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2006年5月25日 (木)

第263回4強ダービー

 オークスは駄目だったけど、新潟の最終レースで人気薄のA馬を軸に3連単マルチ馬券を買ったら、それがうまく3着に粘ってくれて、21万馬券になった。まるで「帰りがけの駄賃」のような幸運に感謝、感謝。
 今週はダービー。
 いつものようにデータを取ってみたが、指数上の中心は前走指数の高いABCD馬。X馬のタニノギムレットが勝った02年をのぞき、10年のうち9年でABCD馬が連対している。なかでもAB馬は8年で連対しており、前走指数の高さはダービー予想のもっとも重要な要素になっている。
 しかし、前走指数がポイントだからといって、1、2、3着すべてを指数上位馬が占めるわけではない。成長過程にある3歳馬のレースで、近走スローペースで指数を下げた馬もおおく、ランク外の馬も3着内に食い込んでいるので注意がいる。ただし、ランク外で3着内に入った馬のほとんどは、前走勝っているか、前走皐月賞に出走していたか、のどちらかだった。
(ダービー) 1着        2着        3着
96年    −     B b    Y
97年    B     D     DXc
98年    CXd   −     −
99年      d   A a   A a
00年    −     AX      a
01年    BYc   A d   −
02年    Xc    −     −
03年    A     D     −
04年    BZ    −     D
05年    A     C a   B
(スローペース調整値は−10/0)

 今年の前走指数上位は皐月賞に出走した馬たち。皐月賞を92の指数で勝ったメイショウサムソンを筆頭にドリームパスポート、フサイチジャンク、アドマイヤムーンが前走指数のランク馬だ。なかでももっとも連対率が高いAB馬はメイショウサムソン、ドリームパスポートだが、両者の指数上の差は1しかない。4着のアドマイヤムーンでも勝ち馬との指数差は4程度で、皐月賞の上位陣は逆転も可能な差にある。
 先行指数と上がり指数の関係をみると、(先行−5/上がり+5)あたりが標準。勝ち馬の多くはそのレベルにあり、悪くても(−5/0)のレベルは欲しいところだ。その点で、今年の指数上位馬4頭はすべてレベルをクリアし、勝ち馬の条件を備えている。
 ただ、近年は直線の切れ、瞬発力のウェイトがより高くなっているようで、過去6年、瞬発力で上位にランクされない馬の勝利はなかった。瞬発力だけならロジック、ナイアガラが切れるがともに短距離戦と超スローペースでの瞬発力。実質的にはドリームパスポート、フサイチジャンク、アドマイヤムーン、アドマイヤメイン、サクラメガワンダーなどの瞬発力がわずかに勝っている。先行して勝ってきたメイショウサムソンの瞬発力もほとんど差はないが、上位にはランクはされなかった。勝ち馬の条件として考えると少し苦しいデータだ。
 とはいえ、どう考えても、どうデータを集めても、皐月賞の上位陣に差がないことがわかるだけだ。個人的には先行して差しきる横綱相撲ができる馬が好きだから、ここはメイショウサムソンから入るのが自然なのかもしれない、と思いつつ、あえて、ドリームパスポート、フサイチジャンク、アドマイヤムーンの巻き返しに懸けたい気持ちもある。
 4強のどこからはいるかが問題だが、まだ気持ちが定まらない。ただ手が広がったとしても、4頭の1着固定の3連単はとりあえず買っておこうと思っている。

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2006年5月18日 (木)

第262回オークス

 先日、関西の方から、ディープインパクトの春の天皇賞単勝当たり馬券をいただいたので、そのお返しにと思って、ヴィクトリアマイルのラインクラフト単勝馬券を買ったが、ラインクラフトは坂下から伸びないまま、いいところがなかった。想像以上にスローペースになって、結局、決め手比べになり、瞬発力のある馬たちが上位を占める結果になった。ハイペースを先行して粘るラインクラフトには展開が向かなかったのだろう。

 今週のオークスは、前走指数の高いABCD馬と平均指数の上位abcd馬が毎年3着内に健闘している。中でもA、B馬は7年間で連対しており、前走指数の高さは重要な評価になりそう。しかし一方で、ランク外の馬も多く、波乱を演出している。
(オークス) 1着        2着        3着
96年    A     B d      −
97年    BYb   −       c
98年    −     B     A c
99年     D     B     A b
00年    B b   A     −
01年    −      Y    C a
02年    −     −     C d
03年    A d     c   −
04年     Zd   DXa    Z
05年    A a   BXb    Xd
(スローペース調整値は−15/−5)

 今年の前走指数の高いランク馬は(Aa)キストゥヘヴン、(Bb)コイウタ、(Bc)アドマイヤキッス、(D)アサヒライジング。上記以外の平均指数のランク馬は(d)ブルーメンブラット、(d)シェルズレイ。他では(X)テイエムプリキュア、(Y)ユメノオーラ、(Z)ニシノフジムスメもランク馬にあたる。なかでも過去もっとも連対率の高いAB馬はキストゥヘヴン、コイウタ、アドマイヤキッスの3頭だ。
 オークスの2400メートルは、どの馬にとっても初めての距離。それまでは1600や2000が中心で、それだけにスローペースになりやすい。過去の連対馬をみても、標準的な先行指数は−10前後で、スローペースが基本だとわかる。当然上がり指数の高さが必要で、標準的には+5から0程度、悪くても−5程度のレベルは求められる。
 連対したランク外の馬も、上がり指数に関しては高いレベルを示している馬たちだった。
 また、先行指数と上がり指数の条件(−10/−5)を満たさずに連対した馬も3頭いるが、いずれも先行指数のレベルが−20や−25で条件を満たせなかっただけで、上がり指数そのものは10や5程度のレベルにあった馬たちだ。スローペースが基本だけに当然、上がり指数は十分にチェックしておくべきだ。
 今年のメンバーをみると(−10/5)のレベルを満たすのはキストゥヘヴンとアドマイヤキッスだけ。次いで上がり指数が0のコイウタ、シェルズレイ、ブルーメンブラットなどが有力馬の一角を占めそうだ。
 例年程度のペースなら桜花賞を勝ったキストゥヘヴンと2着のアドマイヤキッスが最有力だろう。両者の比較からは上がり指数のレベル、勝ち星の内容でまさるキストゥヘヴンが中心になりそう。超スローペースになったら、上がり指数のよいニシノフジムスメやヤマトマリオンなどにもチャンスが生まれるかもしれない。
 
 お礼の単勝馬券はキストゥヘヴンにしようと思っている。

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2006年5月11日 (木)

第261回ラインクラフトに懸けるヴィクトリアマイル

 今年から新設されたG�T・ヴィクトリアマイルは、牝馬のレースだけに上がりの脚が問われるのではないか。ペースに関係なく、単純に上がり指数の上位を取るとディアデラノビア、ダンスインザムード、ヤマニンシュクル、ヤマニンアラバスタなどがあがってくるが、このメンバーのマイル戦なら、極端なスローペースはないはずだ。
 先行指数を−5に設定して、そのレベルで上がり指数が高い馬をピックアップするとラインクラフトが浮かび上がってくる。
 ラインクラフトが今回の出走メンバーで負けたのは、3頭だけだ。エアメサイアには3歳時のローズSと秋華賞で2度負けているが、いずれも2000メートルのレースでのこと。前走1400メートル戦では雪辱を果たしている。また、昨年末の阪神牝馬特別で4着に負けたときの2着馬マイネサマンサと3着馬レクレドール。このレースでは行く馬がなく、自ら押し出されるように逃げた結果のこと。スローぺースに落としすぎて、上がりの脚にかける馬たちの台頭を生む結果になった。
 ペースがどこに落ち着くか次第だが、極端なスローペースでない限り、先行力があり、上がりの脚もしっかりしているラインクラフトが強いのではないか。相手はエアメサイア、ダンスインザムード、ヤマニンシュクル、ディアデラノビア、アグネスラズベリ、チアフルスマイルなど。

 波乱続きの京王杯スプリングC。01年まではランク馬が上位で活躍してきたレースだったが、近年、特に02年以降はランク馬が不振で、予想が難しいレースだ。
(京王杯スプリングC)
       1着        2着        3着
96年    AZa   DXa      BXc
97年    AXa   B     −
98年    AXa   CZd   B
99年     BXa   −     AZb
00年    −      Xa   D
01年    DZd   D      Xa
02年    −     −     A
03年    −     A      Yb
04年      d    Xb   外国馬
05年      b   −      Xa

 ランク馬が不振とはいえ、先行指数と上がり指数の関係では−5/5または、0/0が連対馬の標準レベル。今年この条件を満たすのはテレグノシスとインセンティブガイくらいしかみあたらず、素直に行くなら軸馬に推したいところ。しかし、人気馬の不振が続くレースだけに、過信はできない。逃げるニシノシタンを筆頭にローエングリン、グランリーオの先行勢は要注意だ。

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2006年5月 4日 (木)

第260回NHKマイルカップ

 マイル戦はペースの読みが難しい。
 マイルはもともとペースが速くなりがちで、後方一気の追い込みもききやすい。それが少しスローペースになるだけで、逃げ先行馬の流れになってしまうこともある。そのペースの差はたぶんほんのわずかしかなく、そのわずかな差が結果として、全く違う様相を映し出すことになる。
 NHKマイルカップは、スピード指数上、平均値で上位にあるabcd馬が9年間で連対、ついで前走指数の高い馬ABCD馬たちが8年で連対している。
 平均値が高い馬が上位にあるということは、それだけNHKマイルカップが厳しいペースになりやすいことを表している。事実、過去10年、NHKマイルカップは逃げて2着に粘ったグラスエイコウオーが1頭いるだけで、逃げきって勝った馬は1頭もいない。
 また、前走指数のウェイトが高いのは、3歳クラシック戦線の特徴であり、着実に成長を続けて、その結果としての指数が上位でなければ連対はできない。
(NHKマイルカップ)
       1着        2着        3着
96年      c   −            Zc
97年    AXd   B     −
98年    B a   −     C c
99年     −     B a   −
00年      c   CY    AYc
01年    AYa   −     D
02年    DZ     Zd   BXa
03年    −     −     C d
04年     Xa   BY    AYd
05年    AXa   B b   CXb
(スローペース調整値は−10/0)

 平均指数の上位馬abcdが活躍すると書いたが、対象にならなかったランク外の馬たちの平均ランクを調べてみると、おおむね9番目までにランクされる馬たちだった。平均値で見る限り、悪くても真ん中より上になければならないようだ。9番手以下で連対した4頭のうち3頭は前走勝ち上がってきた馬たちであり、またそれなりに人気を集めていた馬たちだった。
 先行指数と上がり指数の関係では(−10/0)が標準で、厳しくとるなら(−5/0)のレベルは欲しい。
 また3着内に入るには、先行指数のレベルは問わず、上がり指数が0以上でなければならない。過去10年に3着内に入線した馬で、上がり指数が0以下だった馬は、97年の2着馬ブレーブテンダーと、01年の2着馬グラスエイコウオーの2頭だけだった。
 今年のNHKマイルカップは、平均値の上位がファイングレイン、フサイチリシャール、マイネルスケルツィ、アポロノサトリ。前走指数の上位はフサイチリシャール、アドマイヤカリブ、マイネルスケルツィ、ステキシンスケクン、ファイングレイン。
 さらに上がり指数0以上の馬で、先行指数−10以上をクリアするりはフサイチリシャール、マイネルスケルツィ、ステキシンスケクンだ。
 軸馬にとるなら、フサイチリシャール、マイネルスケルツィのどちらかだろう。

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