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2005年11月 3日 (木)

第236回アルゼンチン共和国杯も荒れる気配

 先週の秋の天皇賞は1番人気のゼンノロブロイが2着に食い込んだものの、3連単で122万馬券になるという大波乱だった。波乱の主役をつとめたのは指数でB馬のヘヴンリーロマンスだった。単勝は7580円、14番人気の牝馬が1番人気のゼンノロブロイを内からかわして勝った。一般的には札幌のクイーンS2着、札幌記念1着のパフォーマンスも不当に低く評価されていたようだった。
 レースはストーミーカフェが未勝利馬でも追走できるような超スローペースで逃げ、結局前に行った馬たち同士の叩き合いになり、その中でも負担重量で恵まれた牝馬がわずかに伸びたという結果だった。中団以降の馬たちも33秒台の脚を使ったが為す術もなく、超スローペースが波乱の大きな要因になったのではないか。もう少しペースが上がっていたら、ゼンノロブロイが勝っていたのではないか。
 それにしても、スピード指数上はB−DXの組み合わせの決着。馬連、馬単を含め的中させた人も多かったようで、いろんな方からメールや電話もいただきました。みなさん、おめでとうございます。(しかし、私の馬券には3着のダンスインザムードがありませんでした。)

 今週はアルゼンチン共和国杯。
 ランク馬の連対実績を見ると、前走指数の良いABC馬の連対率が比較的よいようにみえるが、だからといって信頼できるレベルにはない。むしろ最近はランク馬の低調が目立つ。ランク馬の低調はペースに原因がありそうだ。2500メートルという距離だけに、例年スローペースになりやすく、直線の叩き合いで、上がりだけのレースになりやすい。通常、スローペースなら逃げ馬にもチャンスがあるようにも思えるが、過去10年、逃げ馬が連対したことはなく、3着が精一杯。じり脚の馬には厳しいレースだ。
 当然、直線の切れる脚が必須条件。過去10年の連対馬は全て、近走のレースで先行指数に関係なく上がり指数で10以上を示している馬たちだった。ことしその条件を3走内に満たすのはアサクサキニナル、グラスエイコウオー、スムースバリトン、ニシノドコマデモ、ハイフレンドトライ、ブリットレーン、マーブルチーフなど。条件を過去5走内までに広げると対象馬が多くなりすぎる。
 もう少し絞るなら、先行指数を上げていく方がよい。過去10年の勝ち馬を(先行指数−10/上がり指数10)の条件でみると、99年のマーベラスタイマーを除き全ての勝ち馬が条件をクリアする。ことしは3走内にその条件を満たすアサクサキニナル、ニシノドコマデモ、ブリットレーンの3頭か最有力だろう。次いでグラスエイコウオー、テンジンムサシ。勝ち馬はこの中にありそうだ。
 人気になりそうなデルタブルース、チャクラ、ビッグゴールドなどは条件を満たす直線の脚がなく、馬券は荒れると考えた方がよい。
 また、ハンデ戦だけに例年斤量に恵まれた3歳馬の好走が目に付く。ことしの3歳馬ニシノドコマデモとスムースバリトンには注意がいるだろう。

(アルゼンチン共和国杯)
       1着        2着        3着
95年        D c      Xa       Z
96年    −       b   C
97年    B     C     D c
98年     Zd   −     D  a
99年    −     B     C c
00年     Y    −     −
01年    −     B     −
02年    C     A b   −
03年      d   −     −
04年    C     −      Yb


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