« 第325回新潟記念は差し脚比べ | トップページ | 第327回いよいよ中山 »

2007年8月30日 (木)

第326回再び札幌記念

 地方競馬やオーストラリアにも飛び火して、一時はどうなることかと心配でならなかったが、この2日間インフルエンザ陽性馬はゼロになったとのこと。中央競馬に関して馬インフルエンザは終息に向かっているらしい。
 毎週、競馬の開催に合わせて生きている人間として、競馬が毎週あたりまえにあるということに改めて感謝したい。

 今週は2週前に中止になり、仕切直しの札幌記念。おおよその傾向は2週前のこの欄で書いており、それを一部手直しして掲載します。

 札幌記念は圧倒的に指数上位馬が強く、ランク馬がそろって連を外すことはないレース。前走指数の高いABCD馬は10年の内9年で連対しており、近走の調子は重要なポイントになっているようだ。また出走頭数は少ないにもかかわらず、牝馬の健闘も目につく。過去10年で牝馬は5勝をあげ、連対しなかったのは00年と01年だけだ。

(札幌記念)  1着     2着     3着
97年     D d    C      A b
98年     AXa     Xd    D
99年     A b    C      CYa
00年      Y     B       Yc
01年     C       Zc    A a
02年       d     X     A
03年      Yb    AXa    -
04年     AZ     BYa    CXb
05年     A a    -       Y
06年     -      D      B

 今年はマツリダゴッホ、サンバレンティン、マチカネオーラ、アサカディフィートの前走指数が高い。アドマイヤフジとファストタテヤマ、アドマイヤモナークも過去の指数の上位馬で、指数上は彼らが中心を占める有力馬だ。
 例年、先行指数と上がり指数の関係で先行-10、上がり+10のレベルをクリアすることが勝ち馬の条件になっている。ただし97年を除くが、その年の勝ち馬エアグルーヴの前走の上がり指数は+9で、ほぼレベルをクリアしていた。この条件から絞り込むとすると、ランク馬ではサンバレンティンとファストタテヤマがあげられ、ランク馬以外ではサイレントプライド、サクラメガワンダー、ディアチャンス、アグネスアークなどが条件を満たす。
 順調さという点で、前走七夕賞を95の高指数で快勝したサンバレンティンに期待したい。波乱も考えるとファストタテヤマからの流しもありそう。もちろん牝馬の好走を考えると上がりの良いディアチャンスからの手もある。フサイチパンドラも連下には押さえたい。
 
 2歳重賞は新潟2歳ステークスと小倉2歳ステークス。
 両ステークスを比較すると小倉の方がランク馬が圧倒的に強いことがわかる。これは小倉が1200メートルで、新潟が1600メートルという距離とペースの違いによるものだろう。

 小回りコースの1200戦なら、基本的に先行していなければ勝機がなく、結果としてスローペースにはなりにくい。また、このレースに臨む馬たちも前走1200戦を勝ち上がってきた馬が多く、全力で走った結果としての指数であることが多い。そういう点からも指数の高さは重要な価値を持つことになる。となるとマイネレーツェル、アグネスクリスタル、マルブツイースター、ミリオンウェーブなど前走指数上位馬が有力になりそう。なかでもフェニックス賞では惜しい2着だったマイネレーツェルが有力だろう。

 小倉に比べると、直線の長い外回りを使う新潟のマイル戦はどうしてもスローペースになりやすいし、このレースを使いたい馬たちは自然と1200よりは長い距離をステップとすることが多く、それらのレースはスローペースであることが多いはずだ。当然、上がりだけのレースになりやすく、そういうレースを経験してきた馬がレースを征することが多くなる。指数の高さより、スローペースに対応できて、上がりの脚のある馬を中心に取るべきだろう。とすると33秒台の上がりの脚を見せたタケミカヅチやリーベストラウム、ゴールドストレインなどにチャンスがあるかもしれない。ただ、今年はサマーエタニティという指数もしっかりとした逃げ馬が出てきて、極端なスローペースはないはず。ある程度の先行力は求められるのではないか。常識的には前走余力のあった勝ち方が好印象のショウナンアクロス、タケショウオージが中心になりそうだ。

(小倉2歳S) 1着     2着      3着
99年     D d     X      Z
00年     -      -      - 
01年     B      C a      d
02年     -      C      BX
03年     AYa    BZb    DXd
04年     -      -      AZa
05年      C b    AY       c
06年      Xb    A       D c
(スローペース調整は-20/-10) (新潟2歳S) 1着     2着     3着
02年     -      -      AZa
03年      Xc    A a    -
04年     AXb    -      -
05年     -      C b    BYc
06年     -      -      AYb
(スローペース調整は-20/-10)

 新潟は上がり指数中心。

|

« 第325回新潟記念は差し脚比べ | トップページ | 第327回いよいよ中山 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/16288030

この記事へのトラックバック一覧です: 第326回再び札幌記念:

« 第325回新潟記念は差し脚比べ | トップページ | 第327回いよいよ中山 »