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2007年3月22日 (木)

第304回強力スプリンター不在の宮記念

 開催が3月下旬になってからの、高松宮記念のデータをまとめてみたが、ランク外の馬が2着に入ったのは05年だけで、全体にランク馬が好成績を納めている。特に前走指数の上位ABCD馬と平均指数の上位abcd馬が有力。
 今年は前走指数の高いA馬にマイネルスケルツィとプリサイスマシーン。次いでスズカフェニックス、エムオーウイナーと続く。平均指数の上位馬はアンバージャック、タマモホットプレイ、ディバインシルバーなどだ。

(高松宮記念)1着    2着    3着
00年     Xa   C     BXc
01年    C c   AYa   -
02年    A a   D     -
03年     Yd   B d    Yb
04年    C     AX    -
05年      c   -     A c
06年    DZb    Zd   -

 比較的先行馬に有利なレースだが、逃げ切ったのはショウナンカンプだけで、基本的に中段からの差し脚が問われるレースで、1、2着馬は近走に上がり指数0以上を示していることが絶対条件だ。一昨年までは近走1200戦を使って上がりの条件を満たす馬を探せば良かったが、昨年から様相がすこし変わってきた。
 この2年、JRAの最優秀短距離馬に選ばれたのは1200メートル戦に出走していなかったハットトリックとダイワメジャーで、昨年の高松宮記念も1200戦未出走のオレハマッテルゼ、ラインクラフトが1、2着を占めた。現状は優秀な短距離馬がいない状況が続いており、今年も例外ではない。
 今年のメンバーを見ると1200の短距離適性はエムオーウイナーをトップに、タマモホットプレイ、アンバージャックなどが上位にあげられる。しかし、6歳になってようやくG3の重賞タイトルホルダーになったエムオーウイナーではいかにも頼りない。本来スピードは天性のものであり、短距離馬の素質があれば、もっと早い時期に勝っていなければならない。優秀な短距離馬がいないために、手にできたタイトルだったのではないか。
 そういう状況を考えると、他路線から参入してきた基礎能力の高い馬にチャンスがあるし、むしろそういう馬から馬券を組み立てるべきではないかと思う。
 基礎能力が高く、短距離の素質もありそうなのは4歳馬マイネルスケルツィだろう。これまではマイルを中心に戦って4勝2着2回。前走はマイルの京都金杯を危なげなく逃げ切ったが、4歳馬だけにマイラーと断定するのはまだ早いのではないか。
 ここで好レースをみせ是非、能力の高い最優秀短距離馬を狙って欲しい。

(日経賞)  1着    2着    3着
97年     CZd   D     BYc
98年    -      Y    AXa
99年    A b   C      Ya
00年    -     D a   C
01年    AXa   -     C
02年    CZb   AZa   B
03年    -     A c    Z
04年    -     B      Ya
05年    DYa   C     -
06年    BXa   D     -

 前走指数の高いABCD馬が10年の内9年で連対している。このレースをステップに天皇賞に臨む馬が多いせいなのだろう。障害帰りのテンジンショウグン、ダートからの転戦レオリュウホウを除けば、03年、04年のランク外の勝ち馬2頭も前走重賞で連対してきた馬たちで、近走のレース内容がそのまま反映される傾向にある。
 今年はアドマイヤタイトル、ネヴァブション、マツリダゴッホ、エリモエクスパイアが前走指数の上位馬。先行指数とと上がり指数は(-5/5)程度が標準で、その点でも前記の馬たちが有力だろう。

(マーチS) 1着    2着    3着
97年    -     AXa    Yc
98年     Yb   A      Xa
99年    C     AYc   -
00年      b   CY      d
01年    A      Y    B
02年    -     C b   C
03年     Z     Xb   C
04年     Yc    Za   A
05年      c   -      Z
06年    B b   -      Yd

 10年間で指数のランク外だった馬が連対したのは4頭だけで、ハンデ戦としては比較的指数のランク馬が強いが、それはダート戦だからなのだろう。指数上は平均指数の上位馬の連対率が高く、abcの上位3頭は10年の内9年で連対している。今年はビッググラス、ツムジカゼ、トーセンブライト、ヒカルウイッシュの平均指数が高い。先行指数は+10以上、悪くても+5は最低必要で、上がり指数は-15程度が基本だった。とするとビッググラス、トーセンブライトが有力候補になりそうだ。
 例年、トップハンデ馬はそこそこ上位に食い込んでいるが、1番人気馬は苦戦を強いられ、波乱度の高いレースだけに、要注意。

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コメント

今年こそ高松宮記念を的中させたいと思っております

投稿: 名古屋の伊藤 | 2007年3月22日 (木) 22時44分

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