレビの前に陣取って電話投票に専念した。安い配当をいくつか取っただけで、負けた。

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2004年11月 4日 (木)

第188回取ってしまった

 日曜日は東京競馬場にいた。
 最終レースが、たった今、終わったところだ。
 通路を隔てて、私の隣りにいたグループが盛り上がっている。
「すごいね、1000円も持ってるよ」
 仲間のひとりが最終レースを当てたらしい。
 東京の最終レースは�Fイチロースワン、�Eリーピングキャット、�@アイアイサクラの順に入った。まだ確定はしていないが、あまり人気のない馬たちで高配当になるらしい。
「配当は、15万くらいだよ。え、とすると150万。帯封だよ。帯封。帰りは全員タクシーだ」
 酔っぱらっている勢いもあってか、大きな笑い声が響きわたり、そこだけが異様に明るい。
 へえ、そうなんだ。15万馬券なんだ。1000円も買っていたなんて、それはそれはすごいな。わたしはジャケットのポケットにしまい込んでいた自分の馬券をじっと見つめる。100円しか買ってない。でも、ちゃんと当たっている。8頭ボックスの3連単に�Fも�Eも�@もある。当たっていればいい。天皇賞は取れなかったけど、きょうはいい一日だったし、最終レースで15万なら十分だ。
 そんなことを思いめぐらしながら、彼らの喜び様を笑って見ていたら、かのグループのひとりが握手を求めてきた。
 わたしは「おめでとう。良かったですね」と声をかけ、「わたしも100円だけど当てたんですよ」と馬券を見せる。
「これは3連単じゃないですか。おーい、この人3連単当ててるよ」
 みんなのの視線がわたしに集まり、まわりから拍手も起きる。
「3連単だといくらになるんだ」
 おっとっとっと、えぇ。
 驚いたのはわたしだった。彼らが騒いでいた15万という配当は、どうも3連複の配当のようで、当てたのはその3連複らしい。
「3連単なら50万はこえるかもしれない」
 彼らのうちの誰かがつぶやく。
 わたしは、思いがけない幸運に、冷静を装いつつ、ただ微笑むしかなかった。まわりの何人かと握手をしてるうちに、いつのまにか、レースは確定して、払い戻しの放送が聞こえてくる。
 3連単は70万2730円の配当だった。
 最終レース、わたしは2着に追い込んだ9番人気リーピングキャットを軸にしてマルチ馬券を買った。3着のアイアイサクラは相手には選んでなかったから、普段ならそこで負けたはずだ。しかしそのとき、何となくだけど、先行力と差し脚のある馬のボックスを買う気になって、追加したのがアイアイサクラを含めた8頭ボックス馬券だった。前日の土曜日、福島の9レースでも72万馬券がでたが、わたしは手が広がるのが嫌で、7頭ボックスにした。ところが、競馬ではよくあることだが、最後に切った馬が2着に粘って、72万馬券を取り逃がす。そんなことが、頭の隅にあったのかもしれない。
 この日は好調で、東京の9レースの8万馬券を取り、福島のメインレースも4万馬券を500円的中していた。天皇賞は外したが、他のレースもそこそこに当てていたから、最終レースを迎えても資金的に余力があった。確かに100円ずつでも8頭ボックスなら3万3600円になる。資金的な余裕があってこそ、追加して買えた馬券だったのだと思う。 それにしても、幸運だった。
 嬉しくて、ひさびさカミさんと娘にご祝儀を出した。

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