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2007年9月27日 (木)

第330回競馬もクライマックスはこれから

 プロ野球は最後の戦いが続く。今週は友人と2日続けて東京ドームに出かけたが、声援むなしくドラゴンズは負けた。でも、まだまだ、自力でのシーズン優勝の可能性が消えたわけではない。今年からクライマックスシリーズでの巻き返しもある。とりあえず、残り7戦全勝をめざして、がんばれ。
 それにしても今年は巨人、中日、阪神が最後まで競り合って、まれに見る面白いシーズンになった。差のないライバルがいて、お互いにしのぎを削る真剣な戦いであればこそ、ファンとして応援のしがいもあるというものだ。きのうの東京ドームは立ち見客で通路があふれるような大入りで、大声援のなかのゲームはやはり楽しい。

 野球ほどは盛り上がらないかもしれないが、クライマックスの有馬記念に向けて、競馬もそろそろシーズン。
 今週からはG1第1弾スプリンターズSが始まる。
 秋開催に変わった2000年以降のランク馬の連対率をみると、過去7年、前走指数のもっとも高いA、B馬が毎年連対している。全体としてもランク馬が強い傾向にある。
 今年の前走指数の上位はAサンアディユ、BYbペールギュント、Cアイルラヴァゲイン、DXaスズカフェニックス、Dコイウタなど。
 また、1番人気馬も7年の内、5年間で連対しているが、ともに先行馬で、中段より後ろで追い込みに懸けた1番人気馬(01年ゼンノエルシド、04年サニングデール)は苦戦している。03年から3年連続後方一気の脚で連対したデュランダルを除けば、先行馬が直線粘るパターンがこのレースの特徴で、連軸は先行馬から取った方がよいだろう。ただ、なんでもかんでも先行馬というわけではなく、先行して粘った馬たちの近走のレースを見ると、たいていは瞬発力がある馬たちだ。先行馬で近走に切れる瞬発力があるのはサンアディユを筆頭にペールギュント、アイルラヴァゲインなどで、過去のランク馬の傾向に加え、夏を使ってきた順調さも含めて考えると、サンアディユ、アイルラヴァゲインが有力に見える。

(スプリンターズS)
        1着     2着     3着
00年     -      AXb    AZa
01年      Yb    AZd    BXa
02年(新潟) A      B       Xa
03年     -      A a      d
04年     A      BXa    外
05年     B b    AYa    -
06年     B b    -      -

 札幌2歳Sは、過去10年のうち9年で連対している前走指数の上位ABC馬が有力。今年はメジロガストン、ネオスピリッツ、カレイジャスミン、オリエンタルロックなどの前走指数が高い。加えて、前走スローペースのレースで水準以上の上がりの脚を発揮して勝ったヤマカツオーキッド、ウイントリガー、サブジェクトなども有力だろう。

(札幌2歳S)1着    2着    3着
97年    C     CXb   -
98年     Yc   BX    C b
99年    -     -     AXa
00年    B     CXb   A a
01年    A a   -     C
02年    D     AYa   C d
03年      d   C a   BZ
04年    A d   -     -
05年    B a    X    AYb
06年    AYc   -     B a
(スローペース調整-20/-10)

 ダートの重賞・シリウスSは、今年から2000メートルに変更になって、過去の傾向は参考にならない。
 今年は目下5連勝中のアロンダイドに注目が集まる。ただ昨年の11月ジャパンカップダートを勝って以来のレースで、10カ月の休み明けは気になるところだし、59キロのハンデも楽ではない。ダート2000の距離適性からは伏兵ナリタプレリュード、マイネルボウノット、ワンダースピードにもチャンスが巡ってくるかもしれない。

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2007年9月20日 (木)

第329回フサイチホウオーの巻き返しは

 今週の重賞・神戸新聞杯は菊花賞トライアルレース。例年ランク馬が圧倒的に強く、なかでも前走指数の高いABC馬が過去10年間、毎年連対している。他ではXYZ馬、平均値の上位abcd馬の連対率も高く、過去10年で指数ランク外の馬が3着内にからんできたのは4頭しかいない。連対馬の多くはダービーの出走馬たちで、それ以外で連対できるのは、古馬に混じってのレースで重賞勝ちをするなど、夏に力をつけた馬たちだ。
 昨年までは2000メートルで実施されてきたが、今年から2400メートルに距離が伸びた。加えて、馬場改修後の阪神競馬場外回りコースで行われるだけに、過去の傾向が変わる要因もあるが、基本的に基礎能力の高さが問われるレースに違いはないだろう。

(神戸新聞杯) 1着     2着     3着
97年     B b     Ya    -
98年     -      AZa    CXb
99年     CXa    D d    A b
00年     AZb    A      AXa
01年     B      -      BXa
02年     B b    DXa    -
03年     CZ     BXa    AXb
04年     AXb    D d    BYa
05年     AXa    BYb    D c
06年(中京)  Ya    BXc    B
(スローペース調整値-10/0)

 今年のメンバーでは、ダービー5着のドリームジャーニー、7着のフサイチホウオー、皐月賞馬ヴィクトリーなどが指数の上位。他ではタスカータソルテ、ホクトスルタン、アサクサキングス、マルモコウテイも上位を狙えるランク馬だ。
 今年のダービーはアサクサキングスが超スローペースで逃げ、末脚勝負に徹して中段で折り合っていたウオッカが直線ぐんぐん伸びて3馬身差の圧勝。64年ぶりに牝馬が優勝をさらった。人気になったフサイチホウオーやヴィクトリーはレース前から入れ込みが激しかったり、道中で馬が行きたがったりで、消耗したせいか、直線では見どころがなかった。ダービーの指数はウオッカ、アサクサキングスの81が最高。他の有力馬は77、78が精一杯だった。ただ、それはあくまで超スローペースの結果でのことで、当然ながら上がり指数は15以上のレベルは維持している。フサイチホウオーもヴィクトリーも、牝馬のウオッカに完全に力負けしたという気はしないし、結果はあくまでスローペースでのレースの綾。たまたま、うまくいかなかったのだろうと思っている。ただそれがダービーだったのは、残念で仕方がないが--。
 いずれにしても、基礎能力の高さでいえば、フサイチホウオーやドリームジャーニー、ヴィクトリーなどが上位のはずで、ここは安藤勝巳騎手ともどもフサイチホウオーの巻き返しに期待したい。

(オールカマー)1着     2着     3着
97年     B      DYb    -
98年     BZd    -      BXb
99年     B      AYa    DYb
00年     AXa      d    BZc
01年     BZd    D c    -
02年(新潟) C      -       Zb
03年      Xa    D b    -
04年     D      A a      d
05年     DXc    -      B b
06年     CXd    DYc    -

 中山のオールカマーも、前走指数の上位ABCD馬が過去10年、毎年連対している。前走指数の高い馬たちの多くは、新潟記念や関屋記念、札幌記念、小倉記念など、夏の重賞を使ってきた馬たちであり、順調さは重要な条件なのだろう。休み明けで連対できるのは前走GⅠに出走していた馬だけだ。
 ことしの前走指数上位はダークメッセージ、ネヴァブション、シルクネクサス、エリモハリアー。マツリダゴッホとサンツェッペリンも指数上位だ。
 夏競馬を使ってきた順調さという点で、シルクネクサスとマツリダゴッホに分があるのではないか。

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2007年9月13日 (木)

第328回有力馬が始動

 セントライト記念は例年、前走指数の高いABCD馬が強いレースだったが、この2年はランク外の馬が勝った。とはいえセントライト記念は、菊花賞を目指す馬たちの重要なステップレースであり、過去にこのレースを勝った馬はその後も活躍する実力馬が多い。そういう点では今年も比較的基礎能力の高いランク馬が強いことに変わりないだろう。
 今年の指数上位はロックドゥカンブ、クランエンブレム、ゴールデンダリア、メイショウレガーロ、サンワードブルなど。
 今年は皐月賞やダービーの上位馬は不在で、注目はロックドゥカンブに集まりそうだ。南半球産の遅生まれ、半年の年齢差があるにもかかわらず3月のデビューから3戦3勝と負け知らず。前走はラジオNIKKEI賞を先行して3角過ぎ、早めに先頭に立つとそのまま押し切ってしまった。抑えたまま他を引き離していった直線の余裕をみると、距離が伸びるのはむしろ好材料だろう。また連対馬の脚質は先行差し馬が中心で、その点でも不利はない。今回、2キロの斤量差もあり、指数上前走A馬なら、ここでも堂々の中心馬だろう。

(セントライト記念)
        1着     2着     3着
97年     D      -      DZd
98年     C      A a     Z
99年      AZa    -      -
00年     C a    D d     X
01年     CXa    -        d
02年(新潟) AXc     Zb      d
03年     B      -      B
04年     AXa    CZ     D
05年     -      -      -
06年     -       Yd    -
(スローペース調整値-10/0)

 牝馬の3歳限定戦・ローズSもランク馬が強い。とくに平均指数上位のabcd馬の連対率が高いが、今年は改修後の阪神競馬場外周りコースを使ってのレースで、過去の傾向はあまり参考にならないかもしれない。
 今年は夏を使って大きく成長した馬がいない。とすれば、ダービーを勝ったあのウオッカを破って、桜花賞馬になったダイワスカーレットが中心になりそう。前走、桜花賞の指数86だけでなく、上がりの脚も他の馬を圧倒している。ウオッカと並ぶ牝馬2強の一頭として、ここは負けられない一戦だ。
 相手も順当ならオークス2着のベッラレイアと、NHKマイルカップを勝ったピンクカメオが有力。夏を使ってきた馬ではレインダンス。

(ローズS)
  1着     2着     3着
97年      Xb    D      AYa
98年      Xb    -        d
99年     C      DXa      c
00年     -      C      -
01年     A c     Y      Xd
02年     D      B a    -
03年      Ya     Zb    C
04年     A d    -      BXa
05年      Yb    AXa    -
06年     BXb     Yc    A
(中京)
(スローペース調整値-15/-5)

 札幌のダート重賞・エルムSは平均ランクの上位馬や前走指数の上位馬が強い。今年はドンクール、ハスフェル、イブロン、メイショウトウコンなどの平均指数が上位で、前走指数はマコトスパルビエロ、オリンピアナイト、タガノゲルニカが高い。札幌ダートは先行馬が有利で、エルムSも例外ではない。その点で逃げる3歳馬マコトスパルビエロやフサイチパンドラ、先行するドンクールに展開は向くだろう。

(エルムS)  1着     2着     3着
97年     AYa    BXc    -
98年     CXa    AZc    B
99年      B b    AXa    -
00年     C d    -        d
01年     A b    地       Zd
02年     BXa     Xc    A b
03年     -      C      -
04年     D c    BYb    BXa
05年      Yc     Xa     Zb
06年      Yc    -      -

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2007年9月 6日 (木)

第327回いよいよ中山

 インフルエンザ騒動は終息に向かっているが、馬券の売り上げと入場者は戻ってこなかった。いつもなら2、3回は新潟に出かける私も、結局この夏は一度も行かなかったし、Tちゃんも8月は全く馬券を買わなかったらしい。新潟には地震もあって、このインフルエンザ騒ぎでは、落ち着いて競馬をやろうという気持ちが、盛り上がってこなかったのも確かだ。
 今週から中山、阪神、札幌の開催。競馬がにぎわうといいのだけどね。

 中山の重賞は京成杯オータムハンデ。
  ここ数年、京成杯オータムハンデは人気馬やトップハンデ馬が不振で、波乱含みのレース。指数ランク外の馬もそこそこに連対しており簡単ではないが、春シーズンからの休み明け馬の連対は1頭のみで、軸馬は夏に使われた組からが妥当だろう。また、スピードの出る野芝の馬場を生かして、逃げ、先行馬が上位を占める傾向にあり、逃げるストーミーカフェにとっては好材料だ。マイルの瞬発力は前走関屋記念を後方から追い込んだマイケルバローズが鋭い。

(京成杯オータムハンデ)
        1着     2着     3着
97年     B c    -      CZc
98年     C      DYa     Xd
99年      -      -      BYa
00年     CXb     Za    B
01年     A c    DXa     Z
02年(新潟) CXa     Xb      c
03年      Zc    -      B
04年     AXa    -      C b
05年     -        d     Zb
06年     -       X      -

 阪神の重賞は朝日チャレンジカップ。昨年は阪神競馬場の馬場改修のため、中京競馬場での開催で、あまり参考にはならないかもしれないが、一応過去10年の連対馬の傾向を取った。平均指数の上位abcd馬と前走指数の高いABCD馬の連対率が高い。
 ここは指数上位のランク馬で、距離適性も高く、切れる脚のあるブライトトゥモロー、インティライミに注目したい。

(朝日チャレンジカップ)
        1着     2着     3着
97年     C c    -      A
98年     D      -      AXa
99年      -        a     Z
00年     D       Xc    C
01年     A c    DXa     Z
02年     DXa      d    B
03年     DZc    BYa    A
04年     A b     Zb    -
05年      X     B b    DX
06年(中京) B d    AXc    -

 阪神のもうひとつの重賞・セントウルSは1200メートル戦。過去7年は平均指数の上位馬abcdの活躍が目につくが、このレースも馬場改修で傾向が変わるかもしれない。ただ、1200は先行馬に有利で、特に開幕週で先行馬が止まらない傾向は見える。
 どうしても逃げたいのはマリンフェスタだが、指数上は少し足りない。先行できて指数の裏付けもあるエムオーウイナー、アイルラヴァゲイン、アグネスラズベリなどに展開が向くのではないか。

(セントウルS)
        1着     2着     3着
00年     -      DXa     Yd
01年     B c     Xa    A b
02年     C c    D      AXd
03年     BXc    BZd    -
04年     -       Yb     Xa
05年      Yb    C      AZa
06年(中京) AYd    外      D

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