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2008年4月22日 (火)

第362回ナビグラフで見る回顧3 皐月賞と2つの100万馬券

Satsukisho2008
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今年の皐月賞はZ馬のキャプテントゥーレが逃げ切って勝った。2着は同じくZ馬のタケミカヅチがはいり、3着に1番人気マイネルチャールズがつっこんだ。
 皐月賞に限らず、今年の3歳戦線は指数に差がなく、団子状態が続いている。指数ナビグラフでみても完全に密集しており、予想は非常に難しかった。ただ、だからといって、今年の馬たちの能力が低いというわけではない。平均ペースは例年と大差はないし、上がり指数も標準的だ。ただ、世代を代表するような、世代のリーダーとして抜けた馬が未だにいないということなのだろう。
 皐月賞を勝ったキャプテントゥーレが骨折で全治9か月と診断され、年内の出走は絶望的となったと、今日JRAから発表があった。さてさて、ダービーはどの馬が勝つのか。ますます、混沌としてきた。

 今週、ナビグラフで興味深かったのは、福島で出た2つの100万馬券のレース。
 ひとつは土曜日の9レース。芝1200メートルの500万条件戦。16頭建ての最低人気馬カシノテンカが勝って、2着に13番人気のレディプリンセス、3着は8番人気のコスモチーキーがはいって、3連単は183万180円だった。
 ナビグラフを見ると、勝った10番カシノテンカは連軸には取りにくいが、2着の6番レディプリンセスは連軸向きといえる馬だった。グラフ上に引いた緑のラインは通常スローペースの判断に使っている数値(500万条件の芝なら、ペース指数は-20)をグラフ上に表したものだが、そのラインの右側に位置する馬たちのなかで、最も上がりが良かったのが6番レディプリンセスだった。これまでも「スローペースではないレースで上がりがよい馬」には注意がいると言ってきたが、まさにそういう馬のなかで上がりの最も良い馬が軸馬になりやすいことを示している。
 次いで、日曜日の9レース。このレースは500万条件の芝1800メートル戦。勝ったのは、緑のラインの右側にあって、最も上がりが良かった5番テントゥワン。この馬も16頭建ての16番人気馬で単勝は1万740円。2着には9番人気の3番ピースメーカー、3着には4番人気の1番ターニングスワローと入線。3連単は123万6350円になった。
 軸馬は、先の土曜日のレースと全く同じパターンで、緑のラインの右側に位置しているスローペースでないレースで上がり指数の最も良かった馬だった。それぞれの数値はスピード指数の出馬表に記載されているものばかりだが、グラフに表してみると、すぐには理解しにくい数値もイメージとしてとらえやすくなる。
 例にあげた2つの100万馬券だけでなく、今週はことのほか「スローペースではないレースで上がりがよい馬」の活躍が目立った。スローペースラインはぜひグラフに記入してみてください。
 クラス別のスローペース値は以下の通りです。3歳限定戦は、開催時期、クラスなどによって、-20から、-15、-10などに設定しています。

未勝利戦   芝-30/ダート-20
500万   芝-20/ダート-10
1000万  芝-15/ダート -5
1600万   芝-10/ダート  0
オープン     芝-10/ダート  0
G3     芝 -5/ダート  5
G2     芝 -5/ダート  5
G1     芝  0/ダート  5

 福島では新人の三浦皇成騎手が土日で23鞍に騎乗し、三浦騎手が乗るというだけで人気になっていたが、結果的には土曜日に1つ勝っただけだった。しかし、例にあげた2つの100万馬券を勝ったのは、2つとも2年目の丸田恭介騎手だった。昨年は3勝止まりだったが、今週は土日だけで3勝をあげた。今年の初勝利は3月の中京未勝利戦だったが、そのとき勝ったのは6番人気馬、今週勝った3鞍は16番人気、6番人気、16番人気の馬たちだった。彼を変えるような何かがあったのだろうか。

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