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2005年1月14日 (金)

第197回お年玉

 馬券は9レース以降の3連単しか買わなくなってしまったから、朝から入れ込むことはなくなったが、それでも先週は正月の変則開催で1週間に、というか6日間に4日も競馬があって、当然、原稿の締切もあるわけで、さすがに少し疲れた。
 それでも、2005年は新年から馬券が快調だった。
 2日目、京都9レース飛梅賞はコパノフウジンが勝って9万1650円、中山11レースアレキサンドライトSはクーカイが勝ち1万5590円、京都11レース万葉Sはアイポッパーが抜け出して3130円、京都12レースも3万840円を的中。中山の最終レースの11万8930円は本命カフェムーン、対抗ダークフィールドという本線でスポニチ予想が当たっていたものの、私自身はカフェムーンの騎手が気になってボックス馬券で攻めたが、3着馬が抜けて馬券にはならなかった。
 翌、3日目もウイングロリアが勝った京都10レース八坂特別の4万7950円、マヤノシャドーの勝った京都11レースの2万8540円、京都12レースもマチカネテマリウタから5万3230円などを当てて好調が続いた。
 極めつけは4日目、10日の中山10レース、初春賞。テレビの前のソファーに寝ころんで、グリーンチャンネルを観戦しながら、ぐーたら競馬の一日だった。
 このレースは休み明けのマチカネバテレンが人気を集めていた。ダートの短距離戦だけに逃げるマチカネバテレンに向くと思って、同馬からの1着流しを買った。しかし、指数で抜けているわけではないし、休み明けも気になって、ダートでも差し脚のあるキャピタルレター、リキボクサーからの押さえを取った。
 レースはグローリーブラッドとマチカネバテレンが、やり合うように先を争ってハイペースになった。結局、両馬とも直線で脚をなくし、中団から伸びたキャピタルレターが差し切った。2着は久々のダート戦だったベルモントサンダー、3着には最内をついてリキボクサーが突っ込んできた。
 グリーンチャンネルで単勝のオッズを取っていたから、勝ったキャピタルレターと3着のリキボクサー単勝がともに30倍以上あることはわかっていた。3連単は10万馬券になるかどうかだろうと思っていた。
 しかし、ほどなく確定した3連単の配当は81万4930円。私が取った馬券での過去最高配当額だ。
「取った。80万馬券」
 想像以上の高配当につい、そう叫んでしまった。
 その声をカミさんが聞き逃すことはなかった。
「いくら取ったの」
「80万」
「授業料払うから、頂戴ね」
「え、いくらなの」
「80万円」
「80万は無理だよ。50万くらいならいいけど」
 娘の大学の授業料という理由を持ってこられたのでは断りようもない。しかし娘の大学の授業料を馬券で払うというのは、親としてどうなのだろう。ま、いまは深くは考えないでおこう。
 ところで、最近は1着馬を2、3頭選んで2、3着馬はボックスで組むという馬券が多い。それが自分にあっているようで、いまのところ比較的うまくいっている。この正月競馬で取った馬券の多くも、押さえで加えた馬が勝ったレースが多かった。
 私の場合「これだ」と思いこんでの予想は、どこか力が入りすぎて、素直さに欠けているのかもしれない。
 いずれにしても、押さえ馬券での高配当はお年玉のようなもの。感謝、感謝、である。

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