第369回ウオッカの距離適性
牝馬限定のG1・ヴィクトリアマイルはまだ2年の実績しかなく、指数上の傾向もつかみにくい。一昨年は指数の上位馬が1、2、3着を占めたものの、昨年は3着にも入れず、3連単は200万を超える配当になってしまった。
ここ2年の3着内馬はすべて4歳と5歳馬たちで、6歳を超す馬の連対はなかった。このヴィクトリアマイル以外に、牝馬限定のG1はエリザベス女王杯(芝2200)があるが、このレースも過去十数年、連対しているのは5歳馬までで、6歳では3着に入った馬が1頭いるだけだっだ。牝馬限定戦といっても、G1としての厳しさはあるわけで、盛りを過ぎた牝馬に出番はないらしい。牝馬の盛りは意外と短い。
(ヴィクトリアマイル)
1着 2着 3着
06年 Xd B c d
07年 - - -
過去2年はペース指数で10を超すようなハイペースに強い馬たち(一昨年のダンスインザムード、エアメサイア、昨年のコイウタ、アサヒライジングなど)が活躍してきたが、今年はそのレベルのペース指数を示してきた馬はいない。過去2年と比較して、今年のメンバーは幾分スローぺース気味になりそうなメンバー構成だ。とすると、今年は上がりの脚の戦いになるのではないか。
上がりの脚なら、ウオッカ、ベッラレイア、ローブデコルテ、ブルーメンブラット、ニシノマナムスメ、マイネカンナなどが上位だろう。
実績ならウオッカが断然だ。ダービーを勝った後、昨年の秋は低迷を感じさせる時期もあったが、今年3月のドバイデューティーフリーでは堂々の4着。復活の兆しを感じるレース内容だった。もともとマイルは5戦4勝、2着1回と得意な距離。ダービーも超スローペースだったからこそ、マイルの鋭い切れが生きたのかもしれないし、4着好走のドバイも1777メートル戦だったことから想像すると、本来はマイルに距離適性があるように思える。
京王杯スプリングCは、過去10年の内8年で連対する平均指数上位馬が強いようだ。今年はスズカフェニックス、スーパーホーネット、キングストレイル、アイルラヴァゲインが前走指数でも、平均指数でも上位の馬たちだ。
過去の連対馬をみると1400以上の距離で高い指数がある馬たちが中心になってきたが、どうしてもハイペースになりがちで、展開上は先行馬よりも上がりの脚のある馬に有利に働きそうだ。今年は、切れる脚のあるスズカフェニックスにスーパーホーネット、さらにキストゥヘヴン、ザレマなどが有力だろう。
(京王杯スプリングC)
1着 2着 3着
98年 AXa CZd B
99年 BXa - AZb
00年 - Xa D
01年 DZd D Xa
02年 - - A
03年 - A Yb
04年 d Xb 外
05年 b - Xa
06年 C c Xb BYa
07年 Zb - -
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