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2007年10月25日 (木)

第334回迷いに迷って天皇賞

 秋の天皇賞は平均指数の上位馬の連対率が高い。次いで過去に高指数を示しているXYZ馬、前走指数の上位馬も高率で連対している。秋の天皇賞はスローペースにはなりにくく、その分、指数の高さが重要なポイントになる。
 今年の指数上位馬はメイショウサムソン、アドマイヤムーン、ダイワメジャー、チョウサン、ポップロック、ローゼンクロイツなど。

(天皇賞・秋)1着    2着    3着
97年    C     A     BYc
98年    C      Yb   BZ
99年     Xc   -     B
00年      b   AXa   -
01年     Xc    Xa   BXb
02年中山  -     DYa   -
03年    C     AYb   -
04年     Zd   -     -
05年    B     DXa   -
06年    A d   -     -

 力のある馬たちが揃う天皇賞だけに、厳しいペースを先行しても、能力のある馬は直線でも確実に伸びる脚を使える。それだけに、追い込み一辺倒の馬ではなく、能力の高い先行差し馬を中心にするのがセオリーだろう。
 過去の勝ち馬を調べてみると、10年間すべての勝ち馬が(先行指数5/上がり指数0)のレベルをクリア、2着馬も04年のダンスインザムード以外はすべて同条件を満たしている。このレベルが連対馬の条件になりそうだが、今年はもう少しペースを厳しく(先行指数10/上がり指数0)あたりに取っても良いかもしれない。
 とするとメイショウサムソン、アドマイヤムーン、ダイワメジャー、チョウサン、ポップロックなどの指数上位馬がそろって浮上するが、この5頭はほとんど差がない。
 逃げるシャドウゲイトを2、3番手で追走するダイワメジャーに、中段には差し脚のあるメイショウサムソン、ポップロックが位置する。その後に追い込む脚のあるチョウサン、アドマイヤムーンという隊列だろう。
 どの馬が先頭で坂を駆け上がってくるのか。その馬を差し切る馬がいるのか。差のないメンバーのレースだけに、どの馬にもチャンスがありそうで、どの馬からはいるか迷いに迷っているが、今のところは「先行馬有利」を重視して、有力馬のなかで最も前でレースをするダイワメジャーに期待したいと思っている。

 京都のスワンSは03年以降、ランク馬が勝てない。京都の芝の短距離戦だけに、スタミナよりも軽いスピードが持ち味の馬たちの台頭が多いからだ。その点で考えると、スイープトウショウ、オメガエクスプレス、キングストレイル、ドラゴンウェルズ、スーパーホーネット、サイキョウワールドなどが有力馬として浮上しそう。

(スワンS) 1着    2着    3着
97年      d   C     -
98年     Yd   A d    Yc
99年    AYa    Zc   BXa
00年    A c    Zd   -
01年    BZc   AYb   -
02年    AXa   -     B a
03年    -     A b   -
04年    -     -     -
05年    -     A d   D 
06年    -      Xb   D

 武蔵野Sは距離など条件が変わったこともあって、比較できるデータは03年以降。前走指数の上位馬の連対率が良いが、ランク外の馬も目立つ。ダートの瞬発力でトーセンブライト、ワイルドワンダー、ビッググラス、フィールドルージュ、シーキングザベスト、ユノナゲットなどに注目したい。

(武蔵野S) 1着    2着    3着
03年    -     B     -
04年    A     DZc   -
05年    -     -     BYb 
06年    C d   DXa     d

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2007年10月18日 (木)

第333回菊花賞は人気馬が中心

 菊花賞過去10年の連対馬をみると、平均指数上位abcd馬と、前走指数の高いAB馬が中心を占めている。今年の平均指数上位馬はaサンツェッペリン、bヴィクトリー、cホクトスルタン。前走指数上位はAドリームジャーニー、Bアサクサキングスだ。

(菊花賞)  1着    2着    3着
97年    AXa   -     Cb
98年    BZc   CXb   -
99年    BYb   AZa   -
00年     X    A c   -
01年    -     -     AZc
02年    -       d   -
03年      c   B     BXa
04年    -     A a   -
05年    AXa   D d   C c 
06年    D     BYc     b
(スローペース調整値-5/5)

 過去の菊花賞上位馬の前走をみると、古馬とのレースでの負けは許されるが、神戸新聞杯やセントライト記念など同世代のレースで大敗した馬の巻き返しはない。この条件でフサイチホウオーが消える。過去5走内に2000メートル以上の距離で勝っていることも上位3着馬の条件になっている(97年3着メジロブライトを除く)が、アサクサキングスがこの条件にない。また、勝ち馬は2400以上の距離で上がり指数が0以上でなければならない(例外は02年のヒシミラクル)。以上の条件で絞り込んでいくと、指数上位のランク馬ではサンツェッペリン、ドリームジャーニー、ヴィクトリーしか残らない。ランク馬を中心に考えるなら、勝ち馬はこの3頭のどれかなのだろう。
 展開上は4角で4、5番手以内の馬が多く連対しており、先行馬が有利だという傾向からサンツェッペリン、ヴィクトリーが軸馬向きで、切れる脚のあるドリームジャーニーの後方一気が逆転候補になりそう。個人的にはサンツェッペリンを軸に買いたいと思っている。

 富士Sは前走指数の高い馬が中心で、トウショウヴォイス、シンボリグラン、グラスボンバー、コイウタなどが有力だが、順調さでシンボリグランに期待。

(富士S)  1着    2着    3着
00年     Zd   BYb   -
01年    B b   DXa   -
02年    D c   -     AYa
03年    D     -     -
04年    CYa   AZ    C
05年    B b   -     C 
06年    -     BZd    Xb 

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2007年10月11日 (木)

第332回ベッラレイアに懸けたい秋華賞

 今年の秋華賞は桜花賞馬ダイワスカーレットとダービー馬ウオッカに注目が集まっている。2強を脅かすのはオークスの1、2着馬ローブデコルテとベッラレイアという構図らしい。過去の秋華賞は桜花賞やオークスなどで活躍した春の有力馬が中心になっており、基本的に基礎能力が試されるレースだといえる。
 スピード指数のランクでは平均指数の上位abcd馬が10年の内9年で連対し、XYZも高率で連対している。今年はダイワスカーレットが平均指数でトップ。次いでウオッカ、ベッラレイア、ピンクカメオへと続く。ローブデコルテは前走指数で最上位で、春のクラシック戦線を上位で戦ってきた馬たちがそのまま指数上も最有力馬だといえそうだ。加えて、春のクラシック戦線から休養を挟み、秋緒戦をローズSかクイーンSを使った馬が最有力で、特にローズSの上位馬の活躍が目立つ。とするとローズSの上位馬ダイワスカーレット、ベッラレイア、レインダンスなどが浮上してくる。
 ペースを見てみよう。秋華賞は京都の芝内回り2000m戦で、最近は極端なスローペースやハイペースはなく平均ペースになることが多い。先行指数と上がり指数は(先行指数-10/上がり指数0)が標準で、過去10年の勝ち馬はすべてその条件をクリアしている。しかしながら、今年の指数上位馬のなかでダイワスカーレットだけがその条件を満たしていない。確かに新馬戦を除く過去5走、すべてのレースで33秒台の上がりタイムを記録しているが、それはあくまで超スローペースでのもの。平均ペースになったらどうだろうか。少し疑問が残る。また、ウオッカも初の古馬相手だったとはいえ、宝塚記念では全く良いところが見えなかった。
 ならばというわけではないが、オークス2着馬ベッラレイアなら2強に太刀打ちできるのではないか。前走のローズSはスローペースで逃げるダイワスカーレットを中段から追い込んで半馬身差の2着。上がりは33秒2と最速だった。2000以上の距離の経験がないダイワスカーレットや、宝塚記念からの直行になってしまったウオッカに比べても、中心馬として推す要素に遜色はないのではないか。

(秋華賞)  1着    2着    3着
97年     Ya    Xb   D
98年     Xa   -     AYc
99年    -     C c   D
00年    -     -     B
01年     Za    Z    A
02年    A     BXb   -
03年     Xb    Ya    Zd
04年    A a   -     -
05年    BZc   CXa   -
06年      d   -     -
(スローペース調整値-15/-5)

 古馬の牝馬限定戦・府中牝馬Sも指数上位馬が上位を占めている。今年はA馬がアサヒライジング、B馬はタイキマドレーヌ。平均指数の上位はアドマイヤキッス、コスモマーベラス、スプリングドリュー、ディアデラノビアなど。ここは逃げるアサヒライジングを買いたい。

(府中牝馬S)1着    2着    3着
97年    DZc    Xa   C
98年    AXa   C b   D
99年      c   BYa   -
00年    AZc    Zc   CXa
01年    -      Xa   A d
02年    AXb     d   BYa
03年    BXa   CYb   -
04年    A     CYc   CZb
05年    -     -      Zb
06年    AX    C d   B a

  デイリー杯2歳Sはランク馬が不振だが、新馬や未勝利戦を余裕で勝ち上がってきた有力馬が多く、そういう馬たちが、初めての厳しいペースで隠された本来の能力を発揮するためだろう。ただし、指数ランク外の馬で連対できるのは前走勝っていることが条件。今年は野路菊Sの勝ち馬オースミマーシャル、小倉2歳Sの勝ち馬マルブツイースターに注目したい。

(デイリー杯2歳S)
       1着    2着    3着
97年    C     -     CYa
98年    A a   CZc   BYc
99年    -     B a   B
00年    -     A b   -
01年    -     A a   DZd
02年    BZb   -      Yc
03年    AXa     d   -
04年    -     A a   -
05年    -     -     A a
06年    -     AXa    Yd

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2007年10月 4日 (木)

第331回指数上位馬が強い毎日王冠、京都大賞典

 きのうはカミさんの誕生日だった。夜、家族3人、近くの小料理屋で食事した。
「この歳になったら嬉しくはない」と言いながらも、妙にテンションが高く饒舌で、娘からのプレゼントを喜々として受け取っていた。

 今週から東京と京都の開催が始まって、いよいよ秋競馬も本番。
 東京の毎日王冠は平均指数の上位abcd馬と前走指数の上位ABCD馬がともに、過去10年連続して連対しているレースだ。XYZ馬も9年で連対しており、指数の高さ、安定した能力は上位を争う上で、重要なポイントになっている。
 東京の馬場が全面改修された03年以降も、傾向に大きな変化はない。

(毎日王冠)  1着    2着    3着
97年     CYb    Zc   D d
98年     BXa   -      Yc
99年     AXa   -     C
00年       c   CXb   D
01年     D d   C c    Z
02年(中山) CYb   AXa   -
03年      Xb   D c    Ya
04年     BXa   A a   C d
05年      Z    C d   -
06年       b   C d   C

 今年の指数上位馬はコンゴウリキシオー、アグネスアーク、エイシンデピュティ、ピサノパテック、ダイワメジャー、ブライトトゥモローなど。
 馬場改修後の03年以降、先行力のある馬が勝ち続けており、標準的に(先行指数0/上がり指数0)のレベルはクリアしていなければならない。
 指数の裏付けがあり、平均ペースに対応できて、差し脚もしっかりしているという条件から、中心になりそうな馬はダイワメジャーだ。宝塚記念は12着に大敗したが、道悪に加え距離が長かったことで、エネルギーを消耗してしまったのだろう。今週、東京は開幕週で馬場状態も良く、距離も1800なら先行しても消耗は少ない。脚を残して直線の坂を駆け上がってくる勇姿を想像している。

(京都大賞典) 1着        2着      3着
97年     -     AZc     d
98年     D       d   CXa
99年     -     AYa   D
00年     D b   -     B
01年     CYb   DYd   -
02年      Xa    Yb   AZc
03年     AXa   AYa   -
04年      Xb   AZb   D
05年     B a    Xa   A
06年     D d    Ya   C

 京都大賞典も平均指数の上位ab馬が強く、最近8年連続で連対中。平均abcd馬まで手を広げると毎日王冠同様、10年連続で連対している。前走指数の上位馬も9年で連対しており、指数の上位馬は連軸としての信頼性が高い。
 今年、前走指数が高く平均指数でも上位にあるのはトウショウナイト、ポップロック、デルタブルース、ファストタテヤマ。過去の連対馬の多くは、先行力があって差し脚もある馬が中心になっており、標準的には(先行指数+0/上がり指数+5)が基準。上記の馬でこの条件をクリアするのは、ポップロック、トウショウナイトの2頭で、指数と成績の安定感から中心にはポップロックを取りたい。

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