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2005年3月17日 (木)

第205回個の意志

 先週の馬場日記で「100万馬券を当てた」と書いたら、同じレース「自分も100万馬券を当てた」という方からメールをもらった。スピード指数上はランク馬が上位を占め、それほど難しくないレースだったから、きっと誰かが取っているとは思っていた。良かったですね。おめでとうございます。自分のことのようにうれしかったです。その「100万馬券的中」以外にも、ダイヤモンドS(B−DZ−Z、3連単50万7610円)で大きく儲けた方など、いろいろメールをいただきました。みなさん、がんばっているようです。個々には返信できず、申し訳ありませんが、メールをありがとうございました。

 先週は、岡部騎手が引退するというニュースに、同世代の者として感慨深いものを感じた。肉体的な限界はとうに過ぎていたはずで、その点でもよく頑張ったのだと思う。それにしても、彼くらいの実績を残していれば、もっと前に新しいたくさんの選択肢があっただろうと思う。以前から調教師になるつもりはないと伝え聞いていたが、そのあたりに岡部騎手の確固たる、あるいは孤高ともいうべき精神の存在を知る。最後の最後まで、現役の騎手にこだわり続けた男の生き様に、ただ感嘆するばかりだ。競馬発展の功労者として、JRAも引退後の処遇に配慮する意向を示しているが、いまは、ただ静かにしていたいという岡部騎手の意志に彼らしい個を感じる。
 正直、これまで岡部馬券ではあまりいい思い出はない。むしろスローペース症候群を生み出すペースの作り方に、疑問を感じたこともあったし、馬券を買う段には岡部騎手をどう外して買うかを考えていたほどだ。いつも、どんなレースでも、岡部騎手を無視して馬券を買えなかった。それほどに、日本の競馬を言葉ではなく、実力と実績でリードしてきた岡部騎手に、いまさらながら心から敬意を払いたいと思う。

 先週の日曜日は、寒い一日になるという天気予報だったので、厚着をして中山に出かけた。どんなに寒くても、体力が衰えても、馬券を引退するわけにはいかない。
 中京の9レース、3連単5万7810円、中山9レース鎌ケ谷特別の2万4230円を連続して的中して、さい先の良いスタートをきったが、その後は阪神の10レース甲南特別を当てただけで、メインレースは3場とも当たりがなかった。中山のクリスタルカップはチアフルワールドと沈没。阪神のフィリーズレビューはラインクラフトから買ったものの、2着馬デアリングハートがなかった。
 少し流れが悪いまま最終レースを迎えたが、中京は1着のナゾから流したものの、2着のエリーナが抜けてしまった。中山は軸にしたレディプラウドが4角で前が詰まって二桁着順の大敗。ギミーシェルターからの1、2着流しも押さえていたが、それも3着では馬券にならない。
 きょうはトントンで終わりかと思ったが、阪神の最終レースが当たった。圧倒的人気の武豊騎乗のケージージェイド(Aa)が1着では、せいぜい2、3万くらいの配当だろう、高配当は期待できないと思ったが、意外や意外、2着馬のウェディングマター(D)は8番人気、3着に入ったクールセレクト(D)が単勝万馬券の人気薄で、3連単は11万2000円という10万馬券になった。人気馬の相手は人気薄、という典型的なレースだった。良かった、良かった。ラッキーだった。
 モコモコのコートを着て、西船橋までのオケラ街道を少し汗ばみながら歩く。
 「寿司を買って帰るよ」とカミさんに電話をする。

 それにしてもスピード指数をつかいながら、いつも迷いに迷うし、直前まで右往左往しながら馬券を買い続けている。それが競馬といえばそれまでだが、素直に信じたところに心を落ち着け、決断をしていれば、それでいいのではないか。わかっていても、なかなか心が定まらない。岡部騎手の頑固なまでの、個の意識にこだわる姿勢を少しは見習いたいと思う。

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