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2007年1月25日 (木)

第296回波乱含みの京都牝馬S

 京都牝馬Sは1番人気馬が凡走することが多い。過去10年、00年にスティンガーが勝っただけで、あとは2着もない。波乱度も高いように思えるが、ただ10番人気以下の馬が連に絡んだのは1度だけで、たいていは5番人気までの馬たちで決着している。
 スピード指数上は、指数のランク外の馬が勝ったのは2回だけで、全体でもランク馬が強い。特に平均指数の高いabcd馬が過去10年、毎年連対しており、次いで前走指数の高いABCD馬が有力だ。
 平均指数の高い馬の連対率が高いことと、1番人気が勝てないまでも人気薄の馬の台頭は少ないことを合わせて考えると、基礎能力の高さが問われるレースなのだろう。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
97年     Zc   CY    A
98年    CX    A b   -
99年    -      Zb   AZ
00年     Xd   D     A c
01年    A b   AY    D
02年     Xa   -     C
03年    A c   -     -
04年    -     D c   DX
05年        D     B c      A b
06年    A b       Z    -    (2、3着同着)

 今年のメンバーで平均指数上位はディアデラノビア、レクレドール、スマイルフォライフ、サンレイジャスパー、前走指数からはソリッドプラチナム。過去の連対馬は-5以上の先行指数で上がり指数が上位の馬たちだった。この条件からも、先にあげたディアデラノビア、レクレドール、サンレイジャスパー、ソリッドプラチナムなどが有力馬として浮上する。ただ、過去の10年の勝ち馬はスティンガーを除いてすべて、前走に1600戦か、1400戦を使ってきた馬たちだった。先にあげた馬はステップレースの距離に疑問も残るだけに、距離適性でコイウタ(Z)からの手もありそうだ。

 東京の重賞・根岸Sと東京新聞杯は、東京の馬場改修後04年以降のデータを取った。まだ傾向といえるようなデータにはなっていないため、参考まで。

(根岸S)  1着    2着    3着
04年    -     -      Xb
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B

(東京新聞杯)1着    2着    3着
04年    -     C     AXb
05年    -     -     B
06年    D      Yb    A a

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2007年1月18日 (木)

第295回底力を問う冬の重賞

 今週の重賞・アメリカJCCは平均指数上位のabc馬を中心に、前走指数上位のABCD馬、XYZ馬なども活躍が目立ち、ランクの上位馬が比較的強いレースだ。
 今年のランク馬はインティライミ、チェストウイング、グラスポジション、マツリダゴッホ、ジャリスコライト、エアセレソン、インテレット、フサイチアウステルなど。ランクに該当する馬が多い分、どの馬にもチャンスがありそう。
 ただ、最近では休み明けの馬の連対はなく、順調さは重要なポイント。順調さではインティライミ、チェストウイング、グラスポジション、マツリダゴッホなどが有力馬としてピックアップできる。
 過去の連対馬は先行指数で0以上で、加えて上がり指数で-5以上、標準的には0以上を満たす馬たちだった。軽い上がりの脚だけでは連対できず、案外とスタミナが問われるレースだ。この条件を合わせて考えると底力のあるマツリダゴッホ、チェストウイング、グラスポジションなどが有力候補になりそう。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
97年    A c   D     DZc
98年    D     CYb   AXa
99年    AXa   BYb    Z
00年    -      Xb    Zd
01年    BZa   A d   -
02年    -     C c   B
03年    BXa   C     -
04年    AXb   -      Z
05年    AYb    Za   CX
06年    -     D     -

 京都のダート重賞・平安SもABC、XYZといった指数上位馬のいずれかが毎年連対している。今年はサンライズバッカス、フィールドルージュ、エンシェントヒル、エイシンラージヒル、サカラートなどが有力なランク馬。このレースをステップにフェブラリーSに臨む馬が多いだけに、このレースも底力が問われることが多く、そういう点で重賞での好走歴はポイントになりそう。JCダート3着のフィールドルージュ、5着のサンライズバッカスに期待が集まる。

(平安S)  1着    2着    3着
97年    -     C c   D
98年     Xa   -     D d
99年    A c   BZb   C
00年     Xa   C     A
01年    A     -     -
02年    AYb   A c   AXa
03年    C     -       c
04年    -      Zc    Yd
05年    C c   -     AZc
06年    C b   -     -

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2007年1月11日 (木)

第294回明けましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

 今年も正月早々から、新しい基準タイムの計算作業で忙しくなってきた。基準タイムの計算はひたすら地味な計算作業だが、個人的にはいやではない。むしろ馬場指数の計算とともに、好きな部類の仕事だ。こつこつと積み重ねる仕事がたぶん自分に向いているのだろう。でなければ十数年もの間、続けてこれなかったと思う。基準タイムの出来が馬券の結果を左右すると考えると、欲もからんで、いっそう気合いが入る。

 今週の重賞、日経新春杯は近走2400メートル、あるいはその前後の距離で上がり指数が10以上あることが有力馬の条件。過去10年、勝ち馬でこの条件を満たさなかったのは00年のマーベラスタイマーだけだった。今年はトウカイワイルド、トウカイエリート、マキハタサイボーグなどが軸馬候補になりそう。

(日経新春杯)1着        2着        3着
97年    C     -     B
98年    C a   -     -
99年     BYa   D d   -
00年    C     -     -
01年      c   AXa   D
02年    C       a   A
03年    D     BXa   A
04年    -     -     BZa
05年    -     -     -
06年     Y    -     B c

 3歳重賞・京成杯は成長過程の馬たちのレースだけに、前走指数と平均指数の上位馬の活躍が目につく。今年はサンツェッペリン、マイネルーチェ、マイネルアナハイム、ダイレクトキャッチ、アロマンシェス、ショウリュウアクトなどが指数上位馬たちだが、前走勝っているのはショウリュウアクトだけで、ランク外の馬の台頭もありそう。例年上がり指数で5以上の馬が上位を占めており、展開は差し脚の鋭いメイショウレガーロに向くのではないか。

(京成杯)  1着        2着        3着
99年       b   -     -
00年    BYb   D b   AZb
01年    -     AXa   C
02年    -     A a   -
03年    -     A a    Xd
04年    AZa   BXb   -
05年    -      Zd   -
06年    A a   D     BYb
(スローペース調整-20/-10)

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