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2006年5月 4日 (木)

第260回NHKマイルカップ

 マイル戦はペースの読みが難しい。
 マイルはもともとペースが速くなりがちで、後方一気の追い込みもききやすい。それが少しスローペースになるだけで、逃げ先行馬の流れになってしまうこともある。そのペースの差はたぶんほんのわずかしかなく、そのわずかな差が結果として、全く違う様相を映し出すことになる。
 NHKマイルカップは、スピード指数上、平均値で上位にあるabcd馬が9年間で連対、ついで前走指数の高い馬ABCD馬たちが8年で連対している。
 平均値が高い馬が上位にあるということは、それだけNHKマイルカップが厳しいペースになりやすいことを表している。事実、過去10年、NHKマイルカップは逃げて2着に粘ったグラスエイコウオーが1頭いるだけで、逃げきって勝った馬は1頭もいない。
 また、前走指数のウェイトが高いのは、3歳クラシック戦線の特徴であり、着実に成長を続けて、その結果としての指数が上位でなければ連対はできない。
(NHKマイルカップ)
       1着        2着        3着
96年      c   −            Zc
97年    AXd   B     −
98年    B a   −     C c
99年     −     B a   −
00年      c   CY    AYc
01年    AYa   −     D
02年    DZ     Zd   BXa
03年    −     −     C d
04年     Xa   BY    AYd
05年    AXa   B b   CXb
(スローペース調整値は−10/0)

 平均指数の上位馬abcdが活躍すると書いたが、対象にならなかったランク外の馬たちの平均ランクを調べてみると、おおむね9番目までにランクされる馬たちだった。平均値で見る限り、悪くても真ん中より上になければならないようだ。9番手以下で連対した4頭のうち3頭は前走勝ち上がってきた馬たちであり、またそれなりに人気を集めていた馬たちだった。
 先行指数と上がり指数の関係では(−10/0)が標準で、厳しくとるなら(−5/0)のレベルは欲しい。
 また3着内に入るには、先行指数のレベルは問わず、上がり指数が0以上でなければならない。過去10年に3着内に入線した馬で、上がり指数が0以下だった馬は、97年の2着馬ブレーブテンダーと、01年の2着馬グラスエイコウオーの2頭だけだった。
 今年のNHKマイルカップは、平均値の上位がファイングレイン、フサイチリシャール、マイネルスケルツィ、アポロノサトリ。前走指数の上位はフサイチリシャール、アドマイヤカリブ、マイネルスケルツィ、ステキシンスケクン、ファイングレイン。
 さらに上がり指数0以上の馬で、先行指数−10以上をクリアするりはフサイチリシャール、マイネルスケルツィ、ステキシンスケクンだ。
 軸馬にとるなら、フサイチリシャール、マイネルスケルツィのどちらかだろう。

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