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2008年6月 3日 (火)

第374回ナビグラフで見る回顧9ダービー

Derby2008

 いつものことだけど、ダービーが終わると一区切りがついたような気持ちになって、なかなか次のレースに気が乗っていかない。きょうはまさに、そんな気分の日。そういいながら、週末になればまた、いつものように馬券に熱を上げている自分がいるのだろう。
 さてさて、過去10年、ダービーは前走指数の高い馬が9年で連対し、X馬も加えると10年すべての年で連対してきた。今年は混戦といわれ、多少人気も割れたが、結局1番人気に推されたディープスカイ(AXa)が大歓声を切り裂いて、圧倒的な上がりの脚で勝った。2着には先行した12番人気のスマイルジャックが残り、6番人気のブラックシェルが追い込んで3着を確保。3連単は20万1300円の高配当になった。
 ダービーをナビグラフで見ると、今年のディープスカイも、昨年のウオッカも、その前のメイショウサムソンも、(2001年以降)勝ち馬はすべて、前2走内に赤いラインより上にある馬たちで、指数上、相対的であれ、出走馬のなかで上位であることが条件になっている。世代を代表するダービー馬の、ダービー馬としての資質の確かさは、そういうところにも現れているのだろう。今年はディープスカイの他に、ブラックシェル、サクセスブロッケンが該当馬だったが、ダートを使ってきたサクセスブロッケンを除けば、指数上はディープスカイとブラックシェルだけが、過去の勝ち馬の条件を備えている馬だったといえる。
 さらに(-15/-5)のスローペース調整値を基準にすると、例年赤いラインより上にある馬で、さらにスローペースでないレースで上がり指数の良い馬たちが中心になっており、その点でも今年はディープスカイ以外に条件をクリアする馬はいなかった。
 当然ながら2、3着馬もその条件を備えた馬が多いが、1着馬の条件とは違って必須条件ではない。最低限、平均値のグレーラインより上にあれば良いようで、今年はスマイルジャックがそういう馬だったし、昨年は2着のアサクサキングス、04年のハーツクライ、03年ゼンノロブロイなども赤いラインを超えられないものの、平均ラインをクリアする馬たちだった。こうしてみると、ダービー1着馬と、2、3着馬の条件の違いこそが、ダービー馬と、ダービー馬になれなかったそれ以外の馬との、歴然とした違いなのだろう。
 あと3週もすると、新しい世代のダービーに向けた戦いが始まる。
 夏には夏の競馬の楽しさもある。

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