第383回夏のスプリント戦
函館スプリントSは芝の1200戦。同じ距離のG1高松宮記念以降、芝1200の重賞は6月中旬のCBC賞だけで、春シーズンにスプリンターの出番はなかった。夏場は9月のスプリンターズSを目指して「サマースプリントシリーズ」が組まれており、函館スプリントSがスプリンターにとっての緒戦の重賞といえる。
(函館スプリントS)
1着 2着 3着
98年 AXa CYc C
99年 Yc A d -
00年 - CZc -
01年 B BZ A c
02年 B d D d d
03年 Xc B b -
04年 A b - X
05年 A BZb -
06年 - A DZ
07年 A b - B c
スローペースのない短距離戦だけに、例年、指数上位馬の活躍が目立ち、前走指数の高いABC馬が過去10年、毎年連対している。今年はここから始動する高松宮記念2着馬キンシャサノキセキが堂々のA馬。次いでプレミアムボックス、コパノフウジン、シンボリグランなどの前走指数が高い。過去の指数ではキングストレイル、トウショウカレッジ、マイネルスケルツィなどが上位で、有力馬の一角を占める。
今年はキンシャサノキセキの指数が少し抜けた存在に見える。前走、高松宮記念では直線半ばで一旦先頭の場面もあったが、ファイングレインに交わされてのクビ差の2着。指数はファイングレインと並ぶ100の高レベルだった。平均ペースとはいえ、先行馬のなかでは、最もよく頑張っていた。それまでは1400や1600での活躍が目立つが、先行力がある馬で1200のほうがより適性が高いのではないか。今回は再び岩田騎手が騎乗、また負担重量が56キロに減量されるのも好材料だ。
他では1200得意なトウショウカレッジ、タニノマティーニ、コパノフウジン、スピニングノアールなどが有力だが、例年、牝馬が強い傾向にあり、目下牝馬が5連勝中。ウエスタンビーナス、ルルパンブルーにも要注意。
一昨年から、ラジオNIKKEI賞は別定戦からハンデ戦に条件が変わった。3歳限定のハンデ戦だけに、軽ハンデ馬が好走する傾向にあって、指数上の傾向はつかみにくい。それでも過去の上位馬を見ると、上がり指数の高い馬が中心になっている。06年の3着馬ステラマドレードを除くと、近走に上がり指数で+14以上を記録したことのある馬たちが上位を占めているのが、過去2年の傾向と特徴だ。今年はダイバーシティ、アロマキャンドル、スマートギア、スイートカルタゴ、モンテクリスエス、ハンターキリシマなどの末脚が鋭い。本来ならノットアローンやサブジェクト、タケショウオージなどの能力のほうが高いはずだが、その分ハンデは課せられている。ハンデ戦になった過去2年、トップハンデ馬は不振続きで、波乱の要因になっている。
(ラジオNIKKEI賞)
1着 2着 3着
06年 - - -
07年 - Z Z
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