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2007年9月20日 (木)

第329回フサイチホウオーの巻き返しは

 今週の重賞・神戸新聞杯は菊花賞トライアルレース。例年ランク馬が圧倒的に強く、なかでも前走指数の高いABC馬が過去10年間、毎年連対している。他ではXYZ馬、平均値の上位abcd馬の連対率も高く、過去10年で指数ランク外の馬が3着内にからんできたのは4頭しかいない。連対馬の多くはダービーの出走馬たちで、それ以外で連対できるのは、古馬に混じってのレースで重賞勝ちをするなど、夏に力をつけた馬たちだ。
 昨年までは2000メートルで実施されてきたが、今年から2400メートルに距離が伸びた。加えて、馬場改修後の阪神競馬場外回りコースで行われるだけに、過去の傾向が変わる要因もあるが、基本的に基礎能力の高さが問われるレースに違いはないだろう。

(神戸新聞杯) 1着     2着     3着
97年     B b     Ya    -
98年     -      AZa    CXb
99年     CXa    D d    A b
00年     AZb    A      AXa
01年     B      -      BXa
02年     B b    DXa    -
03年     CZ     BXa    AXb
04年     AXb    D d    BYa
05年     AXa    BYb    D c
06年(中京)  Ya    BXc    B
(スローペース調整値-10/0)

 今年のメンバーでは、ダービー5着のドリームジャーニー、7着のフサイチホウオー、皐月賞馬ヴィクトリーなどが指数の上位。他ではタスカータソルテ、ホクトスルタン、アサクサキングス、マルモコウテイも上位を狙えるランク馬だ。
 今年のダービーはアサクサキングスが超スローペースで逃げ、末脚勝負に徹して中段で折り合っていたウオッカが直線ぐんぐん伸びて3馬身差の圧勝。64年ぶりに牝馬が優勝をさらった。人気になったフサイチホウオーやヴィクトリーはレース前から入れ込みが激しかったり、道中で馬が行きたがったりで、消耗したせいか、直線では見どころがなかった。ダービーの指数はウオッカ、アサクサキングスの81が最高。他の有力馬は77、78が精一杯だった。ただ、それはあくまで超スローペースの結果でのことで、当然ながら上がり指数は15以上のレベルは維持している。フサイチホウオーもヴィクトリーも、牝馬のウオッカに完全に力負けしたという気はしないし、結果はあくまでスローペースでのレースの綾。たまたま、うまくいかなかったのだろうと思っている。ただそれがダービーだったのは、残念で仕方がないが--。
 いずれにしても、基礎能力の高さでいえば、フサイチホウオーやドリームジャーニー、ヴィクトリーなどが上位のはずで、ここは安藤勝巳騎手ともどもフサイチホウオーの巻き返しに期待したい。

(オールカマー)1着     2着     3着
97年     B      DYb    -
98年     BZd    -      BXb
99年     B      AYa    DYb
00年     AXa      d    BZc
01年     BZd    D c    -
02年(新潟) C      -       Zb
03年      Xa    D b    -
04年     D      A a      d
05年     DXc    -      B b
06年     CXd    DYc    -

 中山のオールカマーも、前走指数の上位ABCD馬が過去10年、毎年連対している。前走指数の高い馬たちの多くは、新潟記念や関屋記念、札幌記念、小倉記念など、夏の重賞を使ってきた馬たちであり、順調さは重要な条件なのだろう。休み明けで連対できるのは前走GⅠに出走していた馬だけだ。
 ことしの前走指数上位はダークメッセージ、ネヴァブション、シルクネクサス、エリモハリアー。マツリダゴッホとサンツェッペリンも指数上位だ。
 夏競馬を使ってきた順調さという点で、シルクネクサスとマツリダゴッホに分があるのではないか。

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