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2007年7月26日 (木)

第322回小倉記念はランク馬で

 小倉記念は2000年からハンデ戦に変わった。ハンデ戦になると指数上位馬が苦戦することも多くなるものだが、こと小倉記念に限っては、過去10年間、ランク馬が勝ち続けている。XYZ馬とabc馬が毎年連対を果たし、AB馬も8年で連対して、圧倒的にランク馬が強い傾向に変わりはなかった。また3着馬も指数上位馬が多く、昨年もランク馬の組み合わせで3連単は100万超馬券になった。

(小倉記念) 1着    2着    3着
97年別   AYa   -     B d
98年別   BZa    Z    A
99年別   AXb   -     B
-----------------------
00年H   AZ    BXa     b
01年H    Xa   -     A
02年H   A     BXa     b
03年H    Xa    Zb   A
04年H   AXa   AZd   -
05年H    Xa   A      Zc
06年H   B      Yc   D

 今年のXYZ馬はスウィフトカレント、ヴィータローザ、メイショウカイドウ。他に平均指数、前走指数でピックアップできるのはタガノデンジャラス、ニホンピロキース、ニルヴァーナなどだ。 勝ち馬の先行指数と上がり指数は(0/5)が標準的で、連対馬の多くはこのレベルをクリアしている。過去のレースを見ても、基本的に極端なスローペースはないし、平均ペースでも差し脚を伸ばせるかどうかが問われるレースらしい。 平均ペースでの差し脚の上位なら、タガノデンジャラス、ヴィータローザ、ソリッドプラチナム、ニホンピロキース、サンレイジャスパー、ニルヴァーナなどがあげられる。 近走の調子も合わせて考えると、連軸はヴィータローザ、ニホンピロキース、ニルヴァーナなどが有力だろう。小倉巧者メイショウカイドウは1年ぶりのレースで、ここは評価を下げた。

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2007年7月19日 (木)

第321回苦戦の函館記念

 今週の重賞・函館記念はいかにもハンデ戦らしく、ランク馬が苦戦している。過去10年で平均指数上位馬が6勝してはいるが、2着馬はほとんどがランク外の馬たちで、AB馬は3着が多い。またトップハンデ馬も過去10年で2頭しか連対できず、他の8年はすべて3着以下と、不振が目につく。

(函館記念) 1着    2着    3着
97年     Zd   -     -
98年      d   -     -
99年    A       d   B
00年    -     -     -
01年      b   -     A
02年    -     -     A
03年    B b   -     DZ
04年    B d    Zd   A
05年    -     -     B
06年    C c     b   -

 今年のメンバーを見ると、トップハンデのアドマイヤフジがA馬。宝塚記念の4着馬だから、ここでも人気になりそうだが、データ上は苦しい。前走の宝塚記念は99の指数で底力のあることを証明したが、雨で馬場状態が悪いときの高指数だけに、軽いスピードの対応力や、直線の瞬発力では疑問も残る。また、例年ハイペースになるレースで、負担重量が大きく影響するのだろう。過去のトップハンデ馬の不振もそこに要因がありそうな気がする。
 ハンデの軽重と上がりの脚からはメイショウオウテ、ナムラマース、ロフティーエイムが面白い。
 メイショウオウテは、前走、函館の巴賞を叩いて、ここが本番。3走前の大阪杯の上がりの脚が生きれば勝ち負けになりそうだ。
 また、ナムラマースは唯一の3歳馬。皐月賞、ダービーではポジションが後ろすぎたせいか、いい脚を使って追い上げたものの上位には届かず、結果を残せなかったが、ここは当然ハンデも53キロと軽量。一発あってもおかしくないのではないか。
 他ではハンデ52キロの牝馬ロフティーエイムが気になる。

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2007年7月12日 (木)

第320回新潟1000m

 今週から新潟、小倉に開催が変わる。函館では薄暮も始まり、いよいよ本格的な夏競馬の季節だ。
 新潟といえば、直線の1000メートル戦が売りで、開幕週の今週にはG3アイビスサマーダッシュが組まれている。
 ただ個人的には、新潟直線1000メートル戦は苦手に思ってしまう。
 過去のアイビスサマーダッシュ連対馬のデータを取ると、決して悪いわけではない。指数の上位馬はしっかり連対しているし、前走指数の上位AB馬が毎年連対し、3着内に来たランク外の馬3頭も軽量の3歳馬だけだ。3歳馬以外で連対、あるいは3着内に食い込んだのはランク馬だけで、結果的にはAB馬を軸にランク馬と3歳馬に流せばいいだけのこと。むしろ取りやすいレースに見える。それなのに、なぜだか苦手意識が抜けない。

(アイビスサマーダッシュ・G3)
       1着        2着        3着
01年    AYa   BXa    Yc
02年     Yb   AXa   C
03年    B d   A b   -
04年     Xa   A     DYb
05年    -     A      Z
06年    B     -     A

 アイビスサマーダッシュ以外のレースはどうかと思ってを調べてみたのが、下記のレース。毎年この時期に行われる直線1000メートルの特別レースは500万条件では閃光特別と稲妻特別、1000万条件では疾風特別と驀進特別。1600万条件の新潟日報賞(昨年から1400戦に変更になった)などだ。これを条件別に比較すると条件が上がるほど、ランク馬の連対率が高くなっていく。500万条件のレースで指数ランク外の馬は14頭が3着内に来ているが、1000万条件では5頭にすぎない。しかも条件が上がるほど、前走指数の高いAB馬の出現率が高くなっていく傾向にある。
 新潟直線1000メートルも1000万以上のクラスに限れば、決して難しいレースではないことがわかる。なのに苦手意識があるのは、下級条件のレースに手を出して負け、それがつよく潜在意識として残っていたのかもしれない。
 いずれにしても直線1000メートルの1000万以上のクラスでは、前走指数の高いAB馬やXYZ馬を中心にランク馬を信頼して馬券を組み立てればよいし、アイビスサマーダッシュについていえば、AB馬を軸にランク馬と3歳馬に流す馬券を組み立てるのが基本になりそう。
 今年のメンバーならシルヴァーゼット、スピニングノアール、ナカヤマパラダイス、アイルラヴァゲインが前走指数の上位馬だ。しかもこの4頭はXYZや平均指数でも上位の馬たちで、古馬でランク該当馬は他にいない。3歳馬はクーヴェルチュールとモルトグランデの2頭で、今年はこの6頭を中心に考えればいいのかもしれない。加えて過去6年の内5年で牝馬が連対しており、51キロの3歳牝馬クーヴェルチュールには要注意だ。

(閃光特別・500万条件)
       1着      2着       3着
01年    -     -     AYb
02年      c   A a   -
03年    BYa    Y    A d
04年     Xb   -     -
05年    D c   BYd   AXa
06年    -     -     - (稲妻特別・500万条件)
       1着      2着       3着
01年    -     D     -
02年    AXa    Zd   B d
03年    -     -     A d
04年      d   B     AXa
05年    AZb   -      Xa
06年    -      Z    AXa (疾風特別・1000万条件)
       1着       2着      3着
01年     Xc   -     A a
02年    A b   -     D
03年     Xb   -     CZd
04年    D     AZb   DXc
05年     Yc   -     BXb
06年     Xb   BYc   AZa (驀進特別・1000万条件)
       1着      2着      3着
01年    BXa   -     C d
02年    BXa    Xd   A c
03年    AZb   B      Y
04年    CZb    Z     Xd
05年    BXa   A c   DYd
06年    A     A c    Yd (新潟日報賞・1600万条件)
       1着      2着       3着
01年     Xa   B     -
02年      a   BZd   DX
03年      d   C     AYa
04年    AYc   BXa   -
05年    AXa     d   DYb
06年以降1400メートルに変更

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2007年7月 5日 (木)

第319回 七夕賞

 今週の重賞はハンデ戦の七夕賞。
 過去に高い指数のあるXYZ馬や、平均指数の上位abcd馬など、指数の上位馬が上位に活躍している。通常、ハンデ戦は指数上位馬が苦戦することも多いが、こと七夕賞に限っては指数のランク馬が大活躍するレースといえそうだ。

(七夕賞)  1着       2着      3着
97年     Xa    Zc   A
98年    CXa   -       c
99年     Z    AXa   -
00年    D     -     AYc
01年    BYb   B     B
02年    DYa    Xb   -
03年    BYa    Xa   -
04年     Xd   -     C
05年    AXa     d   B
06年    D b   A d   BZa

 今年のランク上位馬は、アドマイヤモナーク、サンバレンティン、ニホンピロキース、ヴィータローザ、ユメノシルシなど。
 七夕賞は小回りの福島コースだけに、比較的ペースが速くなりがちで、過去の連対馬も先行馬が多い。先行力のあるのはニホンピロキース、ストーミーカフェ、ゴーウィズウィンド、ヴィータローザ、ユメノシルシなどだが、先行力があって直線の瞬発力でも上位に評価できるのはニホンピロキースとヴィータローザだろう。

 阪神のプロキオンSは、昨年は京都開催、それ以前は6月中旬開催、99年までは4月に行われてきた。いろいろ開催条件が変わって、単純な比較は難しいが、一応データを取っておいた。ダートの短距離戦だけに指数の上位馬が強く、指数の上位馬、特に平均指数の上位馬が有力だとわかる。平均指数ではリミットレスビッドが一歩リードしているが、他にドンクール、ワイルドワンダー、オフィサー、メイショウサライ、ツムジカゼなどはほとんど指数差がない。
 ここはダートで瞬発力のあるオフィサーに注目したい。

(プロキオンS)
       1着      2着      3着
97年    D c   AZb   -
98年    D d   BXa   -
99年    C      Zb   -
00年    BXd   AY      d
01年    BXa   A     -
02年    A b   -     D
03年    CXa   -     -
04年    AYa   BZb   -
05年    AYb    Yb   B
06年    -     AZb   -

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