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2007年4月26日 (木)

第309回天皇賞はトウカイトリックから

 日曜日、いつものように朝から電話投票。早めに昼食を取って、午後、事務所のスタッフと東京競馬場で待ち合わせ。新しいスタンドも見たかったし、往年の名騎手が再び手綱を取って戦うジョッキーマスターズも楽しみだった。
 たまたま知り合いの席に余裕があって、スタンド観戦ができたが、私は10分おきにやってくる締め切りに合わせ、汗をかきながら階段を上り下り。あわただしく馬券を買い続けて、席が温まる暇もなかった。
 馬券は勝ったり負けたりだったが、そこそこの調子で、大きな負けもなく最終レースを迎えられた。
 東京最終レースはサンシーズンを軸に3連単1、2着流しを買った。先行したサンシーズンは直線カブキメークとともに先頭に立ったセルフリスペクトを追い上げたものの、ゴール前併走していたカブキメークに差されて2着だった。
 先週は間違い馬券で高配当を手にしてしまったが、今週はカブキメークもセルフリスペクトも間違いなく馬券にあった。
「ああっ、当たっちゃった」
「ええ、ホント。それはすごい」
「カブキメークは12番人気ですからね。3連単は相当つきますよ」
「じゃあ、皆さんにご祝儀でも出しましょう」
 審議もあってなかなか確定配当が出なかったが、結果80万超馬券になった。
 東京13レース・ジョッキーマスターズも盛り上がって楽しいイベントだった。
 個人的にも盛りだくさんの幸運と興奮に、一層楽しい一日だった。
 家に帰って、カミさんと娘とともに選挙に行って、食事をして、ご祝儀をあげた。

 今週は天皇賞。
 スピード指数の傾向はXYZ馬が10年で8回連対。平均指数上位馬abcdも同じく8回連対しているが、上位2頭ab馬に限ってみても10年で7回連対している。近年ランク外で連対している馬の多くは4歳馬であり、4歳馬には注意がいりそう。

(天皇賞)  1着        2着        3着
97年    AZb   BXa   DZd
98年    -     -     AXa
99年    -     CXa   C d
00年    AXa     d   BZ
01年    DYb   D c   AYc
02年    -     DYb   CXa
03年    D      Yd   -
04年     Xb   -     CXa
05年        -     -        -
06年    AZ    BXa   -

 今年の平均指数上位とXYZ馬はアイポッパー、トウカイトリック、デルタブルース、トウショウナイト。
 過去の天皇賞の傾向は、2400メートル以上のレースで平均以上の上がりの脚を示し、指数の上位馬が中心になってきた。今年は前哨戦が超スローペースのため、より上がりの脚のウェイトが高まりそうだが、前哨戦が超スローペースだった点ではマンハッタンカフェの勝った2002年に似ている。
 前走、平均以上の上がりの脚はファストタテヤマ、ダークメッセージ、トウカイエリートを筆頭にデルタブルース、トウカイトリック、アイポッパーなど。
  指数の傾向と併せて考えると阪神大賞典の上位組アイポッパー、トウカイトリック、デルタブルースが中心になりそう。
 阪神大賞典で一番うまく乗ったのはアイポッパー。無理なく先行して馬群に収まり、直線では着実な瞬発力で差しきり勝ちは見事だった。ただ、今回もベストの騎乗でベストのレースができるかどうか。着差もわずかだったし、指数上も負担重量の差でデルタブルースの方が高く、まだ素直に強いと言い切れない。
 逆に一番苦しいレースだったのがトウカイトリックだろう。スローペースを後方からでは、通常追い込むのは難しい。実際このレースで後方から追いあげたのは3着トウカイトリックだけで、それだけに苦しいレースだった気がする。それをものともせず、勝ち馬のアイポッパーにクビ差まで迫ったレース内容は高い能力と現在の充実度を表しているのではないか。
 これまでは先行力を生かして粘るレースが多かったが、近走は控えて上がりの脚を使うようになってきた。もともとスタミナにはいいものがあり、上がりの脚も使えるようになれば、本命視できるのではないか。
 
 3歳重賞の青葉賞はランク馬が中心。ただ、前走スローペースのレースで指数を下げている馬が多く、指数が低くても要注意。
 芝の2400メートル戦だけに例年スローペースが基本だが、ダービーを目指す馬たちのレースだけに、軽い上がりの脚だけでは上位は難しい。先行指数は-15のレベルで、上がり指数は0以上が軸馬の条件だが、厳しく取るなら先行指数は-5のレベルは欲しいところだ。
 指数上位馬で先行指数のレベル、上がりの脚からメイショウレガーロ、ダノンヴィッターが有力にみえる。

(青葉賞)  1着        2着        3着
97年GⅢ  BZb   AXa   D
98年GⅢ  AXa   -     -
99年GⅢ  D     AZa   BXb
00年GⅢ  DY     Xd   B
01年GⅡ   B b   -     -
02年GⅡ  -     -     AXa
03年GⅡ  -     D b     d
04年GⅡ  B     B     DXa
05年GⅡ     Ya   -        -
06年GⅡ  AXa   B b   CZc
(スローペース調整-15/-5)

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2007年4月19日 (木)

第308回間違いも嬉しい

 最近はというより、たいていは、朝の1レースから、全場、全レースの馬券を買う。午前中の未勝利戦は軸馬がわかりやすいレースが多く、上手に買えばリスクも少なく、そこそこに稼げる。
 先週の土曜日もいつも通りに1レースから買い続け、調子も悪くなかった。そろそろ事務所に向かわなければならない時間になって、急いで阪神の4レースの電話投票をすませたが、一応このレースを見てからと思ってテレビの前に座り直した。しかし、結果は軸馬に取った14番トシセントが2着に残ったものの、ゴール前1番に駆け抜けていったのは初出走の10番ニシノオノコだった。
 「あかんわ。10は買ってない。」
 私は14トシセントから5、6、7、8、9と13、15に馬連流しを買っていた。
 「しかたない。さあ、出かけるか。」
 と思って携帯電話の画面を見たら、まだ阪神4レースの投票画面が残っていて、その画面には10番が--、ある。およよ。もう一度よく見ても10番はある。
 どうも、あわてて買ったので、5、6、7、8、9と買うところを、5を抜かして6、7、8、9、10と、ひとつずらして買ってしまったらしい。
 10番ニシノオノコは単勝92倍の12番人気で、馬連は6万4020円、馬単は14万9710円もついた。
 はははは。ラッキー。
 事務所に着いてそのことを話すと、「間違えて当たること、結構多いですね」とからかわれるが、それも嬉しかったりして--。
 そんなわけで、幸運のお裾分けのご祝儀を少しだけだした。

 今週はGⅠの谷間。
 フローラSは東京競馬場の馬場改修後、2003年以降のデータを調べてみたが、データ数は4年分と少ないものの、平均指数上位の馬abcdの連対率が高く、次いで前走指数の上位2頭AB馬が中心になってきたレースだ。

(フローラS)1着        2着        3着
03年    -       d   AYb
04年    AXa   -     -
05年        AZa   B b     -
06年    -     B a   -
(スローペース調整-20/-10)

 今年はイクスキューズ、ミルクトーレルに加え、ベッラレイア、ヴィアラクテアの前走指数が高く、加えて平均指数で上位のパッションレッド、ウィンナワルツなどが有力だろう。ペースはスローが基本だけに、上がりの脚のあるベッラレイア、イクスキューズに流れは向きそうだ。

 京都のダート重賞・アンタレスSも、ハンデ戦から別定戦になった03年以降の傾向を検証してみたが、ここも参考になるデータは少ない。ダート戦だけに比較的指数ランク馬が強いが、中でもXYZ馬の成績がよい。ただしランク外の馬も多く連対しておりそんなに簡単なレースではない。

(アンタレスS)
       1着        2着        3着
03年      d    Xb   -
04年    DXb   B     -
05年        CZd   -        -
06年    -     AZb   BXa

 ペースで検証してみると、先行指数は5から10が標準で、ハイペースが基本になっている。そのペースで上がり指数は-10以上が連対馬の条件。今年のXYZ馬の中この条件を満たすのはメイショウトウコン、エイシンラージヒル、オーガストバイオだが、順当ならメイショウトウコンが中心になりそう。4歳馬の活躍も目につき、キクノアロー、タガノサイクロンには注意がいる。

 3年前から始まった福島牝馬Sもデータは少ないが、ランク外の馬で連対したのはすべて4歳馬で、古馬は指数上、何らかのランク馬でなければならない。ここは上がりの脚のあるサンレイジャスパーが能力上位だと思うが、福島小回りコースで追って届かずもあるかもしれない。波乱の続くレースだけに、馬券的には単騎で行けるヤマニンメルベイユの逃げ切りに懸けるのも面白い。

(福島牝馬S)1着        2着        3着
04年    AXa   -     DY
05年        -      Ya     Ya
06年    A d   -     AXa

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2007年4月12日 (木)

第307回オーラに期待の皐月賞

 皐月賞は思いの外、荒れる。馬連でも3桁配当は10年で3回だけ、馬連平均配当は1万4011円に達する。10番人気以下の馬が10年で5回連対して、波乱の立役者になってきた。
 スピード指数を見ると前走指数の上位ABCD馬が8年で連対、平均指数の上位abcd馬も同じく8年で連対している。ランク外で勝った馬はノーリーズンとディープインパクトだけで、その後の2頭の活躍を考えればここは当然の勝利だったのだろう。ランク外の馬が1、2着を占めたのは02年の1度だけで、軸馬は指数上位、特に前走指数の高いABCD馬から選ぶのが妥当だ。

(皐月賞)  1着        2着        3着
97年    D d   AYb   A a
98年    BYc   -     A b
99年    D       d   D c
00年    A     CZb   -
01年    AXa   DZ    BYb
02年    -     -     A b
03年    A     BX    CX
04年    B c   -     -
05年        -     D c      -
06年     Zc   -     -

(スローペース調整-15/-5)

 今年の前走指数上位はアドマイヤオーラ、ココナッツパンチ、ローレルゲレイロ、ドリームジャーニー、メイショウレガーロの5頭。平均指数でもこの馬たちが上位で、軸馬の選択はこの5頭を中心に考えたい。
 3歳の2000メートル戦とはいえ、皐月賞に超スローペースはない。むしろ平均ペースからハイペースになりがちで、例年の上がりタイムは34秒4から36秒台といくらか時計がかかる。ペースの対応力がある差し馬に有利だといえそうだ。実際、過去10年の3着内馬の先行と上がり指数は、先行指数-15を最低条件に、上がり指数は-5を下限に+5あたりが標準になっており、過去10年の勝ち馬はすべてこの条件(先行-15/上がり-5以上)をクリアしている。3着内に広げても、この条件を満たさなかったのは3頭しかいない。あくまで平均ペース以上での差し脚に注目すべきで、スローペースでの差し脚の鋭さは少し疑ってかかった方がよい。
 今年、先にあげた指数上位のランク馬5頭、アドマイヤオーラ、ココナッツパンチ、ローレルゲレイロ、ドリームジャーニー、メイショウレガーロはすべてその条件(先行-15/上がり+5以上)を満たし、平均ペースでも上がりの脚はしっかりしていることがうかがえる。他ではフライングアップルとニュービギニング、ヴィクトリーが平均ペースでの上がりがよい馬たちだ。デビューから4連勝で負け知らずのフサイチホウオーは、スローペースの経験しかないのが気になる。
 上位陣は指数も接近して混戦だが、先行力と上がりの脚のバランスからアドマイヤオーラを中心に取りたい。中山コースで同距離の弥生賞を勝っており、距離に不安はないし、前走の厳しいペースの経験も評価したい。上がりの脚の鋭さで最上位のココナッツパンチを逆転候補として考えている。

(マイラーズカップ)
       

1着        2着        3着
00年    C a   B d   -
01年    A      Xb   -
02年     Z    D     A
03年    BXb   D     -
04年    CZc   AXa   D
05年         Ya   BZc     -
06年    BXa   A     -

 阪神のマイラーズカップは、4月開催になった2000年以降、圧倒的にランク馬が強いようだが、今年は馬場改修で1600戦は新設の外回りコースを使用。コースが大きく変わっているので、あくまで参考に。

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2007年4月 5日 (木)

第306回桜花賞はウオッカ

 今年の桜花賞は新装阪神の外回りコースで実施される。昨年まではポケットからのスタート、ごちゃつく2コーナー、カーブのきつい4コーナー、短い直線での攻防など、トリッキーなコース故の波乱も大きかった。昨年の馬場改修で外回りのマイルが新設され、コース形態による波乱は少なくなるはずだが、その分過去のデータも参考になりにくい。一応過去10年の傾向を取ってみたが、トリッキーなコースで波乱が多いといいながらも、指数の上位馬は確実に上位を占めており、特に平均指数上位馬abcdと過去に高い指数を示しているXYZ馬の活躍が目につく。
 

(桜花賞)  1着        2着        3着
97年    AXa    Yc   -
98年     Za   CYd   -
99年      d   CZa   -
00年     Z    D     D c
01年    DXa     b   A
02年     Yb    X    A a
03年    CYa   -     -
04年    AZc   -     -
05年        AXb   -        A
06年    A a   A     -
(スローペース調整-20/-10)

 今年の桜花賞は、馬場改修によって強い馬が順当に能力を発揮できるコースに変わったとすると、やっぱり指数上位のウオッカとダイワスカーレット、アストンマーチャンの3頭が中心になりそう。他では函館2歳の勝ち馬ニシノチャーミー、アネモネ賞のエミーズスマイル、フラワーCのショウナンタレント、クイーンCのイクスキューズなどが指数上位の有力馬だ。
 なかでもウオッカは阪神JFでアストンマーチャンを、チューリップ賞ではダイワスカーレットを下して、まだ同世代の牝馬には負けたことがない。厳しいペースでも確実に切れる脚を発揮でき、その上がり指数のレベルが非常に高いことがウオッカの強さの源で、平均ペースを先行して34秒0の上がりタイム、+12の上がり指数は古馬の一線級のレベルに到達している。前走はスローペースを33秒5の上がりタイム、+18の上がり指数を示し、絶対的なスピードにも秀でていることを証明してきた。
 スピード指数は前々走の87が牡馬を含んだ世代の最高指数で、同世代のマイル戦なら中心は不動だろう。

 中山の開催になった2000年以降、ニュージーランドTは7年の内6年で連対している前走指数上位の2頭AB馬が強い。今年の前走指数上位2頭はスズカコーズウェイ、マイネルレーニアだが、他の馬たちとは指数で1、2の違いしかなく、軸馬候補はもう少し手を広げておいた方がよいだろう。
 3歳重賞のマイル戦だけに、ペースがスローになることはないし、当然近走のレース内容は重要な価値を持つ。ランク外の馬が何頭か上位に食い込んでいるが、いずれも前走に勝っているか、重賞または特別戦で5着以内の馬たちで、それなりの能力の高さを示している。高配当もあるが、能力という物差しからは、比較的紛れは少ない。
 先行指数は-5のレベルは必要で、上がりも-10から-15が軸馬の条件になっており、追い込み一辺倒の馬より、先行して直線も粘れる馬の方が軸馬に向く。
 その点からは先行力のあるマイネルレーニア、ヤマニンエクレール、ヤマカツブライアンなどが連軸候補になりそう。

(ニュージーランドT)
       1着        2着        3着
00年    AXa    Y    C
01年    B a   A c   BX
02年    -     AXa     d
03年    -     B       c
04年    -     -     CXb
05年        DYb   B        -
06年    BXa    Z    CYa
(スローペース調整-15/-5)

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