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2008年2月28日 (木)

第351回春は近い

 雪の影響であわただしく過ぎていった2月の東京、京都開催が終わって、今週から中山と阪神に開催が移る。春は近い。
 中山記念は平均指数上位馬の連対率が高く、前走指数の上位馬も活躍している。
 今年は平均指数の上位馬カンパニー、アサカディフィート、コンゴウリキシオー、チョウサンに加え、前走指数でエイシンドーバーも有力馬の1頭にあげられそうだ。

(中山記念) 1着    2着    3着
98年    AYc   BXa   C d
99年    BZb   DXc   -
00年     Xa   DY    D
01年    C a   A     DZa
02年    D     -      Zc
03年    B     -     -
04年    -      Yb    Xa
05年     Xa   -     -
06年     Yc   B a   -
07年      c   A d   C a

 例年、極端なスローペースにはなりにくいレースで、先行馬の前残りも多い。その点からは先行力のあるコンゴウリキシオーに展開は向きそうだが、香港マイルの9着は、落鉄など不運はあったにせよ、今ひとつの内容ではなかったか。ここでは素直に軸馬に取りにくい。平均ペースでしっかりとした上がりの脚がある馬はカンパニーだろう。前走はスローペースで脚を使えず、4着に泣いたが直線の切れは上々。スローペースがなければ、後方からでも届く脚は魅力的だ。他に上がりの脚の切れるグラスボンバー、アサカディフィート、エアシェイディなどが有力。

(アーリントンC)
       1着    2着    3着
98年    ダ     BXb   DZc
99年    CXa   B b   -
00年    CXa   A     B
01年    B b   ダ     ダ
02年    A a   B d    Yc
03年    ダ     ダ      Zc
04年    DY    D     -
05年    -     Aya   -
06年    AZd   CXa   -
07年    DZb   AXc    Y
(スローペース調整-20/-10)   

 3歳重賞アーリントンカップは圧倒的にランク馬が強い。前走指数の高い馬たちが最も連対率が高く、成長余力が重要なポイントなのだろう。ただし、昨年から馬場改修で新しくできた阪神外回りコースが使われており、それまでの先行馬有利の傾向から多少は変化があるかもしれない。長い直線を叩き合い、より上がりの脚が求められることになるのではないか。
 今年はロードニュースター、スマートファルコン、ルールプロスパー、ミッキーチアフルなどの指数が高く、上がりの脚もしっかりとしたスマートファルコンが中心になりそう。上がりの脚だけならディープスカイ、フェイムロバーリー、ポルトフィーノにもチャンスはありそうだ。

 阪急杯は2年前から1400に条件が変わって、比較できるデータが少ないが、ここは瞬発力のあるキンシャサノキセキ、アンブロワーズに期待したい。穴っぽいところではナスノストローク、ローブデコルテに注意。

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2008年2月21日 (木)

第350回ヴァーミリアンに期待

 今週から、スピード指数の新アイテム「指数ナビグラフ」をPDF出馬表とモバイル版で公開します。西田式スピード指数はスピード指数を前半と上がりの部分に分け、ペース指数、上がり指数として計算していますが、このペース指数と上がり指数をグラフ上に表したものが新アイテム「指数ナビグラフ」です。グラフとして視覚的に理解できるように表現しており、先行力のある馬、上がりの良い馬が、直感的に見えてきます。当面はPDF出馬表とモバイル版だけですが、小社ホームページに無料のサンプルレースも用意いたしました。ぜひ一度ご利用ください。サンプルページはこちら

 今週はフェブラリーS。東京競馬場の馬場改修後、04年以降のデータを取った。公営競馬での成績を厳選処理し、中央競馬の結果だけを反映したが、ダートの重賞だけにスピード指数上位馬が強い傾向は変わらない。
 今年の前走指数上位馬は(地方データを減戦処理すると)ヴァーミリアン、フィールドルージュ、ブルーコンコルド、メイショウトウコン、リミットレスビッドなど。上位を争うには(先行指数0/上がり指数0)のレベルは欲しいところで、上記のランク馬に加えロングプライド、ワイルドワンダーなども有力馬として浮上する。

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
04年    AXa     c   -
05年    AZb   -     -
06年    D     A a   -
07年      d    Zc   B

 過去10年、勝ち馬の多くはJCダートで5着以内か、前走で重賞を勝った馬たち。JCダートが始まったのは00年だが、それ以後のフェブラリーSはJCダート組が大活躍しており、連対できなかったのは05年だけだ。JCダートが2100で、フェブラリーが1600。距離の適性からは違うカテゴリーのレースのように見えるが、連対馬を見る限り、距離適性はあまり問題にならないらしい。
 今年はヴァーミリアン、フィールドルージュ、メイショウトウコン、ワイルドワンダーなどJCダートの上位馬たちがそろった。昨年秋のJCダートを勝ったヴァーミリアンのスピード指数117は、最近では見たことがないほどに高い指数で、昨年のJCダートのレベルが高かったことを示している。
 とすれば今年もJCダート組から軸馬を取るのが順当。中心はヴァーミリアンだろう。JCダートを勝った後、年末の東京大賞典も難なく圧勝。1月末の川崎記念は出走取り消しになったが、右飛節炎は軽くすんだようで、最優秀ダート馬の名にかけても、ここはきっちりとしたレースをしたい。
 相手はフィールドルージュ、ブルーコンコルド、ワイルドワンダー、メイショウトウコンなどを上位に考えている。

 京都記念は直線の差し脚が問われるレースで、ペースにかかわらず上がり指数は+10以上ほしいところ。今年のメンバーならアドマイヤオーラ、アドマイヤフジ、トウカイトリック、ウオッカの上がりの脚が切れる。

(京都記念) 1着    2着    3着
98年    B     -     B b
99年      c   CZc    Yb
00年     Yb     d   BXa
01年    -     -     CXa
02年     Xa   DX    A d
03年    -     BXa   -
04年    A      Xb   Y
05年     Zb   -     -
06年    DZb   -     B
07年    D     A c   AZ

 3歳牝馬の重賞・クイーンカップは例年、平均指数上位馬が中心。今年はデヴェロッペ、リトルアマポーラ、ラルケット、マルターズオリジンなどの平均指数が高い。前走指数からはパッションローズ、シャランジュも有力だが、瞬発力のあるリトルアマポーラ、カレイジャスミン、ラルケットに勝機がありそう。

(クイーンC)1着    2着    3着
04年    A a   C b   -
05年    DXc   -     -
06年    B d    Z    -
07年     Xc   C b   AZc
(スローペース調整-20/-10)   

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2008年2月14日 (木)

第349回ブラックシェルの切れ上位

 3歳重賞・きさらぎ賞は指数の上位馬が上位を占める。今年はレッツゴーキリシマ、スマイルジャック、チョウサンデイ、ブラックシェル、ヤマニンキングリー、オースミマーシャルが指数上位馬だ。

(きさらぎ賞)1着    2着    3着
98年    A a   -     -
99年      c   AYa   A
00年    D     -      Yc
01年    -      Za   A
02年    D     BYd   A c
03年     Zd   DYb   C c
04年    DXb   BY    -
05年    AZa   BYc   D
06年    -     CXb    Zc
07年     Xa    Yc   -
(スローペース調整-20/-10)   

 このレースを勝った馬がダービーでも好走することもあり、出走馬のレベルは高い。クラシックを目指す馬たちが、しっかりと仕上げてくるレースで、基礎能力の高さが問われるのだろう。それだけに堅いレースになりがちで、配当的な妙味はない。
 例年、先行馬が上位に残ることが多く、ペースの対応力と上がりの脚がともに求められれるレースのようだ。先行力ならレッツゴーキリシマ、上がりの脚ならブラックシェル、スマイルジャックが鋭いが、前走2000メートル戦ですばらしい切れを見せたブラックシェルが最有力だろう。

 ダイヤモンドSは東京の馬場改修後、04年以降のデータを取ったが、指数のランク外の馬で3着内に入ったのは2頭だけだった。ハンデ戦に加え、スローペースになりがちな芝の長距離レースといっても、連対馬は前走指数の高い馬たちが中心を占め、指数上位馬が強い傾向にある。
 今年の前走指数上位馬はブリットレーン、レーザーズエッジ、ブラックアルタイル、チェストウイング、テイエムプリキュアなど。アドマイヤモナーク、トウカイワイルドも過去の指数が高いランク馬だ。
 長距離実績からはステイヤーズ3着、万葉S3着のアドマイヤモナークが中心になりそうだが、過去の傾向からはスローペースで瞬発力勝負になったとき、トップハンデ馬は苦戦することが多いし、距離実績といっても3着続きで、勝っているわけでもなく、ここは特に買う気にならない。
 例年、ペースの如何に関わらず、上がりの脚は必須条件であり、軽ハンデの台頭も多い。軽ハンデを生かして、直線一気に伸びる可能性のあるブリットレーン、レーザーズエッジにもチャンスがあるのではないか。思い切った狙いも悪くないかもしれない。
 指数ランク外とはいえ、同様に切れる脚のあるエフティイカロス、コンラッド、ミストラルクルーズ、ラムタラプリンスにもチャンスはあるだろう。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
04年    -     A     BZb
05年    B     DZ     Z
06年    D d   D     C d
07年    CXa   -     A

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2008年2月 7日 (木)

第348回クラシック目指して

 今週の共同通信杯、来週のきさらぎ賞など、3歳馬はそろそろクラシックを目指す本格的な戦いが始まる。このまま、あっという間に2月が過ぎ、3月が過ぎ、皐月賞、ダービーの候補が絞り込まれていく。
 今週の3歳重賞・共同通信杯もクラシックを目指すステップレースだけに、圧倒的に指数のランク馬が強い。前走指数の高い馬、平均指数の上位馬、過去に高い指数を示すXYZ馬、どれを取っても指数が高いということが何よりもまず、このレースの上位馬の条件だ。昨年はランク外のフサイチホウオーが勝ったが、スローペースのレースを鋭い上がりの脚で連勝していた1番人気の実力馬、勝って当然の馬だったといえるだろう。

(共同通信杯)1着    2着    3着
98年    BYb   AXa   -
99年     Yb     d   -
00年      d    Xa   -
01年    AXa   D     -
02年    A b   AZ      d
03年    DZ    -     -
04年    D b   AXa    Z
05年    AXb   -      Xc
06年    DY    AXa   D b
07年    -     AXb   C b
(スローペース調整値-20/-10)

 今年はスマートファルコン、ショウナンアルバ、タケミカヅチ、マイネルスターリー、サブジェクト、ノットアローンなどが指数の上位馬たち。
 東京の1800メートルは平均ペースで流れやすく、逃げてもいいし、上がりの脚も使える距離だ。展開不問で比較的基礎能力が問われることが多いが、それだけにどんなペースにも対応でき、先行するにしても追い込むにしても、しっかりとした上がりの脚が求められる。上がりの脚はサダムイダテン、スマートファルコン、サブジェクト、タケミカヅチ、ニシノシュテルンなどが切れる。上がりの脚だけならサダムイダテンにも勝機はありそうだが、前走指数上位の馬から軸馬を選ぶならスマートファルコンだろう。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
02年    D     D b   C
03年    -       d   D b
04年      d   -      Za
05年      b    Y    A
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B

 京都の重賞は芝1200のシルクロードS。ハンデ戦になった02年以降、ハンデ頭が勝ったのは1度だけ。平均指数の上位馬は、毎年何かが連対しているが、他の指数ランク馬はそこそこの連対にとどまる。今年、平均指数の上位はアイルラヴァゲイン、アグネスラズベリ、ステキシンスケクン、ファイングレイン。トップハンデのアイルラヴァゲインを見送るとすると、ここは上がりの脚のあるファイングレインが中心になりそう。前走、淀短距離Sでは狭い内ラチを抜群の切れで突き抜けてきた。これで1200は2戦2勝。案外と1200の適性が高いのではないか。

(小倉大賞典)1着    2着    3着
00年    -     A b   B
01年      b   D     CZa
02年     X      c   D
03年     Zc   A     B
04年    B     -       d
05年     Xa   -     -
06年     X    B      Xa
07年      a   C c    X

 小倉大賞典もハンデ戦。行きたい馬も多く、スローペースにはなりにくい。狙うならアサカディフィート、フィールドベアー、シルクネクサス、ニルヴァーナなど瞬発力のある馬から。

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