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2007年12月20日 (木)

第342回やっぱり有馬は当てたい

 今朝、駅の売店に並んだ人気スポーツ紙の一面はすべて有馬記念だった。ウオッカ、サムソン、ダイワ、と大きな見出しの文字が目に飛び込んでくる。最近ではスポーツ紙の一面を競馬が飾ることが少なくなって、いささか寂しく思っていただけに、「やっぱり有馬は特別なんだな」とすこし感慨深かった。大きな見出しに誘われて、いつもは買わないスポーツ紙を一部買った。

 去年はディープインパクトの勝利で大いに盛り上がった。今年の有馬記念は抜けた人気馬は不在でも、実績や実力でみると、なかなかの粒ぞろいのメンバーがそろったが、さてさて、どの馬に夢を託すべきか--。

(有馬記念) 1着    2着    3着
93年     Za   A d   Dz
94年    A b   B     D
95年    A       d   BYa
96年    DXa   -     -
97年    C     BXb   A
98年    -     -      Xb
99年    A b   AXc   D d
00年    Y a    Xd     b
01年    -     -     -
02年    B     C     A
03年    DXc   B     -
04年    CXa   AXc    Zb
05年    A b    Y    B da
06年     Xa   -     BYc

 過去の有馬記念勝ち馬を見てみると、前走指数の高いABCD馬、過去に高い指数を示すXYZ馬など、スピード指数の上位馬が圧倒的に強いことがわかる。過去14年間でランク馬が勝てなかったのは3歳馬(グラスワンダー、マンハッタンカフェ)が勝った98年と01年だけで、過去14年、指数のランクにない古馬は1頭も勝っていない。
 2着馬もランク馬が多く、有馬記念の軸馬はまず、指数上位のランク馬から選ぶのがセオリーだろう。
 今年、古馬陣で勝つ条件にある指数上位のランク馬はダイワメジャー、メイショウサムソン、ポップロックだけで、他の古馬陣は苦戦を強いられることになりそう。
 3歳馬では53キロと斤量も恵まれる牝馬ダイワスカーレット、ウオッカが最有力だろう。64年ぶりにダービーを勝ったウオッカ世代の強さは実証済みだが、とはいっても近年、牝馬の連対は1994年のヒシアマゾン1頭だけ。勝ち馬となると1971年のトウメイ以来、久しく牝馬が勝っていないレースだけに、人気でも強くは推し切れない。ただデータはあくまで過去の傾向を示しているだけで、競馬に絶対はないのだが--。
 有馬記念の2500の距離はスタミナのウェイトが高い。01年のような超スローペースでない限り、過去の勝ち馬は(先行指数5/上がり指数10)、もしくは(先行指数10/上がり指数5)程度のレベルをクリアしている。この条件を満たすのはダイワメジャー、メイショウサムソン、ポップロックに加え、チョウサンとマツリダゴッホだけだ。今年は能力の高い先行馬が多く、極端なスローペースにはならないはず。とするとペースの対応力のある上記5頭が中心とみてよいのではないか。更に古馬の場合、ランク馬しか勝てないという条件を加味すると、最有力馬はダイワメジャー、メイショウサムソン、ポップロックに絞り込まれる。
 この3頭の中で、もっとも距離適性が高く、実績でも上位なのはメイショウサムソンだろう。ジャパンカップは外を回って追い込んだものの、届かず3着に負けたが、もともとスローペースより、平均ペース以上で能力を発揮する馬で、わずかの差での3着は結果としてスローペースが影響したのではないか。平均ペースの有馬記念なら、ペースにとまどうこともないし、上がり勝負になりやすい東京より、スタミナのウェイトが高い中山の方がレースをしやすく、コース適性も高いだろうと見ている。あとは武豊騎手がどう乗ってくれるかだが、有馬記念は18戦して2勝7連対、連対率50パーセントの実績を信頼しよう。
 連軸はメイショウサムソンでいいとしても、連下は少し工夫がいるかもしれない。一応ポップロック、ダイワスカーレット、ウオッカを上位に見ているが、チョウサン、ダイワメジャー、マツリダゴッホ、デルタブルースまでは最低限、手を広げておきたいと思っている。

 阪神で行われるでラジオNIKKEI杯2歳Sの傾向は以下の通りだが、昨年阪神競馬場のコースが一新されたことで、この傾向にも変化があるかもしれない。
 順当なら2連勝のフローテーションが有力だろう。

(ラジオNIKKEI杯2歳S)
       1着    2着    3着
97年    CXa   B     AYc
98年     Z    A a    Y
99年    AYb   A a   -
00年    -     AZa   BXb
01年     X    BYd   A a
02年    CZb    X    -
03年    A     -     C
04年     Xa   D     -
05年    B     AZb   -
06年    -     -     DXd

 それにしても有馬記念は今年最後の大一番。やっぱり当てたいですね。今からでも幸運の女神にお賽銭をあげて、お祈りでもしたい気分ですが、皆さんもどうぞ、がんばってください。GOOD LUCK

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