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2008年7月31日 (木)

第391回実績馬が活躍する小倉記念

 ハンデ戦になった2000年以降のデータを取った。小倉記念はハンデ戦といっても比較的ランク馬が強い傾向だ。なかでも平均指数の上位abc馬は、過去8年すべての年で連対しており、ABC馬とXY馬も7年で連対している。06年はランク馬の組み合わせで3連単100万超馬券もでている。

(小倉記念) 1着   2着    3着
00年   AZ    BXa     b
01年    Xa   -     A
02年   A     BXa     b
03年    Xa    Zb   A
04年   AXa   AZd   -
05年    Xa   A      Zc
06年   B      Yc   D
07年   -     C c   -

 今年の平均指数上位馬はグロリアスウィーク、ダイシングロウ、ドリームジャーニー、ニルヴァーナの4頭。他に前走指数の上位馬でウイントリガー、ワンモアチャッター。ミヤビランベリは過去の指数が高い。
 一般的にハンデ戦は、軽量馬の上がりの脚がポイントになることが多いが、小倉記念は意外というか、重ハンデ馬の活躍が目立つレースだ。昨年以外はすべての年で56.5キロ以上のハンデを背負った馬が連対しており、重ハンデの実績馬の活躍が多い。その分というか、軽い上がりの脚より、厳しいペースの対応力が求められる傾向にある。指数上位馬の活躍が目につくのは、そうした傾向と無縁ではないのだろう。
 過去のレースを見ても、基本的に極端なスローペースはないし、平均ペースで差し脚を伸ばせるかどうかが問われるレースだ。連対馬のペース指数はスローペースの基準値である(-5)以上が必要で、上がり指数は平均的なレベルにあればよい。
 平均ペースでの差し脚からはドリームジャーニー、グロリアスウィークが有力。また先行力のあるダイシングロウ、ダブルティンパニー、カネトシリベルテなどにもチャンスはあるはず。
 このメンバーのなかでは、どうしてもトップハンデ57キロを背負うドリームジャーニーに目がいくが、重賞戦線で戦ってきたからといっても、14着、10着という近走の成績には納得がいかない。近走は特に、後方一気の脚に頼りすぎに思えるし、その脚質が変わらないのであれば、このレースが合うとも思えない。
 1600万の条件戦を勝ったばかりで初重賞挑戦になるが、ダイシングロウも有力馬の一角を占める。近走は88、89の指数で1000万条件、1600万条件を連勝。先行力も、上がりの脚もしっかりしている。いま一番、成長の勢いに乗っている馬だ。
 グロリアスウィークは前走ダイシングロウに負けているが、1キロのハンデ差があってのこと。今回はグロリアスウィークとはハンデも逆転しており、55キロなら逆転があるかもしれない。

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2008年7月29日 (火)

第390回ナビグラフで見る回顧17函館記念

200807260401
Hakodatekinen2008

 先々週から「朝から3連単」が始まったが、勢い込みすぎてか、あるいは1着流しにこだわりすぎてというか、負けた。その反省もあって、先週はいつも通りのスタイルに戻して、1着流しに加え、2着流しも押さえることにした。そしたら途端に、軸に取った馬が勝つ、勝つ、勝つ。土曜日の朝1番のレース、新潟の1レースも4番人気のA馬ショウナンサミットを軸に1、2着流しで3連単を買ったら、直線あっさり抜け出して圧勝。連下は6頭取ったが、人気薄の10番人気フォージドスチールが2着に食い込み、3連単は30万2760円もついた。前週がこうだったら良かったのに、と思ったが、これがギャンブル、これが競馬なのだろう。
 それでも幸運の女神が戻ってきたようで、朝から嬉しかった。
 しかし、日曜日の重賞・函館記念は人気薄のブレーヴハートを軸に、穴狙いに走ったものの、後方のままいいところなく、そのままさっぱりの最下位。函館記念は毎年、ランク馬が苦戦し、トップハンデ馬も1番人気馬も信頼性が薄く、比較的荒れるレース、ここは思い切った馬券を組み立てても面白いのではないかと、勝手な絵を描いてしまった結果のブレーヴハート中心の予想だったが、基本を忘れた予想にいい結果はついてこない。
 ブレーヴハートの敗因はさておき、芝のハンデ戦については、これまでもこのコラムで書いてきたが、緑の斜線で示したエリアにある馬が上位に顔を出すことが多く、ナビグラフ上は素直に2着になったフィールドベアーから馬券を組み立てるべきだった。
 基本を大切に。毎週、毎週、反省の夏。

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2008年7月24日 (木)

第389回難解函館記念

 ハンデ戦の函館記念は毎年ランク馬が苦戦している。またトップハンデ馬も過去10年で1勝しているだけで、他の年はすべて3着以下。不振が目につく。また1番人気馬も10年で2勝2着1回と、人気馬も信頼性が薄い。
 函館記念は毎年、傾向がつかみにくい難解なハンデ戦だ。

(函館記念) 1着    2着    3着
98年      d   -     -
99年    A       d   B
00年    -     -     -
01年      b   -     A
02年    -     -     A
03年    B b   -     DZ
04年    B d    Zd   A
05年    -     -     B
06年    C c     b   -
07年    -     -     BXd

 今年はブレーヴハート、ピサノパテック、フィールドベアー、コーナーストーンが前走指数の上位馬。他に、過去の指数の高いエリモハリアー、コンラッド、マンハッタンスカイ、マヤノライジンなどが指数上の注目馬だ。ただ、3着までのランク馬を見ると、ほとんどが前走指数の高いABCD馬たちで、案外ハンデに恵まれた前走指数上位馬に期待した方がいいのだろうか。
 今年のトップハンデはこのレースを3年連続で勝っているエリモハリアーの57.5キロ。次いでフィールドベアー、タスカータソルテの57キロへと続く。同一重賞4連覇がかかるエリモハリアーだが、不利なトップハンデを背負うことに加え、調整過程に少し狂いもあって、順調さにも疑問符が付きそう。積極的に買いたいとは思わない。
 過去のレースでは上がりの脚の鋭い馬たちが上位に食い込んでおり、スタミナが問われるハイペースで、加えて上がり勝負が函館記念の特徴だろう。上がり指数の高さは、ブレーヴハート、コンラッド、センカク、フィールドベアー、タスカータソルテ、エリモハリアーの順だが、ハイペースでの上がりの脚はブレーヴハート、コンラッドに見どころがあり、展開に恵まれれば、後方一気の脚が決まるのではないか。
 今年は極端にハンデが軽量の馬の出走はなく、ハンデは57.5キロから54キロまでに収まってハンデ上は意外に差がない。ペースが落ち着くようなら、マンハッタンスカイなど先行馬の前残りがあるかもしれない。

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2008年7月22日 (火)

第388回ナビグラフで見る回顧16アイビスサマーダッシュ

200807190208
Ibissummerdash2008

 これまでも1日すべてのレースを買い続けていたから、どうってことなくこなせると思っていたが、朝から全レース3連単はかなり疲れた。限られた資金で最終レースまで戦おうとすると、1レース当たりの資金は少ない。ここは手を絞ることにして、軸馬の1着流しだけを買い続けた。が、選んだ軸馬は2着のオンパレード。土曜の函館8レース、180万馬券も軸馬に取ったタニノロッキーが2着で取り損ない、他のレースも1着に来たと思ったら相手がなかったり、当たったレースは配当が安かったり--と、不運の連続。日曜日も意地になって、1着流しだけを買い続けて結局、惨敗。本来、自分の馬券は、手を広げて高配当を逃さない、というのがスタンスのはずなのに、そのスタンスをすっかり踏み外していた。今週は自分の原点に戻ろう。

 新潟のの重賞・アイビスサマーダッシュは8枠18番の牝馬カノヤザクラが勝った。新潟の直線1000メートル戦は相変わらず外枠有利だ。ナビグラフを見ると、カノヤザクラは上がり指数の良い馬のグループのなかにあり、3着の3歳馬アポロドルチェも同様に上がりの良いグループにある。私はステキシンスケクンを軸にとって失敗したが、今思うと、ナビグラフ上でも少し中途半端な馬だったのかもしれない。上がりの脚を重視、外枠有利と合わせて考えると、カノヤザクラから入るべきだったのだろう。カノヤザクラも、アポロドルチェも、牝馬54キロ、3歳馬53キロと別定重量で恵まれた馬たちだったとはいえ、芝の短距離戦では軽量ゆえの瞬発力がモノをいうことが多い。今後も負担重量が軽くなるという点で、「牝馬、3歳馬、減量騎手、ハンデ戦」は波乱の立役者になりやすいので注意したい。

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2008年7月17日 (木)

第387回夏競馬はここから

 今週から、新潟と小倉が始まり、函館では薄暮競馬もスタートする。そして個人的にも待ちに待った3連単が第1レースから買えるようになる。うれしくて仕方がない。簡単ではないと思うが、運も味方に100万馬券の1つも取れたらと、願っている。
 新潟といえば、直線の1000メートル・アイビスサマーダッシュが今週の重賞。
 昨年はダートしか走ったことがない初芝のサンアディユが勝ったが、これは例外的。過去7年、前走指数の上位AB馬が毎年連対しているレースで、3着内に来たランク外の馬はすべて軽量の3歳馬だけだ。
 過去の傾向に基づいて馬券を組み立てるなら、シンプルに前走指数の高いAB馬を軸に、指数上位馬と3歳馬に流せばいいことになる。

(アイビスサマーダッシュ)
       1着    2着    3着
01年    AYa   BXa    Yc
02年     Yb   AXa   C
03年    B d   A b   -3歳
04年     Xa   A     DYb
05年    -3歳   A      Z
06年    B     -3歳   A
07年    ダ     B c   -3歳

 今年のAB馬、前走指数上位はステキシンスケクン、シンボリグラン、タマモホットプレイの3頭。他にアルーリングボイス、エムオーウイナー、ナカヤマパラダイス、シンボリウエストが指数上位のランク馬たちで、さらに3歳馬アポロドルチェ、エイムアットビップ、マルブツイースターを加えて、中心はこの10頭ということになりそう。
 先行、上がりの脚質は問われないが、どちらかというと先行馬有利。とするとシンボリグラン、タマモホットプレイに白羽の矢が立ちそうだが、これまで57キロを背負って連対した馬は過去1度もなく、個人的にも57キロの負担重量は嫌いたい。ならば残された指数上位馬ステキシンスケクンの出番。距離は微妙で判断に迷うが、負担重量が56キロなら素直に馬券の中心に据えても良いのではないか。
 ただ、先行馬が苦しいとすると、上がりの脚のある有力馬・アポロドルチェ、アルーリングボイス、シンボリウエスト、ナカヤマパラダイス、マルブツイースターなどの台頭もありそう。上がりの脚を重視するなら、ここは前走福島の1200戦・バーデンバーデンカップを勝った3歳馬アポロドルチェが面白い。3歳馬で53キロの負担重量も楽だし、1200は2戦2勝と短距離適性は高い。1000は初距離だが、十分に適性がありそうな気もする。
 また過去7年の内6年で牝馬が連対しているのも特徴。先にあげた有力馬10頭のなかで牝馬はアルーリングボイスとエイムアットビップの2頭。ここからはいる手もあるかもしれない。

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2008年7月15日 (火)

第386回ナビグラフで見る回顧15プロキオンS

プロキオンSのグラフ

 例年、指数の上位馬が強いプロキオンS。今年も終わってみれば、B-AYb-Xaの組み合わせで、3連単は3万1470円の配当だった。勝ったのは3番手から直線脚をのばした7番人気のヴァンクルタテヤマ。人気を背負ったワイルドワンダーは後方に位置したまま動けず、直線追い込んだものの2着まで。サンライズバッカスは更に後ろから最速の上がりの脚を使ったが3着だった。
 逃げたバンブーエールのペースになって、前が比較的楽なペースになったただけに、個人的には、ワイルドワンダーもサンライズバッカスも、「あの位置からでは3着もない」と、早々にあきらめが漂うようなレースだった。正直、良く2、3着まで追い込んだと、改めて2頭の能力の高さを認識した次第。
 しかし、ナビグラフを見ると、ワイルドワンダーもサンライズバッカスも、過去にはかなり厳しいペースにも対応しており、このレースも無理してでも先行馬群に取り付いていたら、結果はどうだっただろう。
 さてさて、今週から、1レースから3連単が買えるようになる。重賞のように、能力の接近した難しいレースもないわけではないが、未勝利や500万条件では、1、2頭、能力の抜けた馬がいるレースが1日に何レースかはある。当然というか、軸馬が堅いと馬連ではトリガミを覚悟しなければならなかったが、3連単ならもう少し配当もつくだろう。朝から楽しみが増えた。

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2008年7月10日 (木)

第385回堅い重賞

 今週は阪神と福島が早くも最終週。阪神の重賞はプロキオンSだが、これまで4月から6月、さらに一昨年から7月へと、開催時期が変わったものの、距離などの条件は変わっていないので、参考までに過去10年分のデータを取った。
 ダートの短距離戦だけに指数の上位馬が圧倒的に強く、前走指数と平均指数の上位馬が10年連続で連対している。また、1番人気馬も10年で7勝2着2回と強く、配当も堅い印象があるが、3着は人気薄の好走もあり、3連単や3連複は意外と好配当も多い。

(プロキオンS)
       1着    2着    3着
98年    D d   BXa   -
99年    C      Zb   -
00年    BXd   AY      d
01年    BXa   A     -
02年    A b   -     D
03年    CXa   -     -
04年    AYa   BZb   -
05年    AYb    Yb   B
06年(京都)-     AZb   -
07年    A c   CXa    Zb

 今年の前走指数上位はワイルドワンダー、ヴァンクルタテヤマ、ラインドライブ、ゼンノパルテノンなど。平均指数ではサンライズバッカス、スリーアベニュー、他にリミットレスビッドも指数上位馬だ。
 過去の上位馬の傾向を見ると、上がり指数より、ペース指数で+15以上のレベルにある馬が連軸向きのようで、昨年に続き今年もワイルドワンダーが中心になりそう。ダート1400は(5010)と距離適性が高い。次いで(5103)のゼンノパルテノンも距離適性が高く、逆転があるかもしれない。

 福島の重賞はハンデ戦の七夕賞。
 ハンデ戦というと指数上位馬が苦戦することも多いものだが、七夕賞は指数上位馬が活躍することが多いレースだ。過去10年間でランク外の馬が3着までに入ったのは6頭だけ。前走指数上位はもちろん、過去に高い指数のあるXYZ馬や平均指数の上位abcd馬など、全体として指数上位馬が上位を占める傾向にある。

(七夕賞)  1着    2着    3着
98年    CXa   -       c
99年     Z    AXa   -
00年    D     -     AYc
01年    BYb   B     B
02年    DYa    Xb   -
03年    BYa    Xa   -
04年     Xd   -     C
05年    AXa     d   B
06年    D b   A d   BZa
07年     Za    Xa   D

 今年の指数上位は、トウショウヴォイス、マイネルキッツ、グラスボンバー、アクティブアクト、カネトシツヨシオー、ミヤビランベリなど。
 前走指数はエプソムカップ組が高く、レース内容もレベルも高かった。このレースを使った馬が5頭出走してきたが、上位の3頭、グラスボンバー、トウショウヴォイス、マイネルキッツの指数は94、93で全く差がない。ハンデは57、53、54キロとそれぞれ微妙に差がつけられたが、指数に差がないのなら、ハンデは53キロのトウショウヴォイスが恵まれたといえそう。トウショウヴォイスは上がりの脚にかける馬だけに、このハンデはまさに恵量だが、小回りの福島でその脚が使えるかどうか。
 安定したレース内容と指数の高さならグラスボンバーが一歩リードしているように見えるが、小回りの福島コースは先行馬が有利のはず。追い込み一辺倒のグラスボンバー、トウショウヴォイスより多少先行力のあるマイネルキッツに展開は向くのではないか。
 3者それぞれに強みも持ち味もあり、ここはまだ甲乙つけがたい。

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2008年7月 8日 (火)

第384回ナビグラフで見る回顧14函館スプリントS

Hakodatess2008

 夏競馬のはじまりとともに、どうしたことか、3連単の低配当が目につく。特に先週、阪神の日曜日は悲しかった。9レース1530円、10レース2万6880円、11レース7470円、12レース2750円。これらがすべて3連単の配当。やった、と思っても、「3連単1530円」なんて、どう喜べばいいのだろう。取っても取っても、マイナスを増やすだけの状況に、いささか疲れた。
 それに比べれば、キンシャサノキセキが勝った函館スプリントSの3連単1万2910円は「ダントツの人気馬が勝っても、そんなにつくんだ」という好配当だった。
 私はキンシャサノキセキの1着流し馬券しか買ってなかったので、ゴール前、トウショウカレッジが追い込んできたところでは少しあわてたが、あそこで抜かせないのが岩田騎手の腕なのだろう。
 函館スプリントSのナビグラフを見ても、赤いラインを大きく超す6キンシャサノキセキの前走指数が抜けているのがわかる。グラフの右上にあるということは、たとえば1200のハイペースにも対応でき、上がりの脚もしっかりしていることを表している。上がりの脚だけなら1トウショウカレッジ、16タマモホットプレイ、13ミリオンウェーブ、8キングストレイル、11プレミアムボックスなども高いが、それらはスローペースてのものでしかない。メンバーの平均ペース指数をクリアする馬たちの上がりの脚を比較すれば、6キンシャサノキセキが断然なのがわかる。
 もともと、このレースは、スローペースのない短距離戦で、前走指数の高いABC馬が過去10年、毎年連対しているレース。GⅠ2着の実績があり、指数も100の高レベルA馬キンシャサノキセキが有力なのは当然だった。

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2008年7月 3日 (木)

第383回夏のスプリント戦

 函館スプリントSは芝の1200戦。同じ距離のG1高松宮記念以降、芝1200の重賞は6月中旬のCBC賞だけで、春シーズンにスプリンターの出番はなかった。夏場は9月のスプリンターズSを目指して「サマースプリントシリーズ」が組まれており、函館スプリントSがスプリンターにとっての緒戦の重賞といえる。

(函館スプリントS)
       1着    2着    3着
98年    AXa   CYc   C
99年     Yc   A d   -
00年    -     CZc   -
01年    B     BZ    A c
02年    B d   D d     d
03年     Xc   B b   -
04年    A b   -      X
05年    A     BZb   -
06年    -     A     DZ
07年    A b   -     B c

 スローペースのない短距離戦だけに、例年、指数上位馬の活躍が目立ち、前走指数の高いABC馬が過去10年、毎年連対している。今年はここから始動する高松宮記念2着馬キンシャサノキセキが堂々のA馬。次いでプレミアムボックス、コパノフウジン、シンボリグランなどの前走指数が高い。過去の指数ではキングストレイル、トウショウカレッジ、マイネルスケルツィなどが上位で、有力馬の一角を占める。
 今年はキンシャサノキセキの指数が少し抜けた存在に見える。前走、高松宮記念では直線半ばで一旦先頭の場面もあったが、ファイングレインに交わされてのクビ差の2着。指数はファイングレインと並ぶ100の高レベルだった。平均ペースとはいえ、先行馬のなかでは、最もよく頑張っていた。それまでは1400や1600での活躍が目立つが、先行力がある馬で1200のほうがより適性が高いのではないか。今回は再び岩田騎手が騎乗、また負担重量が56キロに減量されるのも好材料だ。
 他では1200得意なトウショウカレッジ、タニノマティーニ、コパノフウジン、スピニングノアールなどが有力だが、例年、牝馬が強い傾向にあり、目下牝馬が5連勝中。ウエスタンビーナス、ルルパンブルーにも要注意。

 一昨年から、ラジオNIKKEI賞は別定戦からハンデ戦に条件が変わった。3歳限定のハンデ戦だけに、軽ハンデ馬が好走する傾向にあって、指数上の傾向はつかみにくい。それでも過去の上位馬を見ると、上がり指数の高い馬が中心になっている。06年の3着馬ステラマドレードを除くと、近走に上がり指数で+14以上を記録したことのある馬たちが上位を占めているのが、過去2年の傾向と特徴だ。今年はダイバーシティ、アロマキャンドル、スマートギア、スイートカルタゴ、モンテクリスエス、ハンターキリシマなどの末脚が鋭い。本来ならノットアローンやサブジェクト、タケショウオージなどの能力のほうが高いはずだが、その分ハンデは課せられている。ハンデ戦になった過去2年、トップハンデ馬は不振続きで、波乱の要因になっている。

(ラジオNIKKEI賞)
       1着    2着    3着
06年    -     -     -
07年    -      Z     Z

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2008年7月 1日 (火)

第382回ナビグラフで見る回顧13宝塚記念

Takaraduka2008
Takaraduka2007

 過去の宝塚記念は、前走もしくは2走前の指数が、ナビグラフ上の赤いラインより上にある馬が中心になってきた。今年はメイショウサムソン、アサクサキングス、アドマイヤフジの前走指数がそのラインをクリアする有力馬だった。なかでもメイショウサムソンの実績が最上位で、最有力馬だと思ったが、マイペースで逃げたエイシンデピュティをとらえきれずに2着に終わった。
 ナビグラフの赤いラインは出走馬の前走指数平均値より5厳しく取ったラインで、そのラインより上にあれば、宝塚記念に限らず、有力馬にピックアップできる。赤のラインを超す馬は、グラフの下に掲載した簡易出馬表でも赤い文字で示されているが、3、4走連続して赤い文字で示された馬は、今回の出走馬の相対的な関係で、つねに上位にあることを示しており、距離の適性や、芝ダートの違いをクリアできれば、連軸の有力馬として信頼度が高い。ただ、クラスが上がれば上がるほど、特にG1などのレベルの高いレースでは、出走馬全体の指数も高いわけで、能力差もなく、平均値より5高い指数を出すのは容易ではないのだろう。
 今年の宝塚記念のナビグラフを見てもわかるとおり、昨年のグラフと比べても、中心にぎゅっと固まっており、分散の度合いが小さく、赤いラインを超す馬も数頭だった。ということは、指数上はそれほど差がなかったということ。私はメイショウサムソンの1着流しの3連単しか買ってなかったが、馬券の組み立てとしてはもう少し波乱を意識したものであっても良かったのかもしれない。
 また、今年の宝塚記念のスローペースラインは中心から5程度左に寄っており、スローペースはないメンバー構成だったが、雨の影響もあってか、比較的前半のスタミナが問われるレースになったようだ。上がりの脚に懸けたエアシェイディ、アサカディフィートなどにとっては苦しい展開になったし、メイショウサムソンももう少し前でレースができれば、違う結果もあったのではないかと思ってしまう。
 いよいよ7月19日から、1レースから最終まで、すべてのレースで3連単の馬券が買えるようになる。いまは単勝と馬連を中心に、朝いちから、ほぼ全レース馬券を買っているが、馬連は的中してもトリガミになることもあり、正直、資金はなかなか増えない。3連単の馬券が1レースから買えるなら、思い切った狙いもできそうで、今から楽しみにしている。

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