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2006年3月30日 (木)

第255回堅いレースと難解なレース

 私の思い出のレース・単勝万馬券のインターマイウェイが勝った大阪杯は、もう11年も前の昔話になってしまった。馬連で6万2930円のビッグ配当になった。後楽園ウインズの3階、大口払い戻しの窓口で払い戻しを待つ間、心臓の高鳴りを押さえられなかったことを思い出す。
 しかし、それからの10年、1番人気馬が9連対という結果が示すとおり、大阪杯は堅いというのが定評になった。ランク馬の連対実績を見ても、96年から2000年まで5年連続でAXaかAYaが勝ち続けてきた。もちろんすべて1番人気の馬たちだった。その後は一転してランク外の馬が勝っているが、それでも荒れたのは9番人気馬が勝って1番人気馬が4着になった01年だけ。配当は堅いレースが続いている。

(大阪杯)  1着        2着        3着
96年    AXa   B     B
97年    AXa    Zd   DYb
98年    AXa   D d     c
99年        AYa    Z       DZb
00年    AYa   −     C
01年    −       d      d
02年    −      Xb    Za
03年    −     AYa   BXa
04年    −      Z    A c
05年        BYd   A          b


 ランク馬の連対実績からはA馬とXYZ、平均指数上位のabcd馬が中心になっている。先行指数と上がり指数の関係は15/0、もしくは10/0前後が標準で、ペースは意外と厳しい。実際、どのレースでも上がりは35秒台で、スローペースは少ない。従って上位を争うには、平均以上のペースで上がりの脚を示す必要がある。ということは、高いスピード指数がいることをも示しており、A馬やXYZ馬が強い傾向も理解できる。「前よし、後ろよし」という底力のある馬なら当然人気にもなるだろう。
 今年のメンバーを見るとA馬はアドマイヤジャパン、マッキーマックス。XYZ馬はスズカマンボ、シルクフェイマス、カンパニー。他に平均上位のローゼンクロイツがランク馬。そのうち(先行10/上がり0)を満たすのはアドマイヤジャパン、マッキーマックス、スズカマンボ、シルクフェイマスの4頭。
 久々の不利はあるものの、基礎能力、距離適性の高い4歳馬アドマイヤジャパンを中心にとろうかと思っている。

 ダービー卿CTはハンデ戦になった02年以降、ランク馬は不振。トップハンデ馬も1番人気馬も連対できず、難しいレースが多い。そのぶん波乱になって高配当が続く。
 ハンデ戦になってから、4歳馬が毎年連対を続けており、軸馬に選ぶなら4歳馬からが妥当だろう。
 4歳馬の中でマイルの適性が高く、上がりの脚がありそうなのはダンスインザモア、キングストレイル、ロードマジェスティなど。平均ペースを想定すると、中団でレースを進めるキングストレイルで勝負になるのではないか。

(ダービー卿CT)1着        2着        3着
96年(別定)  C b   C     AXa
97年(別定)  A     −     −
98年(別定)  B d    Ya   CXb
99年(別定)  C     A c       Zb
00年(別定)  −     −     C d
01年(別定)   Z     Zc   −
02年(ハンデ) B b   −      Xb
03年(ハンデ) D     −      Ya
04年(ハンデ) −     −       d
05年(ハンデ)   Z      b      −


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2006年3月23日 (木)

第254回瞬発力勝負の宮記念

 私の中ではまだ、WBC優勝の熱狂が続いている。去年のパリーグのプレーオフも、日本シリーズも良かったが、それよりもずっと、選手たちの一生懸命さが伝わってきて、久々、野球に心打たれた。
 競馬の感動は今週の高松宮記念からーーーだとうれしい。
 開催が3月下旬になってからの、高松宮記念のデータをまとめてみた。

(高松宮記念)1着        2着        3着
00年     Xa   C     BXc
01年    C c   AYa   −
02年    A a   D     −
03年     Yd   B d    Yb
04年    C     AX    −
05年          c   −        A c


 ランク外の馬が2着に入ったのは前年だけで、全体にランク馬が好成績を収めている。特に前走指数の上位ABCD馬が活躍することが多く、次いで平均指数の上位abcd馬が有力。今年は前走指数の高いA馬にシンボリグランとブルーショットガン。次いでプリサイスマシーン、オレハマッテルゼ、ネイティヴハートと続く。ギャラントアロー、ラインクラフトは平均指数でピックアップされる。
 逃げ馬が逃げ切ったのは02年のショウナンカンプだけで、短距離戦とはいっても、基本的には上がりの脚の勝負のレースだ。
 先行と上がり指数のバランスでは(−/5)が標準で、逃げたショウナンカンプを除く全ての勝ち馬が上がり指数+5の水準をクリアしていた。「ES」でみても、全ての勝ち馬が瞬発力で上位にランクされる馬たちだったことから、上がりの脚は絶対条件だといっても良い。ただ、今年は上がり指数のレベルが少し低く、上がり指数は3程度にまで下げて考えた方がよいかもしれない。
 もうひとつ、前走もしくは前々走で1200の距離を使っていることもポイントになりそう。1200の距離で上がり指数が±0以上の馬をピックアップしていくと、全ての連対馬が該当する。3着馬も2000年と2002年を除きその条件を満たしていた。
 今年のメンバーで、近走1200の距離で上がり指数が高いのはシンボリグラン、タマモホットプレイ、カネツテンビーなどだが、ランク馬が有力というデータを合わせて考えると今年はシンボリグランが中心になりそう。
 しかし、少し気になるのが、指数のレベルが低すぎること。仮にもG�Tのレースだ。しかもスローペースはない短距離の高松宮記念で、A馬の調整値が81ではあまりにお粗末すぎないか。そのことが波乱の要因になるかもしれない。

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2006年3月16日 (木)

第253回日本一、堅い

 今週はディープインパクトが出走する阪神大賞典に注目が集まる。
 阪神大賞典はもともと人気の実力馬が圧倒的に強く、過去10年間、1番人気馬がパーフェクトに連対してきた。1、2番人気で決着したレースも10年で7回あり、日本一堅いレースなのかもしれない。
 例年、スピード指数上のランク馬が上位を占めており、ランク外の馬が3着内に入ったのは地方馬を含めても4頭だけだった。なかでも平均指数で最上位のa馬が10年の内8回連対しており、次いで前走指数の高いA、B馬、過去の最高指数を示すX馬の連対率が高い。

(阪神大賞典)1着        2着        3着
96年    BZa   AXc   地
97年    BXa   A c   −
98年    BZ    AXa   C c
99年     Zb    Xa   D
00年    BXa    Yb   A c
01年    AYb   −      Z
02年    AXa   BYb    Zd
03年    C     AXa   −
04年    AYa   DYc   BXb
05年        B d     c      AXa


 今年の平均指数の最上位馬はディープインパクトとファストタテヤマ。前走指数の高いA馬はインティライミとファストタテヤマ、次いでC馬がトウカイトリックという順。デルタブルースもYdのランク馬だ。
 過去の傾向からは、人気の平均指数上位馬を軸に選んだ方がよいようで、圧倒的存在の人気馬ディープインパクトからが素直な選択だ。

 スプリングSは、昨年こそランク馬が3着内に入れず、波乱の決着になったが、それまでは前走指数の上位馬ABCDが勝ち続けてきたレースだ。ランク外の馬も何頭か3着内に食い込んでいるが、いずれも前走か前々走で500万条件を勝っている馬たちだった。

(スプリングS)
       1着        2着        3着
96年    B c    Yb   −
97年    C     AXa    Zc
98年    DYd    X    A c
99年    DYb   A c   B
00年    D c   AX    −
01年    A a   −     −
02年    AXb   B     CXc
03年    DY    A a   B a
04年    B a     d   −
05年        −     −        −
(スローペース調整は−15/−5)


 スプリングSのもうひとつの特徴は、先行指数−10以上で上がり指数が0以上であること。特にランク馬でその条件を満たす馬の連対率が高い。今年の出走予定馬のなかではメイショウサムソン、フサイチリシャール、ナイトレセプションなどが条件を満たしており、有力馬、軸馬候補になりそう。

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2006年3月 9日 (木)

第252回粋な計らい

 弥生賞はアドマイヤムーンが勝つだろうから、3連単といっても、配当はあまり期待できないだろう。どうにも仕方のない選択として、アドマイヤムーンの1着流しの3連単だけを厚めに買うしかなかった。
 ところが、ダントツの1番人気アドマイヤムーンが勝ったのに、人気薄のランク馬が2、3着を占めて、3連単は6万6970円という思いの外の高配当になった。
 神様も時々、粋な計らいをしてくれるものだ。おかげでその日の馬券収支もプラスになって、春を先取りした気分だった。

 今週は桜花賞トライアルのフィリーズレビュー。

(フィリーズレビュー)
       1着        2着        3着
96年    A b    Xa   C
97年    AYa   BXc   −
98年    −      Y    BYb
99年    AXc   B     −
00年    BXa   −     A b
01年    −     A c   CYa
02年    −     −      Za
03年    C     BXa   A b
04年    A a   BXb    Zc
05年        BXa   −        −
(スローペース調整は−20/−10)


 桜花賞を目指す3歳牝馬のレースだけに、現在の調子が問われるのだろう。前走指数の高いAB馬が8年間で連対している。平均指数の上位abc馬も同様に8年で連対しているが、3着までの複勝圏内ではパーフェクトの入着率だ。前走指数や平均指数の上位馬の成績がよいということは、スローペースになりにくい1400メートル戦だということも要因なのだろう。
 今年のAB馬、平均指数上位馬はサンヴィクトワール、ユメノオーラ、セントルイスガール、アルーリングボイス。
 なかでも、前走1600メートル戦を勝って73の高指数を示したサンヴィクトワールと、11月のファンタジーSで同じく73の指数を記録したアルーリングボイスが中心になりそう。
 同時期の牡馬のレースと比べると、総じてランク外の馬が上位にくることも多いので連下の相手には注意がいる。

 一方、中山牝馬Sは例年、波乱になりやすいハンデ戦だ。とはいえ平均指数上位のabcd馬が8年で連対し、3着までの複勝圏なら100パーセントの入着率を示してきた。次いで連対率が高いのはXY馬で7年で連対している。ただ前走指数の高い馬は全体的に不振で、過去に高い指数を示した馬たちの巻き返しがこのレースの特徴になっている。
 今年はレクレドール、ヤマニンシュクル、メジロトンキニーズ、チアフルスマイル、メイショウオスカルが該当の指数上位馬だ。

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2006年3月 2日 (木)

第251回いよいよクラシック・トライアル

 弥生賞はAB馬が10年の内9年で連対している。皐月賞からダービーへと、クラシックを目指す馬たちのステップレースだけに、前走指数の高さは必須条件なのだろう。AB馬以外にも平均指数上位のabc馬も9年間で連対し、XY馬も7年で連対している。いずれにしてもランク馬の強さが目立つレースだ。

(弥生賞)  1着        2着        3着
96年    A b   CY     Z
97年     Yc   −     CXb
98年     Xb   AXa   DXb
99年    AYb   C     B d
00年    AXa   −      Yc
01年    A a   BZb   −
02年    D d   AXa    Z
03年    A     B b     c
04年    −     BYb   C c
05年        B     C        AYa
(スローペース調整は−15/−5)


 今年のAB馬、平均指数上位馬はスーパーホーネット、アドマイヤムーン、グロリアスウィーク、ナイトレセプション、ディープエアー。
 例年、先行馬が直線で差し切るパターンが多いが、堂々の横綱相撲をとって勝つだけの実力がなければならないということだろう。そういう馬は当然、先行力だけでなく、上がりの脚でも良いものを示してきたはずで、過去の連対馬の傾向から、上がり指数で+10以上が基準になりそうだ。
 今年の有力馬ではアドマイヤムーン、スーパーホーネットが上がり指数でも上位にピックアップされる。ランク馬以外ではサクラメガワンダーも上がり指数上位だ。
 過去10年で、ランク外の馬4頭が3着内に入線しているが、4頭ともに前走で勝っている馬たちで、結局、ランク馬と前走の勝ち馬の組み合わせが馬券の基本。
 軸馬の要件である、ランク馬で、先行力があって、上がりの脚も鋭く、前走も勝っている、という点から、アドマイヤムーンが軸馬候補になりそう。

 3歳牝馬のチューリップ賞は、前走指数の高いABCD馬が10年中9年で連対しているが、スローペース調整値を−20/−10でとると、平均指数の上位abc馬も8年で連対している。ここもランク馬が強いが、牡馬の弥生賞と比べると、ランク外の馬も10年で10頭が3着内に突っ込んできており、より注意がいるだろう。
 今年のランク馬はラッシュライフ、ニシノフジムスメ、スパニッシュソウル、シェルズレイ、マヤラブハート、テイエムプリキュア、アドマイヤキッスなどだが、当てにしにくい牝馬のレースだけに、人気馬同士の堅い決着は考えにくい。

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