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2006年6月29日 (木)

第267回シーイズトウショウの快挙に

 「ラジ短」と呼ばれてきたレースが、今年からラジオNIKKEI賞と名称を変え、ハンデ戦になった。かつては残念ダービーともいわれた福島の名物レースだが、結果は500万条件を勝った馬たちが上位をにぎわし、毎年、毎年、波乱の難しいレースだった。その難しいレースが、今年からハンデ戦になって、さらに難しくなってしまうのだろうか。

 今週、もうひとつ重賞は函館スプリントS。こちらは高配当は望めないかもしれないが、波乱は少なく、傾向もはっきりとして、わかりやすいレースだ。
 過去10年(96年の札幌開催を含む)、前走指数の高いABC馬が100%の連対。ABの2頭に絞っても9年で連対しており、前走指数の信頼度は高い。3着はまぎれが多いものの、2着まではほとんどランク馬が占めている。これは1200メートルという短距離戦で、スローペースの問題が少ないためだろう。
 前走の成績にも特徴があり、重賞を使ってきた馬か、それ以外のレースなら勝ってこのレースに臨む馬が中心になっている。また不思議と牝馬の成績がよく、10年で7回連対している。
(函館SS)  1着        2着        3着
96年(札幌) BXa   B c    Yb
97年     AYa   −     −
98年     AXa   CYc   C
99年       Yc   A d   −
00年     −     CZc   −
01年     B     BZ    A c
02年     B d   DYb     d
03年      Xc   B b   −
04年     A b   −      X
05年     A     BZb   −

 今年の指数上位はシーイズトウショウ(A)、シンボリグラン(BZb)、タニノマティーニ(Cd)に加え、フサイチホクトセイ(DYc)、ブルーショットガン(DZ)、プリサイスマシーン(Xa)など。
 なかでも最有力なのがA馬シーイズトウショウだろう。前走はCBC賞を勝ったが、牝馬ながら57キロを背負って先行し、直線抜け出してきたものだけに価値は高い。シーイズトウショウは04年、05年と函館スプリントSを連勝中。今年は3連覇がかかっているが、牝馬の同一重賞3連覇は過去に例がないらしい。ここはシーイズトウショウの快挙に期待したい。

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2006年6月22日 (木)

第266回宝塚記念・ディープの相手は

 今年は京都競馬場で宝塚記念。
 これまでも何度か、京都で開催されたことがある。もっとも近いところでは阪神大震災のあった11年前、代替競馬として京都競馬場で開催されている。ただ、その年の宝塚記念の私の記憶は、3角からスピードをあげ、まくりにかかったライスシャワーが的場騎手を振り落とし、崩れ落ち倒れていくテレビ映像で占められている。
 ライスシャワーは左前脚を骨折し、馬運車に乗り込んだものの予後不良になった。競馬に事故はつきものといっても、ライスシャワーの死は誰にとっても、悲しすぎる出来事だった。
 翌週、事故のあったコーナーには花が添えられていたという。
(宝塚記念) 1着        2着        3着
96年    AYc   −     B
97年    AZb   C     −
98年    AX    D     BY
99年     BXb   Aa    Xb
00年      b   AYc   D
01年    AYb   AYa   −
02年    B b   C b   D
03年      d   A c   BZb
04年    AXb    Za   −
05年    B     −     AXa

 宝塚記念過去10年のデータを取ったが、もちろんすべて阪神競馬場でのもの。データ上は前走指数の高いAB馬が100パーセント連対しており、圧倒的に強いレースだ。A馬に限っても8年で連対している。
 実力も実績もある馬たちが天皇賞や金鯱賞、目黒記念などのステップレースを使って調整も万全に臨むレースだけに、当然といえば当然の結果だし、ランク外の馬が総じて不振なのも、同じ理由からだろう。
 宝塚記念でAB馬が強い理由が、京都開催になったからといって変わる訳ではない。順調にステップレースを使って、高指数を示してきた馬なら馬場の違いも克服できるはず。まして、今年のA馬が、あのディープインパクトであるなら−−。
 いまさらディープインパクトの強さを書いても仕方ない。新聞などの情報もみても悪い材料は見えないし、関係者のコメントも自信にあふれている。有馬記念に比べれば相手関係も楽だし、ここを勝って凱旋門賞へという願いも叶うだろう。
 問題はディープインパクトの相手。
 短い直線に坂があり、芝も重い阪神競馬場と比べると、京都競馬場はよりスピードが求められるコースだ。阪神は前半にスタミナがいるレースが多く、直線は消耗戦になることが多い。過去の宝塚記念も同様の傾向を示している。しかし、京都競馬場で最も重要な能力は上がり3ハロンの速さだ。京都は3角の丘を登りきると後は一気の下り坂。4角を回った最後の直線も坂がなく、スピードが落ちない。早めにまくった馬が直線で勢いをなくすところに、4角から上がりの脚にかける馬たちが脚を伸ばして襲いかかる。いずれにしても京都は、直線のスピードが他の競馬場に比べてより重要になる。
 その伝でいえば、スローペースであったとしても、上がり指数で10以上の上がり指数を示していることが、ポイントになるのではないか。出走メンバーの中で、近走、10以上の上がり指数を記録しているのはトウカイカムカム、カンパニー、ダイワメジャー、ディープインパクト、リンカーンなどだ。あげた馬でランク外はダイワメジャーとカンパニー。
 ディープインパクトの相手はランク馬を中心に、上がり指数の高いランク外の2頭を加えてまとめようと思っている。

 サッカー・ワールドカップ、ニッポンの奇跡を願うブラジル戦は明日の朝4時。起きてられるかな。サッカーの鬱憤を晴らしたいわけではないが、願わくば凱旋門賞でハーツクライとのジャパン頂上決戦をみてみたい。

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2006年6月15日 (木)

今週の高田馬場日記はお休みいたします

今週の高田馬場日記はお休みいたします。

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2006年6月 8日 (木)

第265回4歳馬の勢いを

 先週の日曜日は自宅で電話投票。
 ダービーが終わったせいか、体調もよくなかったせいか、いずれにしても気合いがのらず、集中力にも欠けた。狙いが悪かったわけではない。それでも馬券の成績はさっぱりだった。
「こんな日もある」と言い聞かせ、じゃまにされながら、夕食の手伝いをする。

 今週のエプソムカップはランク馬の連対率が高い。前走指数の高いABC馬が8連対、平均指数の上位馬abcd馬も8連対、ついでXY馬が6連対だ。
 ランク馬から軸馬を選ぶなら、ABC馬とX馬が候補になりそう。
 今年のランク該当馬はサイドワインダー、タイガーカフェ、グラスボンバー、カナハラドラゴン、トップガンジョー、クラフトワークなどだ。
(エプソムC)1着        2着        3着
96年     X    B d    Yb
97年    D     AXa   −
98年    AXa   D     BZb
99年    −     B     −
00年    BYa    Xa   C
01年      b   −     −
02年     Yd    Xa   −
03年    A     B     −
04年     Zb   AYa   −
05年    −     C d   B b

 過去の連対馬をみると、6ヶ月以上の休み明け初戦の連対はなく、サイドワインダーは苦しい。
 また、先行指数が0のレベルの時に、上がり指数が5以上の馬たちが上位にきており、今年の出走馬を(0/5)のレベルでチェックすると、グラスボンバー、タイガーカフェが浮上してくる。もちろんペースがスローに落ちればその限りではないが、このメンバーなら、平均ペースで流れるはずで、それなら、底力のあるグラスボンバー、タイガーカフェからの狙いもたつ。
 ただ、今年は力のある4歳馬の参戦が多く、その能力の見極めがポイントになりそう。指数上はマチカネキララ、ダンスインザモア、トップガンジョーなどが有力。スローペースになったら、瞬発力のあるペールギュントやデアリングハート、ニシノデューにもチャンスがででくるだろう。
 ヘタな古馬陣に頼るより、勢いがあり、古馬陣とも指数差がない4歳馬同士で馬券をまとめる手もあるような気がする。

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2006年6月 1日 (木)

第264回切れるハットトリック

 さすがにダービーの当日は混み合っていた。
 私はメイショウサムソン、ドリームパスポート、フサイチジャンクからの3連単1着流しを中心に馬券を買った。
 4階のスタンドの後ろには厚い人の壁ができて、わずかな隙間に芝の色が見え隠れするだけで、とてもレースを把握する状態ではない。私は後ろのフロアまで下がって、場内のテレビ画像を観た。 
 ペースが落ち着いて、先行馬に有利の流れになり、直線半ばでは、逃げるアドマイヤメインと早めに先行集団を抜け出したメイショウサムソンで決まりに見えた。厚めに買ったドリームパスポートは苦しいかと思ったが、後方からよく伸びて3着に押し上げた。もちろん1万2650円の配当ではトリガミになってしまったが、それでもダービーを当てたのだから、よしとしよう。
 メイショウサムソンは強い勝ち方をして2冠馬となったが、そのことより、石橋騎手がダービー騎手になったことの方が感動が大きかった。「騎手を仕事としてよかった」というコメントも、私の胸に響いた。かつては中野栄治騎手、柴田政人騎手の勝ったダービーも印象的だったが、今年のダービーも私の中では石橋騎手の勝ったダービーとして記憶されるのだろう。おめでとう。石橋騎手。

 今週は安田記念。昔は比較的ランク馬が強く得意なレースだったが、東京の馬場が改修された03年以降はスピードが問われるレースになって、予想も難しくなった。
(安田記念) 1着        2着        3着
96年    B b   D b    Z
97年    AXa    Yb   D
98年    AYa   外     −
99年     −     CXc    Z
00年    外     C b外   Yb
01年    AYb   −      Z
02年    −     −     B
03年      c   −     BXa
04年      a   AXa    Zd
05年    C c   −     外

 スピード指数のランクを見る限り、安田記念は平均指数の上位馬abcの3頭が中心になってきたレース。今年は平均指数a馬のダイワメジャーを筆頭に、アサクサデンエン、バランスオブゲーム、カンパニーがピックアップされる。
 馬場が改修された03年以降、先行指数のレベルに関係なく上がり指数が10以上の馬たちが連対しており、上がりの脚が問われるレースになっている。その点もクリアする平均値の上位馬4頭に加え、ダンスインザムード、インセンティブガイ、ハットトリック、テレグノシス、グレイトジャーニーなどが有力。
 今年はレベルの低い出走メンバーになったが、彼らにとって、「平均ペースがハイペース」になりかねない。ここは追い込む脚がある馬を中心に取りたいと思っているが、切れる脚ならハットトリックだろう。今年に入って不調が続くが、昨秋マイルチャンピオンシップを後方一気で勝った馬。 上がり指数のレベルは最上位だ。
 外国馬では香港のブリュッシュラック、ジョイフルウィナーに注意。

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